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中高一貫教育の「東京女子学院中学校・高等学校」を取材!多彩な学習支援で未来の可能性を広げる

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子どもを私立と公立のどちらに進学させようか悩んでいる保護者のなかには、どのような違いがあるか分からず、疑問を持っている方も多いはず。

そこで今回は、将来の可能性を広げる学習支援に取り組む「東京女子学院中学校・高等学校」校長の野口 潔人先生に、学習支援プログラムの内容などについてお話を伺いました。

学校パンフレットだけでは伝わらない学校の魅力を、ぜひ学校説明会やオープンスクールで感じてほしいという野口先生の熱い想いが印象的だった今回の取材。

東京都練馬区近隣で学校を探している方、中高一貫教育の女子校で本物の品性を育んでほしいとお考えの保護者の方は、同校のイベントなどに参加してみてはいかがでしょうか。

87年の歴史と伝統!中高一貫教育をおこなう女子校

女子生徒が図書館で笑顔で並んでいる画像

ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「東京女子学院中学校・高等学校」がどのような学校なのか、概要や特色を教えてください。

野口 潔人先生(以下、野口):1936年に創立した「東京女子学院中学校・高等学校」は、87年の歴史と伝統を持つ学校
です。

近年、女子校も共学に移行する傾向がありますが、本校は中高一貫の女子校自体が特色だと考えています。

ゆとりある6か年の教育課程を通じて、自分と向き合い、自分の将来を見据えた学習を土台となる部分から着実に積み重ねていくことで、希望の進路実現を図っています。

また、多様化する時代のなかで、グローバル教育を掲げ、国際社会の一員として貢献できる人材の育成に努めていることも特徴です。

本校が校舎を構える練馬区は、23区で2番目に人口が多い大都市です。西武新宿線「武蔵関駅」より徒歩3分で、近隣は車の交通量も少なく安全なため、安心して毎日通学していただけますよ。

生徒のさまざまな思いや希望を取り入れた学習支援

女子生徒が勉強をしている画像

ー東京女子学院中学校・高等学校でおこなっている「学習支援プログラム」について具体的に教えてください。

野口:学習支援プログラムは、授業外でおこなわれている取り組みで、100名前後の中高生の生徒が活用しています。

一番大切なのは授業ですが、その授業につまづいたり、勉強をもっと頑張りたい(勉強をもっと深く学びたい)など、生徒のさまざまな思いに応えた形の学習支援になっています。

まず1つ目は、「アチーブメントプログラム(基礎学力)」です。このプログラムでは、日替わりで5教科の基礎内容補充を朝30分おこなっており、図書室にて多くの中学生や高校1年生の生徒が参加しています。

2つ目は、「プログレッシブプログラム(応用力)」。放課後60分間を利用し、授業では教えきれない発展的な内容や大学受験対策をおこなうプログラムです。主要5教科をおこなっており、高校2、3年生の意欲に溢れた生徒たちが参加していますね。

3つ目の「チュータリングプログラム」は、週2回、放課後16時~18時に、早稲田や慶應、一橋などといった難関大学に通う女子大学生が図書室でさまざまな質問に答えてくれるプログラムです。中学生から高校生まで参加できます。

学力向上はもちろん、大学の先輩方が寄り添って悩みや疑問に答えてくれるので、教員と生徒との関係とはまた異なる、先輩と後輩のような斜めの関係ができていると感じます。

斜めの関係だからこそ身につく学力もあり、勉強しているところを見守ってほしいという生徒も利用していますよ。

教育現場のなかで実際に子どもたちの悩みや学習状況を聞ける環境は、大学生たちにとってもインターンシップのような、よい取り組みだと思っています。

そのほか、春4日、夏8日、冬4日と、年間16日間「長期休業中講習」を主要5教科で実施しています。

こういった講習や補習ができるのは、私立の学校ならではの魅力ではないでしょうか。

私自身、本校に赴任する前は、36年間公立の中学校にいました。その経験から、公立と私立のさまざまな違いを痛切に感じていて、私立の学校の手厚さ、本校の教員の面倒見のよさによって、しっかりしたサポートができていると思っています。

これらはすべて無料で提供していますが、有料プログラムの、大学生が個別に指導してくれる「メンタープログラム」も生徒に人気です。

充実したプログラムが無料なのは嬉しいですね。大学生と関わるチュータリングプログラムは、成長のきっかけになると感じました!

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オープンスクールなどでリアルな学校の魅力を感じて

野口先生が笑顔で座っている画像

ーオープンスクールやイベント、学校説明会などについてご紹介ください。

野口:
3月25日土曜日の9時半からミニ学校説明会を実施いたします。

今年度おこなった中学や高校受験の入試の様子や、合格者数、1年間の募集活動の報告、教育概要、スクールツアーなどの内容でおこないますので、ぜひホームページよりご予約ください。

昨年度イベントに参加してくださった中学生や小学生にもこういったご報告のメールを送り、ホームページなどでも情報提供をしています。

5月からは、令和6年度の募集として中学校の授業体験説明会を5月27日、6月11日、7月9日におこない、オープンスクール(下記高校と同日)も実施します。

高校の説明会は、6月25日と8月5日におこなう予定です。オープンスクールは、7月29日と8月26日・27日にあり、特別な授業に加え、部活動などの紹介や体験を実施します。

また、本校では、2学期から毎週月曜9時30分からおこなう月曜説明会や午後6時よりおこなうイブニング説明会もおこないますので、ホームページでご確認ください

月曜説明会では、子どもたちのリアルな授業の様子を見ることができるので人気です。

学校説明会やオープンスクールでは、学校説明に加えて、校内見学、個別相談をおこなっています。毎回内容の異なる、生徒の活動を実際に紹介するプログラムを用意しているので、回数を重ねて参加することで本校をより深くご理解いただけますよ。

ー最後に、読者の方へ一言メッセージをお願いします。

野口:
本校は、一生懸命勉強したい子がたくさん集まっており、学習に集中できる環境が整っています。

私も長い教員人生のなかで、今までたくさんの教員と出会ってきましたが、本校の面倒見のよさは強みだと自負しております。

家の近くの学校に行きたくないというケースがよくありますが、それはその学校に通う生徒たちの実態を目の当たりにしているから。しかし本校は、近隣の学校に通っていた子どもたちにたくさんお越しいただいています。

本校に通いたいと思ってもらえるのは非常に嬉しいことであり、今後もあらゆるところで、子どもたちや保護者の方に本校の魅力をアピールできたらと思っています。

また、本校で今テーマとして掲げていることは、“学校を変えていく”こと。教員が変えていくのではなく、生徒たちが一緒になってよりよい学校に変えていってほしいと考えています。

本校には、健気に一生懸命学び、次のステージに希望をもって羽ばたいていける活気に満ちた生徒がたくさんいますので、本校に興味のある方は、ぜひ学校説明会やオープンスクールにいらしてください。

資料請求で学校パンフレットを見て受験を検討する方が多いかと思いますが、パンフレットの中身だけではわからない学校のよさが必ずあります。

もちろん、誠心誠意を尽くしてよりリアルなパンフレットをつくってはいますが、来てみないとわからないことはあると思うんですよ。

だからこそ、学校説明会やオープンスクール、さまざまなイベントで普段の校内の様子をみてほしいですね。そして、東京女子学院中学校・高等学校を、ぜひ体感してください。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!


■取材協力:東京女子学院中学校・高等学校

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

Ameba塾探し 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、「Ameba塾探し」で保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。