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「クエスト総合研究所」を取材!こころを元気にする“アートセラピー”とは?

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日常生活を送るなかで、今日はなんだかモヤモヤする。気分が晴れない。ストレスを感じるという日もあるでしょう。

そんなとき、どのようにリフレッシュしていますか?特にリフレッシュ方法がなくて、ストレスをため込んでいる方もいらっしゃるかもしれません…。

今回は、アートセラピーを用いたワークショップをおこなう「クエスト総合研究所」の桐 智子さんにお話を伺いました。

アートやセラピーに興味があるという方や、子どものころは創作が好きだったという方は、ぜひご一読ください!

日常生活にアートを取り入れてリフレッシュ!

クエスト総合研究所

―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「クエスト総合研究所」の概要を教えてください。

桐 智子さん(以下、桐):クエスト総合研究所は、「アートによるこころのケアを通して健康な社会をつくり出す」をビジョンに活動する団体です。

おもな活動はアートワークセラピストの養成やアートセラピーを用いたワークショップの開催。

具体的には日常や仕事に取り入れていただけるような、自分を知るための講座や、高齢者の施設などに出向いておこなう「高齢者向けのアートセラピー」ですね。

また、卒業生たちが立ち上げたNPO法人「子ども未来研究所」では、子どもや親子向けのアートセラピー教室を開催していて、現在では全国20教室ほどあるんですよ。

このように子どもたちも自由に表現ができる場から、大人がお茶を飲みながら気軽にアートでリフレッシュできる「アートワークカフェ」まで、幅広い方を対象に活動をおこなっています。

―「アートワークカフェ」について詳しく教えてください。

桐:アートワークカフェは、「あなたが元気になると地球が元気になる」というコンセプトでおこなっているワークショップです。

たとえばストレスが溜まっていると感じたとき、みなさんはどのようにストレスを発散しますか?

運動をするという方、カラオケに行くという方もいらっしゃるでしょう。私たちは、もうひとつの手段として「アート」を提案しています。

クリニックへ行くほどではないけれど、ちょっと気分が晴れないとき、特に日本では気軽に相談できる場所が少ないと思うんです。

そんなときに、カフェで一杯のお茶を飲んでほっと一息をつくような、そんな感覚でアートを日常に取り入れてもらえたらという想いから、アートワークカフェは始まりました

基本的には大人の方向けで、10代から70代ぐらいまで、幅広い方々にご参加いただいていますよ。

リフレッシュのためのアート、自分のなかの宝探しをするようなアート、決断力をアップするようなアートなど、基本のメニューを16種類ご用意。

その日の気分などで、好きなメニューを選び、まずは1時間半アートを楽しんでいただきます。そして、最後にセラピストと話をしてご帰宅いただくのが、ワークショップの流れです。

もちろん、アートセラピーに興味はあるけれど、絵を描いたり、何かをつくったりするのが苦手という方もいらっしゃるかと思います。

私たちがみなさんに最初にお伝えしているのは、「上手、下手は関係ない」ということ。それに絵を描くだけがアートではありません。

雑誌から好きなものを自由に切りとって貼っていたら、どんどんイメージが広がって楽しくなってきたでもいいんです。

ふわふわした素材や、何かカラフルなものを手に取って、少し並べてみたら、キャラクターに見えて、ストーリーまで沸いてくるという方もいらっしゃいますよ。

みなさん、子どもの頃は好きなものを集めたり、興味があるものを触ってみたり。自由に楽しく創作していたかと思います。

それがだんだんと“評価”されるようになり、上手に描かなくてはいけないと感じるようになってしまったのではないでしょうか。

私たちは、みなさんが子どもの頃と同じように、遊び感覚でアートを楽しんでいただけるようプログラムをご用意しています。

自宅で楽しみたい方には“オンラインコース”も

クエスト総合研究所

―今後開催予定のイベントがありましたら、教えてください。

桐:東京白金台にあるクエストのスタジオで、2、3ヶ月に1回、イベントを開催
しています。

次回は12月3日にボードに自由に色を塗ったり、いろいろな素材を貼りつけたりしながら「マンダラアートボード」をつくります。

このイベントでも、ただ作品をつくるだけではなく、最後にセラピストと話をしてもらうんですよ。

セラピストと話し、作品を客観的見ることで、それまで気づかなかった自分自身がもつ力に気づくこともあるでしょう。

また、今まで知らなかった自分の一面に気づくことで、自己肯定感に繋がることもあるかと思います。

2023年1月からは、通常の16種類のアートワークカフェがスタートします。

また、遠方の方や、ご自宅で楽しみたいという方向けにオンラインでのイベントも開催しているんですよ。お仕事をされている方が参加しやすいように、毎回日曜日の昼間と平日の夜に開催しています。

こちらは3回1セットのワークショップで、お申し込み後、レッスン開始までにアートワークのキットをお届けします。

実際にはこんなにいっぱい使いませんが、羊毛、ビーズ、シールなど開けた瞬間にワクワクしていただける素材ばかりです。

3回分のティーバッグも同封しているので、お好きなものを飲みながらアートを楽しんでいただくという形です。

オンラインも複数人のグループでおこなうので、作品を見せ合うことで、自分では思いつかなかった素材の使い方を知ることも、いろいろな刺激を受けることもあるでしょう。

そんなふうにだんだんと視野も広がるので、自分を自由に楽しませることができる場になっているかと思います。

40分ほどの無料トライアルもご用意しており、アートワークカフェとアートセラピーを簡単にスライドでお伝えし、小さい正方形のアートを一緒につくります。

これだけでも、リフレッシュになったと感じていただけるようです。

子どもも大人も夢中になってアートを楽しみ、リフレッシュできるのはいいですね!

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入塾を検討している方は、
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アートセラピーを体験し、新たな自分を知る

クエスト総合研究所

―最後に、読者の方へひと言メッセージをお願いします。

桐:
私たちのワークショップには子育て世代の方も、子育てがひと段落して自分の時間ができたという方もいらっしゃいます。

子育て中でなかなかご自身の時間が取れないという方にも、ぜひリフレッシュの時間をもっていただけたらと思います。
 
リフレッシュの方法はいろいろあると思いますが、ぜひ自分で自分を元気づけられるアートセラピーを取り入れていただけたら嬉しいです。

アートセラピーが、一般的な物づくりと違うのは、自分の中にこんな力があるんだとか、こんな可能性があるんだ、というところに気づける点でしょう。

お子さんの可能性を育てるように、アートセラピーでご自身の新たな一面を発見し、育てていただけたらと思います。

ー貴重なお話をありがとうございました!

■取材協力:クエスト総合研究所

島田 佳代子
この記事を執筆した執筆者
島田 佳代子

Ameba塾探し 執筆者

幼少期よりピアノ、水泳、硬筆、英会話などを習う。中学受験をして英語教育に力を入れる中高一貫の女子校へ進学。その後、都内の短大を経てイギリスへ留学。マンチェスター市内のカレッジで観光・旅行学を学びながら、執筆活動を開始し、スポーツ、旅行、ビジネス、教育など幅広い分野で執筆経験がある。2021年9月から「自然豊かな地方の田舎生まれ。小学校では3~5年生までスイミングクラブ、4~6年生までサッカーと習い事を通じてスポーツに熱中する日々を送る。工業高校に進学するも起業や事業経営で成功したいと考えるようになり、高校3年生で個人事業主として開業。紆余曲折ありながら、ライティングを学びブログ運営やWebライターとして活動を続けている。2022年7月より「Ameba塾探し」で編集兼執筆を担当。進路に不安を抱える学生や保護者に役立つ情報をお届けする記事作りを目指しています。」にてライターとして従事し、保護者やお子さまに興味をもっていただける記事づくりを目指しています。