「山形県緑の少年団連盟」を取材!ふるさとや人を愛する心豊かな人間に

「山形県緑の少年団連盟」を取材!ふるさとや人を愛する心豊かな人間にの画像

子どもたちに、自然や人を大切にする大人に育ってほしいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

「山形県緑の少年団連盟」では、自然と人と社会を愛する心豊かな人間に育っていくための活動をしています。

子どもたちが、森林での学習活動や社会奉仕活動、キャンプなどのレクリエーション活動を通じて、どのように成長しているのか。

今回は、「山形県緑の少年団連盟」事務局を担当している公益財団法人「やまがた森林と緑の推進機構」の小林 美保さんにお話を伺いました。

活動内容や参加者の声などについてお話しいただきましたので、
ぜひご一読ください。

  1. 活動を通して初めて知ることや気づくこと
  2. 「緑の少年団活動発表大会」を予定
  3. 緑と親しみ、緑を愛し、緑を育てる活動

活動を通して初めて知ることや気づくこと

やまがた森林と緑1

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは「緑の少年団」について、具体的な活動内容を教えてください。

小林 美保さん(以下、小林):「緑の少年団」では、各少年団によって活動内容が異なります。

森林の役割や林業・自然環境の学習、学校林の整備(下刈り・枝打ち・間伐)や校庭の樹木しらべ、遊歩道や散策路のクリーン作戦、地域や学校の緑化活動への参加
をしています。

さらに、レクリエーション活動として、森林散策、登山などの自然体験などの活動も。

少年団連盟では、これらの活動支援として、少年団活動内容の充実や発展を支援するための助成金を交付しています。

また、少年団活動の活性化を図るために開催しているのが、専門講師を派遣し、学校林などの森林整備活動や自然と触れ合う環境教育、体験活動などをおこなう出前教室です。

そして、毎年夏には、自然学習体験や少年団間相互交流を図る場として「活動発表大会」の開催をしています。

こちらは「緑の少年団交流研修大会」の開催や、少年団がおこなっている活動についての発表の場です。

参加している子どもたちからは、活動を通して初めて知ったことや気づいたことがあるという声が多くあがっています。

「学校林活動を通して、自分たちの植えた木が1年でどのくらい成長したのか知ることができた。」

「木を大きくするためには、雑草の下刈り・枝払いをして日光を遮らないようにすることが必要だとわかった。」

「木の音を聞いてみるのが楽しかった。」など、今までに、さまざまなご感想をいただきました。

また、学校によっては、毎年同じ活動をおこなっている団もあり、活動を通してより深く知識を深めることができています。

「緑の少年団活動発表大会」を予定

やまがた森林と緑2

ー今後開催する予定のイベントについて教えてください。

小林:今後は、主に団ごとの活動になりますが、開催予定のイベントとして県内4地区から推薦された代表団による「緑の少年団活動発表大会」の書類選考を、来年2月におこなう予定です。

「緑の少年団活動発表大会」のみなさんの発表内容が気になりますね!

「山形県緑の少年団連盟
がある山形県山形市には、たくさんの塾・学習塾があります。

テラコヤプラスでは、山形市 塾・学習塾 ランキング蔵王駅から近い 塾・学習塾 ランキングなど、エリアや駅など条件を絞って塾を探すことができます。

お子さんの塾をお探しの方は、ぜひご活用ください!

緑と親しみ、緑を愛し、緑を育てる活動

やまがた森林と緑

ー読者の方へ向けて、メッセージをお願いします。

小林:緑の少年団は、次世代を担う子どもたちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、人を愛する心豊かな人間に育つことを目的にしています。

山形は、身近に緑豊かな自然があるので、学び遊べる環境がたくさんあります。

みなさんにも、ぜひ自然と触れ合い、さまざまな活動を通して、ふるさとの自然の大切さ、愛する心を育んでもらいたいです。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。

■取材協力:公益財団法人やまがた森林もりと緑の推進機構

竹内 えりな
この記事を執筆した執筆者
竹内 えりな

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期は、ピアノ、英会話、水泳、そろばんなどを習う。中学~高校では友人と共通の学習塾に通塾。塾が楽しく、先生のおかげで苦手な数学の点数が大幅アップ。その後、さまざまな職種を経験した後、ライター業へ転身。2022年より「テラコヤプラスby Ameba」で編集者兼ライターとして従事。お子さんや保護者の選択肢を広げ、知りたい情報が知れる記事づくりを目指しています。