自然豊かな場所で子どもと思いっきり遊びたいと考えている方は多いのではないでしょうか?ただ、実際にはどこで遊べばよいのか迷ってしまいますよね。
関西を中心に展開する「ボウケンノモリ(冒険の森)」は、森という非日常空間で“ボウケン”という非日常を思い切り遊び、思い切り楽しむことができるアドベンチャーパークです。
今回は運営部の森 知美さんにお話を伺いました。
子どもも大人も、自然のなかで思いっきり遊びたいという方は、ぜひご一読ください!
楽しく遊べる2種類のアドベンチャーパーク
―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「ボウケンノモリ」の概要をお聞かせください。
森 知美さん(以下、森):
ボウケンノモリは事業概要を「森林サービスの提供」とし、楽しみながら健康と学びを提供するアドベンチャーパークの運営や森林保全活動をおこなう会社です。
2011年にボウケンノモリ YAMAZOEが1号店としオープンして以来、関西を中心に展開し、2022年現在、直営9施設とフランチャイズ2施設の合計11施設があります。
大自然のなかにつくられた本格派の「シンリンアドベンチャー」と、商業施設や公園など比較的アクセスしやすい立地にあるお気軽に遊べる「マチナカアドベンチャー」があるんですよ。
2011年の創業当初に想定していたメインのターゲット層は、20代の女性グループでした。
それから10年が経ち、創業当初のお客さまが家族をもたれて、今度はお子さんと一緒に遊びに来てくださるように。
そこで、小さいお子さんから楽しんでいただける「ツリーシェイドアドベンチャー」をつくるなど、どなたでも入場ができ、楽しんでいただける施設づくりを進めています。
学べるのは、勇気や自分で判断することの大切さ
ー「ボウケンノモリ」で学べるのはどういったことでしょうか?
森:私たちの施設では高い木の上でのアクティビティが多いため、必ず安全講習をおこない、「自分の命は自分で守りましょう」とお伝えします。
ルールを守ることが自分の命を守ること。無理に進むことだけが正しいのではなく、自分が怖くて進めないときには挑戦する心だけではなく、自分で判断して止める勇気も尊重していますし、大切なことです。
親御さんのなかには、お子さんが怖がっていても無理に前へ進めようという方が少なくありません…。そこはお子さん自身が判断しているので、尊重してくださいとお伝えしていますね。
また、私たちが提供するプログラムには、「BOUKEN Lab.」という“冒険教育の手法”を用いたいわゆるチームビルディングがあります。
組織のなかでチームを意識し、チームのなかでどういう関係を築くと自分は心地よくそこにいられるのか。
心地よくいるためのチームづくりやきっかけづくりとして、またコミュニケーションを高めるためのきっかけづくりといったプログラムを、専門のファシリテーターが進行。
小学生・中学生・高校生・大学生から、社会人の方まで幅広くご利用いただいてますよ。
―他の施設にはないボウケンノモリの特徴はどういった点でしょうか?
森:ボウケンノモリは「放置された森林を笑顔で満たすプロジェクト」というプロジェクトの下に運営しています。
私たちの企業理念にも「森の楽しさを価値にする」があって、大きな開発をせずに遊び場を提供することに意味があると考えています。
だから、もしボウケンノモリが閉園しても、器具さえ外せば、森はすぐに元の姿に戻るんです。
森の形状や雰囲気も自然のものを活かしているので、同じボウケンノモリでも、施設によって雰囲気は異なります。そこは利用者の方にとっても、楽しんでいただけているのではないでしょうか。
自然豊かな森で極上の非日常体験を!
―最後に読者の方へ向けてのメッセージをお願いいたします。
森:ボウケンノモリは、自然豊かな森という非日常空間で、非日常体験を多く経験できる場所です。
木の上に登るということもそうですが、536メートルの長いジップラインをハーネスだけを信じて飛ぶというのも、なかなか体験できることではないでしょう。
お子さんの “勇気の第一歩”を間近で見ることもできるかもしれませんよ。
お子さんの成長を感じることができるだけではなく、非日常体験を通じて、親子の絆も深まると思います。
ぜひご家族で遊びに来ていただけたら嬉しいです。シンリンアドベンチャーの予約方法はホームページをご確認ください。マチナカアドベンチャーは予約不要です。
とくに秋は涼しく、紅葉が大変綺麗になるのでおすすめですよ。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:ボウケンノモリ