スイミングは水泳技術の向上だけでなく、基礎体力や筋力を効率よく鍛えられ、脳の発達を促すなどの効果があります。
子どもの習い事として根強い人気を誇り、スイミングスクールも数多く点在。そこで今回は、仙台市内のスイミングスクールをご紹介します。
仙台市は大学をはじめ、教育機関が多く集まっており、学生を含む若年層の割合も国内トップクラス。子どもたちで活気づいている街だからこそ、スイミングスクールも数多くあり悩んでしまいますね。
そんな仙台市内で「子どもに水泳のプロを目指して習わせたい」「水泳を通して体力づくりさせたい」「仙台にあるスイミングスクールが知りたい」という人に向け、おすすめのスイミングスクールをご紹介。
「どうやって選べばいいかわからない」という方のために、スクールを選ぶ際にチェックしておきたい6つのポイントについても解説するので、このポイントをふまえたうえで、スクール選びを始めましょう。
仙台にあるスイミングスクールの選び方|6つのポイントをチェック
数あるスイミングスクールのなかで、どのスクールが子どもにぴったりなのか、選ぶのは難しいですよね。
いざ入会したスクールが子どもに合っていないと、通うことが億劫になり、場合によっては水泳自体を嫌いになってしまうことも。
だからこそ、スイミングスクールは丁寧に慎重に選ぶことが大切です。こちらではスクールの選び方を6つのポイントに分けてご紹介します。
このポイントをおさえて子どもに最適なスイミングスクールを見つけましょう。
①対象年齢をチェック
まずはスクールのコースやクラスの対象年齢を確認し、子どもを通わせられるかチェックしましょう。
スクールによって通える年齢はさまざま。親子で通えるレッスンがある場合は、1歳未満から受け付けているスクールも多いです。
幼児期からスイミングを始めて、幼稚園を卒業しても継続して通いたい場合には、小学生クラスも用意されているスクールがおすすめです。
長く通うことを考えているのであれば、年齢やレベルに応じてクラスやコースが複数用意されているスクールを選びましょう。
②目的に合ったレッスン形式をチェック
子どもをどういった目的でスイミングスクールに通わせたいのか、もしくは子ども自身が何を目指して通いたいのか、目的や目指すレベルを確認しておきましょう。
通う目的は「体力をつけたい」「泳ぎがうまくなりたい」「楽しく泳ぎを習いたい」「大会に出場したい」などさまざま。「○○くんが通っているから」という理由で水泳を始めたいという子どもも多くいることかと思います。
スイミングスクールやそのなかのクラスによって、楽しんで泳ぐことを目的とするものもあれば、1秒でも速く泳ぐ、水泳技術をレベルアップさせる目的のものもあります。
目的に合わせたレッスンをするスクールを選ぶことで意欲的に通うことができ、結果として水泳技術も上達するなどメリットはたくさん。
通う目的や目指すレベルに合ったスイミングスクールを選びましょう。
親子で習うならベビーレッスン
1歳未満~2歳程度の小さいお子さんには、親子で通えるベビーレッスンを用意しているスクールがおすすめ。
親子間のコミュニケーションを図ることもできるほか、保護者がすぐ側についていることで水への恐怖心も和らぎ、次のステップにも進みやすくなります。
小さいうちからプールに入って体を動かすことで、運動能力の向上や体力の土台を作ることができます。
ただ、ベビーレッスンでは親も一緒にプールに入らなければならないため、水着の用意や、レッスンの時間をつくらないといけないので、忙しいママさんパパさんには通いづらいかもしれません。
一つひとつ着実に上達したいなら進級レッスン
スイミングスクールでは、それぞれのカリキュラムに沿って指導をしているところがほとんどであり、着実にしっかりと上達を目指していきたいのであれば、進級レッスンのあるスクールがおすすめ。
このようなスクールでは、一つひとつの課題をクリアすることで次の課題へとチャレンジできる進級制度を取り入れています。目の前の課題をひとつずつクリアしていくことによって、子どものやる気アップにつながる効果も。
課題が明確でわかりやすいので、子ども自身が自分で目標を立てやすく、目標に向かって努力する力が身につきます。
また、スクールによっては進級をすることで勲章がもらえたり、帽子の色が変わったりとわかりやすいシステムを設けているところもあり、よりモチベーションを高く保ちながら通うことができます。
仲間と楽しく習いたいならクラスレッスン
同じ年齢や同じレベルの子どもたちと一緒に楽しく学ばせたいなら、クラスレッスンのあるスクールがおすすめ。
幼稚園に入る前の子どもを対象とするクラスも多くあり、水に触れる楽しさや仲間と関わる大切さを学ぶことができます。
クラスだからこその集団行動を学ぶこともでき、スイミングを通して幼児期から協調性を育むことも可能。
なかには、進級レッスンと組み合わせ、レベルごとにいくつかのクラスに分けて指導をしているスクールも。初心者や泳ぎの得意でない子どもでも同じくらいのレベルの子たちと一緒に楽しみながら通えます。
春休みや夏休みに集中して習いたいなら短期レッスン
スイミングスクールによっては春休みや夏休みに短期レッスンを設けているところもあります。
水への恐怖心を克服したいという場合や、プールの授業が始まる前に最低限のことができるようになりたいという目的なら、短期レッスンをおこなっているスクールがおすすめ。
このレッスンはスクール生にならなくても参加できる場合が多く、春休みや夏休みなどの長期休みの期間を利用して、気軽に通えるのが特徴。
通年単位での入会を考える前に、まずはスイミングスクールの空気感を感じたいというような目的で参加してみるのもおすすめです。
大会への出場やプロを目指すなら選手コース
将来「オリンピックに出たい」や「水泳選手を目指したい」といった、よりハイレベルなレッスンを受けたい場合には、選手レッスンを設けているスクールがおすすめ。
このレッスンコースでは、大会出場や選手育成を目指して、スピードや泳ぎ方にも着目したレッスン内容になっています。
ですがこのレッスンは希望すれば誰でも受けられるということでもなく、レッスン参加にはスイミングスクールの講師による推薦や、ほかのカリキュラムのクリアが必要となる場合も。
参加資格が必要か必要でないかは各スクールに問い合わせてみましょう。
ゆくゆくは選手になって活躍してほしいと考えているなら、スクールに在籍している選手がジュニアオリンピックに出場しているかどうかなど、選手コースの活動内容を把握しておく必要があります。
子どもが本格的に水泳に取り組みたいといっているのであれば、検討してみましょう。
③クラスの人数をチェック
クラスの人数はスクールによってさまざまです。
クラスにお友だちが大勢いるような状況であれば、楽しみながら通うことができますが、子どもの人数が多すぎるとコーチの目が届きにくくなるほか、レッスンを受けられる時間が少なくなる可能性も。
また、人数的にコーチの目が行き届かないような状況では、はしゃいで怪我をするなど予期せぬトラブルも起きてしまうことも考えられます。
体験レッスンや見学で子どもの人数に対して指導者が足りているのかを確認することが大切。
反対に少人数のクラスであれば、集団が苦手な子どもや泳ぎがかなり苦手な子どもでも懇切丁寧に教えてもらうことができます。
大人数も少人数もどちらも一長一短があります。子どもの性格や通う目的と相談してどちらがいいか検討しましょう。
④コーチの指導をチェック
スクールによって指導方針も異なってきます。子どもの成長のために、コーチの指導方法などもチェックしましょう。
子どもが楽しく泳げるように指導しているコーチもいれば、反対にビシバシと厳しく指導して水泳能力の向上に勤しむコーチもいます。
望んでいない指導方針であればスクールを辞めてしまう、水泳を嫌いになってしまう引き金にもなりかねないので事前確認はとても大切。
また、コーチが子どもたちのお手本になるレベルであるか、手取り足取りのレッスンができているかも事前にチェックしておく必要があります。
上手にできない子どもに気付き、補助をしてあげているかどうかも重要なポイント。
よいコーチを見分けるポイントを知り、見学や体験レッスンで授業の様子をしっかりと観察することが大切です。
⑤入会金やレッスン料金をチェック
スクール生として長期的に通うことを考えているのであれば、費用面のチェックは重要。入会金や月々の料金が家計に見合っているかは確認しておきましょう。
入会金の相場は5,000~15,000円と幅があり、スクールの指導方針によっても変わってきます。レッスン料金は5,000~8,000円というのが相場ですが、もちろんスクールによってそれより安い場合や高い場合も。
また、入会金やレッスン料金以外にも水着やゴーグルなど水泳用具を揃える必要があるということも頭に入れておきましょう。
月々の支払いに加えて、通うとなったときの初期費用がどれだけのものかを計算しておくことで、急な出費に備えることができます。
スクールによって兄弟割引や入会金無料キャンペーンなど、お得に通える術もあるため、ぜひ活用しましょう。
⑥通いやすいかどうかをチェック
長期間スイミングスクールに通うことを考えると、気になるのが行き帰りの手段。
小学校高学年くらいになったときに、自分だけで通えるような距離にスクールがあれば非常に楽です。
保護者が毎回送り迎えをするのであれば、結構な負担になってしまいます。毎回の送り迎えが難しい場合には、自宅の近くまで送迎してもらえる送迎バスを導入しているスクールも検討しましょう。
ただ、ルート運行になっていることが多く、送迎できる範囲に限りがある場合もあります。スクールの場所が自宅から遠いなら、事前に送迎バスのルートなどをチェックしておきましょう。
また、スクールに通いやすい曜日や時間帯があるかどうか、スクールのタイムテーブルなどを確認してシュミレーションしておくのもおすすめです。
昨今、すでに学習塾などほかの習いごとに通われてるお子さんも多いと思います。ほかの習いごとのスケジュールと併せて検討しましょう。
仙台のスイミングスクールおすすめ10選|ベビーからキッズ・ジュニアまで紹介
8つのポイントを読んで、通わせたいスクールのイメージがだいたい固まってきたのではないでしょうか。
ここからは仙台市内のベビーからキッズ・ジュニア向けのおすすめスイミングスクールをご紹介します。
気になるスクールがあれば気軽に見学や体験に行ってみましょう。
仙台スイミングスクール
仙台スイミングスクールは創立50年を誇る老舗のスイミングスクール。
生後6ヵ月から通えるベビーコースではお父さんお母さんはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんまで一緒に参加できるコースもあり、たくさんの子どもたちと一緒に水に慣れていくレッスンを受けられます。
選手育成コースもあり、将来のトップ選手を目指して日々猛練習に励むことも。いろいろな大会にも参加し、目標を持ちながらモチベーション高く通うことができます。
また、定期のレッスンクラスとはまったく別の内容での無料体験会を定期的に開催しています。まずは体験会に参加してスクールの空気に触れてみるのもいいかもしれません。
グラン・スポール上杉
グラン・スポール上杉はフィットネスジムやダンススタジオに併設されたスイミングスクール。
5歳以上の子どもはお父さんやお母さんと一緒に家族会員としての入会が可能で、中学生以上であれば学生会員として通うことができます。
水に顔をつける練習やバタ足の練習などといった、まったくの初心者から主要4種の泳法の完全マスターまで、自分で受講するクラスを選べるシステム。
24時間学生会員であればレッスンの無い時間でもプールが空いている限り、24時間いつでも泳ぎ放題。さらなるスキルアップを目指し、個人練習する場所が欲しい方などにおすすめです。
TAC水の森ウォーターパーク
水の森ウォーターパークは子どもから大人まで、初心者から経験者まですべての方に対応したプログラムを用意したスイミングスクール。
レッスンのプログラムとしては、通年制のプログラム、夏休みなどの長期休暇を利用した5日間程度の超短期プログラム、だれでも気軽に当日参加できる約30分程度のショートプログラムがあります。
対象年齢は4歳から。レベルに応じて級を設けており、下は「顔つけ5秒」から、上は「個人メドレー」まで幅広い層に対応しています。
進級テストの対策レッスンも開催しており、少しでも泳ぎが上手くなろうとやる気を持った生徒の方々が受講しています。
ニスポ・スイムクラブ仙台南
二スポ・スイムクラブでは、小学4年生までに4泳法をすべてマスターできるようにカリキュラムを編成。
小学5年生になったらほかのスポーツや勉強へ転向したり、もしくは二スポを継続したりと、選択肢を増やしていけるように考えた指導をしています。
選手育成コースでは、将来日本を代表する選手を目指して育成。ジュニアオリンピックカップの水泳競技会にも毎年参加しており、ハイレベルなスイマーを育てています。
6ヵ月以上の継続を約束して入会すると、入会金無料・初月半額のキャンペーンがあるのでお得に利用できます。
GOLD'S GYM 仙台サンプラザ
ゴールドジムのキッズ・ジュニアスイミングスクールでは、進級やテストといった壁を設けずに、誰しもが楽しみ、遊びながら泳ぎを学んでいける指導をしています。
4泳法のマスターはもちろんのこと、そればかりに終始せず、水中での遊びを通して体の動かし方を学びます。初級・中級・上級といったシンプルな3段階のレベル別指導で誰でも気軽に始められます。
水泳で将来高いレベルを目指すというよりも、幼少期の習いごととしてスイミングを考えている方におすすめのスクール。
▶GOLD'S GYM 仙台サンプラザの最新情報と料金はこちら
仙台市今泉運動場
今泉運動場で開催しているジュニアスイミングスクールは5歳から12歳が対象。週1回と週2回のコースを設けています。
水に顔をつけるのも怖いまったくの初心者から上級者まで、気軽な気持ちでレッスンが受講可能。集団行動のなかでの正しい礼儀作法や心身の促進を促す目的も含めた指導をしてくれます。
小学生までしか通うことができないため、その期間だけスイミングを習おうかとお考えの方にはおすすめ。その後また違うスクールに通って競技水泳を学ぶかまた別の道を探すかは、子どもと一緒に考えましょう。
受講料金も比較的リーズナブルで入会金が無料なのもお得なポイント。
オルトスポーツクラブ
オルトスポーツクラブのキッズスイミングスクールは幼児から小学校高学年までが対象で、運動が苦手な子どもでも水泳を楽しめるスクール。
オリジナルのカリキュラムで、体力づくりや水泳技術を無理なく伸ばしていきます。進級テストなどは設けておらず、一人ひとりの目標やレベルに合ったクラス分けで長期的な運動習慣の形成を目指します。
運動が苦手で水が怖くても、水に慣れることから始められるので、ゆっくり一歩ずつ泳ぎを覚えていくカリキュラムで通えるのが魅力。
レッスンのなかに筋力トレーニングなども組み込まれており、水泳を通して小児メタボの予防や丈夫な体づくりを考えているご家庭におすすめです。
YMCAジュニアクラブ
YMCAジュニアクラブのスイミングスクールでは泳力別にランクを全37段階に分けており、より細分化することによって現状の能力を正確に把握し、今取り組むべき課題を明確にするカリキュラムを展開しています。
対象は2歳から中学3年生まで。毎回のレッスンは前回の反復練習を中心とし、子どもたちの泳力を細かく捉えて一人ひとりに合った指導をしています。
レッスンを欠席した場合、ほかのクラスに振替えることもできるので、レッスン料金を無駄にすることもなく、家計的にも魅力的。
また、スクール生は指定水着と指定キャップの着用が必須となっており、入会時に現金でのみ購入が可能となっています。
MOTTOスイミングスクール
MOTTOスイミングスクールは障害を持った子ども向けの教室で、少人数での指導を受けられます。5〜8歳が利用可能。
水泳のレベルや子どもの特性に合わせたレッスンなので、安心して受講できます。
月3回と定期的にレッスンを受けられるため、しっかりと水泳の基礎を身につけらるでしょう。
体験レッスンをおこなっているので、教室の雰囲気を確認してから入会を決められるのも嬉しいポイント。
料金の詳細は公式ホームページをご覧ください。
りらいぶ キッズスイム
りらいぶは「未経験の方でも安全に楽しく」をモットーに、専門トレーナーが親切丁寧に指導するスイミングスクール。
水中でのウォーキングから始まり、水中運動やアクアビクスなどで運動能力を高めます。
水に浮く・クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライなど、学びたい泳法を選択することのできるワンポイントレッスンも人気があります。
たくさんのレッスンコースがありますが、料金はすべて月会費に含まれているため、お得に水泳技術を身に付けることができますよ。
まとめ
今回はスイミングスクールの選び方のポイント、そして仙台市内のおすすめのキッズ・ジュニア向けスイミングスクールをご紹介しました。
スイミングは水泳技術の向上はもちろんのこと、心身の発育を促す点で子どもの成長に非常に大きな影響をもたらしてくれます。
だからこそ子どもに合った最適なスクール選びが重要です。
ぜひ積極的に見学や体験に親子で足を運び、お子さんにぴったりのスイミングスクールを見つけてください。
※各教室情報は、公式ホームページを元に作成しております。掲載内容に関するご要望は、お手数ではございますがお問い合わせフォームよりご連絡ください。万が一内容に齟齬がございました際は、早急に修正・削除対応をおこないます。