「空手習いたい!」と子どもからいきなり言われて、戸惑った経験はありませんか?
教室により流派や練習内容が違うため、空手教室を調べて頭を抱えてしまった保護者の方も多いはずです。
実は、今まで空手とは縁もゆかりもなかった人が子どもに合う空手教室を探すのは結構な重労働。選ぶポイントや通う目的を明確にして調べないとどんどん迷っていってしまうのです。
そこでこの記事では、牛タンや伊達政宗で有名な仙台市で初心者の子どもにおすすめな空手教室をまとめて紹介します。
はじめに初心者でもわかる空手教室の選び方から解説しているので、ぜひ今後の教室選びに役立ててみてください。
仙台の空手教室の選び方|8つのポイントで紹介
空手教室選びは教室の流派や練習内容、どんな道具を揃えればいいのかなど、初心者にはわかりづらいポイントがたくさんあります。
そこでこの記事では、空手をまったく知らない人向けに空手教室を選ぶときのポイント8つをまとめました。
空手の基本知識も合わせて解説しているので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
①対象年齢をチェック
多くの空手教室には主に小学生以上が通う「少年部」と高校生から大人が通う「一般部」があり、基本的に小学生以上ならどこでも入会できます。
大人まで通える空手教室は練習を大人子ども合同でおこなうこともあり、家や学校以外の大人と触れる機会ができるのも魅力です。
また最少3才から通える教室もあるので、対象年齢が気になる場合は直接問い合わせてみましょう。
②何を学ばせたいかをチェック
空手教室と一口に言っても教室ごとにさまざまな理念があり、指導方針や練習内容は大きく異なります。
主な空手の練習内容は、実戦方式の「組手」と技の流れを覚える「形」の2つです。
どの教室でも組手と形の練習をしますが、その比率が半々なのか組手重視なのか形重視なのかは各教室に委ねられています。
教室を選ぶ際には、空手教室で子どもに何を学ばせたいか、子ども自身が何を学びたいのかをしっかり考えておきましょう。
ここでは空手を学ぶ目的のなかで代表的な3つを紹介します。
組手を上達させたい
組手は相手と一対一で技を出し合う試合形式のもので、より実戦に近い形になっています。
空手を習うことで「実戦での対応力を身に付けさせたい」「フィジカルを強くしたい」という場合は、組手の練習を重視した教室を選ぶといいでしょう。
空手の公式大会へ出場するには、全日本空手道連盟(全空連)に加入している教室へ通わなければなりません。日本空手協会系の教室では公式の大会へ出場できない場合があるため注意が必要です。
形を上達させたい
「実戦は危ないからやらせたくない」「殴ったり蹴られたりしたくない」という場合は、形を重視した空手教室を選びましょう。
空手の形といえば、2021年の東京オリンピック男子空手形で喜友名諒選手が金メダルを獲得して話題になりましたね。オリンピックの映像を見てその格好良さに憧れた人も多いのではないでしょうか。
空手の形には主に4つの流派があります。
- 糸東流
- 剛柔流
- 和道流
- 松濤館流
形自体に大きな違いはないものの、技のダイナミックさやスピード感など細かい部分が少しずつ異なります。
流派ごとの違いが気になる場合は代表的な選手の動画をチェックして好きな流派を選ぶのもおすすめです。
空手の上達よりも礼儀作法を学ばせたい
「子どもにこれといった願望がないのでまずは礼儀作法を学ばせたい」という場合には、基本的にどの空手教室でも大丈夫です。
指導者や子どもたちの雰囲気、練習風景などを見て一番合いそうな教室を選びましょう。
礼儀作法がしっかりしているかどうかは実際に見て体験してみないとわかりません。必ず複数の教室で体験を受けて比較検討することをおすすめします。
ちなみにベテラン指導者が運営する昔ながらの空手教室では、全空連などに所属せず空手の礼儀作法・技・精神の鍛錬に特化したところもあるので、興味があればぜひチェックしてみてください。
③「伝統派空手」か「フルコンタクト空手」かをチェック
空手教室を選ぶ上でぜひ頭に入れておいてほしいのが「伝統派空手」と「フルコンタクト空手」の違いです。
両者の違いは組手の手法が「寸止め」か「直接当たる打撃」かにあります。
それぞれの手法にそれぞれの良さがあり、どちらかが劣っているとか優れているというわけではありません。
しかし子どもの習い事として考える上でこの2つの違いはとても重要です。
空手教室を選ぶ際には「伝統派空手」なのか「フルコンタクト空手」なのかはしっかり確認しておきましょう。
伝統派空手
伝統派空手は組手の攻撃をすべて寸止めでおこないます。
試合では当たる攻撃かどうかを審判が判定してポイント化するため、直接攻撃を当てることはありません。
実際に攻撃が当たると反則のため頻繁に当たることはありませんが、だいたい試合中に何度かは攻撃が当たります。
フルコンタクト空手ほどではないものの、怪我の可能性があることは考慮したほうがいいでしょう。
フルコンタクト空手
フルコンタクト空手は伝統派空手よりも実戦を重視しており、組手では寸止めではなく直接打撃を当てます。どちらかというと空手より格闘技のイメージが近いです。
有名な流派としては極真空手が挙げられます。
フルコンタクト空手は伝統的な武道としての空手を忠実に受け継いでいるため、より本格的な武道を学ばせたい場合にはおすすめです。
子どもの組手では試合時に防具を着用しますが、直接打撃が当たる分怪我のリスクは伝統派空手以上に考慮する必要があります。
④指導者の質や人数をチェック
空手教室を選ぶ上で最も重要と言えるのが、指導者の態度や姿勢です。
子どもは身近にいる大人から良くも悪くも大きな影響を受けます。指導者が子どもに対して誠意を持って真剣に接していれば、子どももおのずといい方向へ成長していくものです。
指導者の質を見るには必ず教室の見学や体験に行きましょう。見学時には保護者が同行して、以下のような点をチェックするのが望ましいです。
- 指導者の子どもに対する態度はどうか
- 練習中ほったらかしにされていないか
- 指導者と生徒はよくコミュニケーションを取っているか
- 指導中に怒鳴ったり罵声を浴びせるような様子はないか
あとは実際に指導を受けた子どもが指導者や教室の雰囲気を気に入ったかどうかで判断しましょう。もし直感で「この人は嫌だな」「合わなそう」と思ったらその教室は避けるのが吉です。
また生徒が多い教室では指導者が複数いる場合もあります。
指導者が複数いればレベル別に分かれての練習が可能です。より一人ひとりに合った練習で早く上達できます。
⑤稽古のメニューをチェック
空手教室の練習メニューは基本稽古・移動稽古・打ち込み・形・組手という流れが基本です。
練習内容は教室の流派や時期によって変わり、大会前には組手や形の練習を多くすることもあります。
大会を重視している教室ならより試合らしく、基礎や作法を重視している教室なら基礎鍛錬を多く、と方針によって練習メニューはさまざまです。
「体験時の練習メニューと実際に入会してからの練習が全然違った」とならないよう、どんな練習をするかは事前に確認できるといいですね。
⑥教室生の成績をチェック
組手や形の大会で活躍したいなら大会入賞者を数多く輩出している教室を選びましょう。
県大会入賞や全国大会出場といった好成績は教室HPで大々的に宣伝されていることが多いです。また指導者が全国大会や世界大会へ出場している教室ではそうした成績もよく紹介されます。
大会の結果がすべてではありませんが、生徒が結果を出している教室は指導者や練習の質ももれなく高いです。
子どもに「空手で全国を目指したい」くらいの熱意があるなら、全国大会出場者がいる教室を選ぶとよりやる気を引き出してあげられます。
⑦月謝などの費用面をチェック
空手教室の月謝は相場が3,000〜8,000円です。そこまで高くはありませんが、教室によって別途入会金がかかることは心に留めておきましょう。
また月謝以外にも初期費用として道着代などがかかります。
道着は7,000円〜1万円程度、防具(手足用サポーター・ヘッド/チェストガード)は約15,000円程度、スポーツ保険が年800〜2,000円程度です。
大体どの教室でも3万円くらいは初期費用がかかると覚えておけば大丈夫でしょう。
ちなみに道着や防具は、好きなものを購入していい教室と指定のものを購入するよう求められる教室があります。
⑧通いやすいかどうかをチェック
空手教室を選ぶ上で、子どもが自分で通える距離かどうかはとても重要なポイントです。
車で送迎する必要があったり通うだけで1時間以上かかったりする教室は、いくらいいところでもだんだん通うのが面倒になってしまいます。
最初は子どもの通いやすさを考えて家の近くの教室や最寄り駅近くにある教室を中心に選ぶのがおすすめです。
また場所だけでなく、稽古の時間や回数に無理がないかも確認しましょう。週2〜3回の練習なら多くの人が通って半年くらいで最初の昇級審査を受けられますよ。
仙台の空手教室おすすめ26選|体験レッスンがある教室も紹介
ここからは仙台でおすすめの空手教室26選を紹介していきます。初心者向け教室から大会常勝の本格的な道場まで幅広く取り上げているので、子どもの習いたい目的に合わせて気になる教室をチェックしてみてください。
HOBBY BASE(芦原会館 泉将監支部)
HOBBY BASE(芦原会館 泉将監支部)では、水曜夕方と日曜午後の週2回・1時間半のレッスンをおこなっています。初心者向けの優しい練習内容で、地域密着型ジムならではのアットホームな雰囲気が魅力。
空手レッスンには年齢制限がなく、子どもから大人までみんなで楽しくトレーニングします。未経験の子どもにも帯の結び方から丁寧に教えることで評判です。
指導者はフルコンタクト空手黒帯の元プロキックボクサーで、空手以外にキックボクシング教室の指導もしています。また、芦原会館2022年全日本大会準優勝者でもあります。
初めての空手を楽しくやりたい人や格闘技らしい空手に挑戦したい人にぴったりの空手教室です。
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東北空手道場
東北空手道場は「勇は優から」「自分を信じる」「やりきる」という3つの指導方針を掲げて稽古しています。
直接打撃するフルコンタクト空手を採用しており、性別年齢問わず防具を身につけて組手をおこなうのが特徴です。
いつどこに攻撃されるかわからない状況で鍛錬することで、精神力や集中力、強い自信を育みます。
東北空手道場の入門は3才から可能です。少年部では初級と上級に分けてより子どものレベルに合った練習をおこなっているので、強くなりたい人はどんどん稽古しましょう。
JR長町駅から徒歩1分のところにあり、通いやすさも申し分ありません。
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昇道館
昇道館は、全国大会優勝者が多数所属するハイレベルな空手教室です。
伝統派空手の四大流派「松濤館流」に属していて、フルコンタクトほど打撃は当たらないものの、伝統派のなかでも激しめの攻撃をおこないます。
稽古は数十人の大所帯ですが、5人の指導者が常に子どもの様子をまんべんなくチェックしているので抜かりはありません。指導者には全国大会で活躍する有名選手が多数おり、日ごろの練習から厳しく稽古することでどんどん実力をつけられます。
岩切道場のほかに富谷・西成田・燕沢で子ども向けの稽古もしているので、初心者の人はぜひ一度体験してみてください。
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芦原会館 仙台支部
芦原会館 仙台支部では「自分自身へチャレンジ!」をモットーに、より身体が鍛えられるフルコンタクト空手を指導しています。
空手の基本である形や組手以外に、ミットを使ったスパーリングやハイキックの練習など格闘技の要素も豊富です。
経験豊富なベテラン指導者2人による熱心な指導が評判で、小さな子どもから大人まで一緒に鍛錬に励みます。なかには親子で稽古する人もいるので、保護者の方も興味があればぜひ体験してみてください。
練習場所は仙台バイパス(国道4号線)からすぐのところにあり、車でのアクセスが良好です。
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阿部塾
阿部塾はアジア大会5連覇などの偉業を成し遂げた阿部良樹塾長が立ち上げた空手教室です。総本部道場のほか、錦ヶ丘・桜ヶ丘・青葉の全4教室で子どもたちに指導しています。
県大会優勝者や全国大会出場者も輩出しており、優れた環境で上達を目指したい人にはぴったりの環境です。
阿部塾では伝統派空手の剛柔流で「形」を中心に指導しています。組手よりも形や礼儀作法の習得を目的としている方におすすめの教室です。
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KUDO×OSADA DOJO
KUDO×OSADA DOJOでは、空手と柔道を組み合わせた着衣型総合格闘技「空道」の稽古を中心に指導しています。
指導者の長田賢一は全日本空道選手権で7回の優勝経験があり、仙台で20年以上指導してきた大ベテランです。
稽古では突き蹴りや寝技など格闘技に近い練習を多くおこなうほか、伝統派空手の剛柔流をはじめとしたさまざまな形も習得できます。
南吉成にある長田道場は駐車場と待合室が完備されており、送迎しやすいのも嬉しいポイントです。
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大道塾仙台中央支部
大道塾仙台中央支部は大人から子ども向けに空道の本格的なトレーニングをおこないます。
空道は空手の打撃と柔道の投げ技・寝技を組み合わせた自由度の高いフルコンタクト型格闘技で、いろいろな武道の技を同時に習得できるのが特徴です。
フルフェイスのヘッドガードと手足のサポーターをつけるため、顔や手に大きな怪我を負う心配はありません。
少人数制で個人のレベルに合わせたレッスンが受けられるので、空道に興味があればぜひ一度問い合わせてみましょう。
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極真北杜塾
極真北杜塾では「いじめに負けない強い心」「礼儀・礼節のある心」「強靭な心」を育てることを理念として、フルコンタクト空手である極真空手を指導しています。
小学生以上の少年部・中高生部以外に未就学児対象の幼年部クラスがあり、小さい子どもも大歓迎です。
曜日ごとに南光台・鶴ヶ谷・福室・北仙台の公共施設で稽古しているので、家や職場から通いやすい場所を選べます。
空手を通して精神力や集中力、礼儀作法を身につけさせたい人はぜひ候補に入れてみてください。
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武真会
武真会は、子どもたちにいじめに打ち勝つ力や強い心、自信をつけてほしいという想いのもと稽古をしています。
組手はフルコンタクト空手ですが、形は伝統派の極真流と剛柔流。全空連にも所属しているため、全国大会やオリンピックへの出場も可能です。
初級・中級・上級の3クラスすべてで基本技・移動稽古・連続技・形の練習をおこないますが、組手とスパーリングは一定レベル以上でないとやらせません。
安全性に配慮して稽古しているのでフルコンタクト空手でもなるべく怪我を避けたい人におすすめです。
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安住空手道クラブ玄幸館
安住空手道クラブ玄幸館は全国大会の優勝経験もある女性館長が主催する空手教室です。
剛柔流と松濤館流の2つの伝統派空手を指導しており、小学生から高校生までの幅広い世代で県大会優勝者を輩出しています。
玄幸館の理念は空手の鍛錬を通して忍耐力や集中力、他人を思いやる心を育てることです。武道の礼を丁寧におこなうことで返事や礼儀作法も身につきます。
練習は週1回から徐々に増やしていくので、運動があまり得意でない人も始めやすいです。
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大道塾木町支部
大道塾木町支部では小学1年生以上の男女向けに空道を指導しています。設立から30年以上という老舗の空手教室で、全国大会の優勝者も数多くいる名門です。
少年部には木部・塩釜合わせて60名ほどが在籍しており、年齢や帯の色に関わらず全員で稽古します。
少年部の指導者は3人いるので、実際に体験した上でどの人が合うか見極めてみるのもいいでしょう。
日ごろからフルコンタクトの激しい組手をすることで、身体だけでなく精神力や忍耐力も鍛えられます。
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仙台空手道クラブ 志道館
仙台空手道クラブ 志道館は「心を、ツワモノに」を理念とし、武道本来の目的である全人格的な心の成長を目指して稽古をしています。
直接打撃しない伝統派空手を指導しつつ、護身のための関節技や投げ技などの稽古もするのが特徴です。入門は原則小1から受け付けています。
親子で通われている方が多く、親と子のコミュニケーションやスキンシップが取れるのも特徴です。
稽古では、上段者が下段者へ教えたり道場の細やかな仕事を担ったりする機会があります。これは他者を思いやる力を育むのにとても効果的です。
志道館の稽古は試合に勝つことを大きな目的にしていません。空手を通して礼儀作法の習得や精神的な成長を求める人にはぴったりの道場でしょう。
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ライブスポーツ錦ケ丘
ライブスポーツ錦ヶ丘は空道教室をはじめ、スイミングや体操などいろいろなスポーツ教室が開催されている複合施設です。
空道教室では園児・小学生を対象に、空手の突き蹴りや筋力トレーニングといった身体の土台づくりを重視した練習をおこなっています。
空道の組手は突き蹴り寝技投げ技がありますが、ライブスポーツ錦ヶ丘では初心者や小さい子向けの優しいトレーニングをしているため、本格的な組手はあまりおこないません。
施設からのスクールバスもあり、習い事の送り迎えが難しい場合でも安心して利用できます。
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髙砂拳友会空手道場
髙砂拳友会空手道場は伝統派空手の松濤館流を60年以上指導している歴史ある道場です。
「人格完成に努ること」「誠の道を守ること」「努力の精神を養うこと」「礼儀を重んずること」「血気の勇を戒むること」を理念に武道としての空手を指導しています。
また、形を重視した稽古でバランスのとれた筋肉や集中力を身につけられるのも特徴です。
練習は年齢に関わらず火・金の夜7〜9時におこなっています。夜遅くまで練習がありますが、道場からJR福田町駅は徒歩6分なので電車で通える子なら問題ありません。
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龍玄舘
龍玄舘は荒巻コミュニティ・センターで開催されている空手教室で、3才から稽古を始められます。
キッズクラスは空手を通して礼儀作法や挨拶、心身の強さを育てること、ジュニアクラスは団体行動の規律や一緒にやり切る大切さを学ぶことを方針にしており、習い事で子どもの心身を成長させたい人にぴったりです。
大会入賞を目指す選手クラスや自由組手をしない健康クラス(中学生以上)などさまざまなクラスがあり、目的に合ったところを選ぶことでモチベーションを保ちながら練習できます。
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武道空手信龍会
武道空手信龍会は空手歴50年・剛柔流8段を誇る佐伯会長が代表の空手道場です。
形を重視して組手は一切おこなわない「武道空手」が特徴で、基本・移動稽古・型・型の解説・古武道・護身術などを一人ひとりに指導します。
4才から入門できる少年部では公式大会用の競技空手の指導もおこなっており、ミットを使った練習や防具をつけての組手練習も取り入れています。
武道空手信龍会には指導者が9人所属しており、空手歴17〜50年のベテランによる指導が受けられるのも魅力です。
▶武道空手信龍会の最新情報と料金はこちら
円心会館・宮城仙台支部
円心会館・宮城仙台支部では足の捌きを特徴とする円心空手を指導しています。
円心空手は相手の力を利用して倒す実践的な空手で、力の弱い子どもや女性でも簡単にできるため護身用の武術におすすめです。
稽古では礼儀作法や精神・人格の成長、門下生同士の助け合いを大切にしており、日々の練習を通して人間的な成長が見込めます。
練習は連坊と北仙台の2つのコミュニティーセンターでおこなっています。練習時間は月曜が夜7〜9時(連坊)、土曜が7時30分~9時(連坊)、日曜が午前10〜11時(北仙台)です。
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小齋道場
小齋道場では、伝統派空手の四大流派である剛柔流の稽古をしています。
入会は小1から可能です。初心者でも基礎体力からひととおりの空手の技術が身に付くよう、経験豊富な指導者が細かく指導します。
稽古では筋トレ・体力づくり・基本技・形・組手をしますが、怪我のリスクが高い自由組手は上達した人しかおこないません。自由組手をする場合には拳と頭に防具、口にはマウスピースをはめて安全性も考慮しています。
怪我せず楽しい空手を第一に考えて指導しているため、どんな年齢・体格の人も安心して体験してみてください。
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月心会
月心会は、仙台で琉球少林流空手が学べる数少ない空手教室です。
琉球少林流空手は沖縄空手をベースに各流派の形やさまざまな武道を取り入れた独自の流派で、武器対素手の拳法を主流にしています。
月心会では空手のほかに身近な道具を活用した護身術や古武道、柔術、中国拳法など幅広い武道の稽古が可能です。
親子で入会すると親の月謝が無料になるシステムもあり、金銭的負担をおさえて一緒に空手をやりたい人にぴったりの教室と言えます。
対象年齢は親子同伴なら3才、子どもは小1からです。
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仙台親子空手教室 沖宮会
仙台親子空手教室 沖宮会では、3才から始められる地域密着型の空手教室を運営しています。
指導をおこなう岩崎代表は学校や青少年団体で10年以上の指導経験がある子どものプロです。空手で心を成長させ、自己肯定感やいじめに負けない強い精神力の獲得を理念としています。
沖宮会は親と子が同じクラスで稽古する親子空手が特徴です。子どもだけでも参加できますが、その場合も大人と一緒に稽古します。
泉・青葉・太白・宮城野の各地域で稽古をしており、入会すればどの教室にも参加可能です。
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仙台少年空手道義心館
仙台少年空手道義心館では、空手の礼儀作法を重んじ、稽古を通じて豊かな人格を育成することを目標としています。
競技としての空手だけでなく、空手を通した心身的な成長もしてほしい人にぜひおすすめの空手教室です。
空手歴30年以上の指導者が子ども一人ひとりの年齢・性別・運動能力に合わせて指導します。
若林区中央市民センターと桂市民センターで夕方18〜20時ごろに教室を開催しているほか、大会での活躍を目指す選手向けの強化練習もあります。
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大道塾仙台東支部武山道場
大道塾仙台東支部武山道場は、空道を中心とした武道稽古や基礎体力トレーニングで強い身体を作り、全国・世界レベルでの活躍を目指すクラスを運営しています。
ジュニアクラスは初心者向けの基礎練習がメインのI部と、本格的な空道の稽古をするII部の2部制です。
未経験からでも確実に基礎を積み上げられるクラス編成になっているので、これから始めて強くなりたい人にはうってつけの環境でしょう。
大会での活躍経験も豊富な指導者2人が楽しくわかりやすく空道の面白さを伝えます。
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剛武館菅武会空手道場
剛武館菅武会空手道場は、「継続は力なり」の精神を大切にして30年以上稽古をしている剛柔流の空手教室です。
5才から中学生までが参加できる少年部では、体力トレーニングや技の基礎応用、約束組手などをみんなで楽しく練習しています。上達してきたら防具をつけて自由組手の練習もやりますが、寸止めでおこなうのでそこまで危険ではありません。
指導は菅野師範と5人の指導者でおこなっています。若年層が多いため、子どもたちと近い距離で楽しく稽古してくれると好評です。
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和道会名取
和道会名取は、「何事にも屈しない強い精神力と体力を養うこと」という理念のもと、伝統派空手の四大流派である和道流の空手を指導しています。
組手を重視する和道流は、相手の技を捌いた流れで攻撃する「防御即攻撃」が特徴です。一気に技を決めることから合理的で無駄のない空手といわれます。
ベテランから若手まで5人の指導者が揃っており、2020年に新築した綺麗な道場で練習できるのも魅力です。
忍耐強い心・地道に努力する姿勢・他者への礼儀と思いやりを身に付けさせたい人はぜひ一度見学してみましょう。
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新極真会宮城支部 金田道場
新極真会宮城支部 金田道場では、少年から大人向けにフルコンタクト空手である極真空手を指導しています。
入門すると県内10ヶ所でおこなわれている新極真会の全稽古に参加でき、指導者との相性や練習スケジュールによって好きなところを選べるのが魅力です。仙台市内には6ヶ所道場があります。
稽古以外にもバーベキューや芋煮会、夏合宿などみんなでわいわい楽しめる行事があり、空手だけでなく遊びも楽しみたい人にもってこいの空手道場です。
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全日本空道連盟大道塾多賀城支部
全日本空道連盟大道塾多賀城支部では、幼児・小学生からシニアまでの幅広い世代が空道の稽古に励んでいます。
練習メニューは突き蹴りの基本稽古・移動稽古・約束組手・ミット稽古・スパーリング・寝技・サンドバッグの7つです。
稽古を通して心身の成長や礼儀、言葉遣いなどを学べるよう指導しており、幼児から始めれば逞しく強く成長できることでしょう。
年齢ごとにキッズ・ジュニアクラスと分かれているので未経験でも問題なく始められます。ジュニアは大人との合同クラスもあり、強くなりたいという子どもにおすすめです。
▶全日本空道連盟大道塾多賀城支部の最新情報と料金はこちら
まとめ
空手は稽古を通して体だけでなく心も成長できる、小さいころから始めるのにぴったりの習い事です。
仙台では多くの空手教室で「いじめない・いじめさせない強い精神」を育むことを指針としています。空手の形ができるようになる、試合で勝つなどの成功体験を積み重ねることで、自己肯定感も上がっていくでしょう。
今回紹介した空手教室は、理念や方針はさまざまですが空手を通して心を成長させたいという想いはどこも同じです。
どの教室でも無料で見学・体験を受け付けているので、気になった教室があればぜひ空手の生の空気感を体験してみてください。
※ 各教室情報は、公式ホームページを元に作成しております。掲載内容に関するご要望は、お手数ではございますがお問い合わせフォームよりご連絡ください。万が一内容に齟齬がございました際は、早急に修正・削除対応をおこないます。