「キッズスクール アップル富ヶ谷」は幼児の脳の発達を促す!その教育について聞いてみた

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子どもには無限の可能性があるといいますが、小さいころの経験や教育が一生を左右するともいわれています。

今回は東京都渋谷区にある「キッズスクール アップル富ヶ谷」 を運営する「特定非営利活動法人フィールホーム」代表理事の宮武 直也さんにお話を伺いました。

スクールでは、語彙力を中心に「見る力」「聞く力」「読む力」「書く力」「話す力」の5つを重点的に指導しています。

子どもの幼児教育や早期教育に興味がある方はぜひご覧ください!

  1. 語彙力と5つの力を重点的に育てる教育
  2. 耳や口などがスムーズに連携する回路が重要
  3. 適切なタイミングでの適切な教育が必要

語彙力と5つの力を重点的に育てる教育

アップル富ヶ谷

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは「キッズスクール アップル富ヶ谷」の概要について教えてください。

宮武 直也さん(以下、宮武):「キッズスクール アップル富ヶ谷」は、2歳半から通うことができる幼児教室です。

教室名の「アップル(APPLE)」は、AがALL(すべての)、2つのPはPEOPLE(人々)とPARENTS(両親)、2つのLはLOVE(愛)とLANGUAGE(言葉)、最後のEはEDUCATION(教育)ですが私たちは「授かった」という意味で使用。

これらをつなげると、「すべての人々は両親から愛と言葉を授かった」という意味になります。

自分の行動を広げるために思考を深くするには言葉の数、つまり語彙数が重要です。

語彙数の多さがどれだけ学力に影響するかは科学的に証明されており、小学校入学時に新1年生のなかで成績がトップの子どもの語彙数と、小学6年生の成績が最下位の子どもの語彙数が同じという調査結果があります。

このため、言語力を育てる教育を重視しているという意味で「アップル」という名前をつけました。

ーキッズスクール アップル富ヶ谷での教育方針はどのようなものでしょうか。

宮武:キッズスクール アップル富ヶ谷では「もじ」「かず」「ちえ」という3つの領域を教育の柱とし、「見る力」「聞く力」「読む力」「書く力」「話す力」の5つを重点的に指導しています。

この5つの力は学ぶ順番が大切です。

話すということが最後に置かれているのは、人と話をするときは話せるだけではコミュニケーションが取れず、話す順番やタイミング、聞いている間に自分の考えをまとめるといった能力が不可欠だからです。

そして、自分の考えをまとめる能力には話を構成することを含めた「書く」能力が重要で、書くためには「読」まなくてはならず、読むためにはお手本を「聞く」ことが必要で、聞くためには話している人のほうを「見」なくてはなりません。

このため見る、聞く、読む、書く、話すの順番で教えているのです。   

耳や口などがスムーズに連携する回路が重要

アップル富ヶ谷

ー具体的にはどのような教育をおこなっているのでしょうか。

宮武:教育内容としては、幼児期教育の分野で優れた功績を残している石川幸夫先生に教材開発を含め監修をお願いしています

幼児期の教育は受験のように勉強だけを教えればいいというものではありません。人間としての発達に関わる時期のため、最新の脳科学や発達心理学といった、一見畑違いに思える学問に基づいた教育が必要です。

ことわざに「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、私たちは9歳までの期間がその先の一生を左右するのではないかと考え、教育をおこなっています。

このため、幼児教育といいながら、5歳、6歳を過ぎたら終わりではなく、その先もレベルアップしていけるようなコース、ステージを用意しているのが特徴です。

また、子どものころは目や耳、口といった器官が独立して発達しますが、それらがしっかりと連携するような回路作りをおこなっています

たとえば耳から入った情報が脳に入り、必要なときに引っ張り出して口からアウトプットするような流れがスムーズにいくような回路作りができるよう、5つの力の連携についても力を入れていますよ。

小さいころは大人の言葉がけひとつでさまざまな能力の発達具合が変わるので、1アクションごとにすごく丁寧に指導するよう注意を払っています。

教育に関しては保護者と一緒におこなうことを重視

アップル富ヶ谷に入っていただいたとしても、ここで教育に使える時間は限られています。一方で人間の記憶は復習せずに1週間たつと半分以下になるといわれており、せっかく通っていただいている効果が十分得られません。

そこで、引き継ぎの際に保護者に対してきちんと指導や授業の内容を共有し、家庭でも宿題として指導していただくようにしています。

理想的には、子育ての伴走者として保護者と一緒に子どもの将来を創造していきたいですね。   

幼いころから「語彙力」を鍛えることが重要なんですね!

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適切なタイミングでの適切な教育が必要

アップル富ヶ谷

ー今後開催予定のイベントなどありましたら教えてください。

宮武:夏休みと冬休み、そして春休みの時期に特別学習と題し、人気のコースをピックアップして提供しています

たとえば、ラジオDJやイベントのMCとして活躍する先生の異文化のライフスタイルを取り入れた英語学習や、インド式プログラミングx英語のコース、フラッシュカードを使った想像力と語彙力を身につけるコース、小学校入学前の最終確認ができるコースなどがありました。

今年の夏の特別学習はまだ企画段階ですが、ホームページで発表しますのでチェックしてください。

1週間あるいは3、4日連続で朝から来ていただき、アップル富ヶ谷での学習をより深く体験できる機会も設けています

昨年は東京タワーまでみんなで行ったり、近くにある国の文化財でもある公園に行ったりといった社会学習をおこないましたね。

面白いのが、この社会学習を英語でおこなうという点。散歩中にもっと歩道によりましょうとか、喉が乾いたら水筒から水を飲んでいいとか、そういったやりとりも英語でおこないました。

当スクールの魅力がより伝わるイベントですので、ぜひ積極的に参加してください。

ー最後に読者の方へメッセージをお願いします。

宮武:幼児期における教育には賛否両論ありますが、私は適切なタイミングで適切な教育をしているという意味でやるべきだと思っています

人間は生まれたときから教育を受けており、たとえば授乳についても教えられなければどこをくわえればいいのかわかりませんし、トイレトレーニング、おむつトレーニング、離乳食、母子分離についても立派な教育です。

ほかの動物に比べて考えながら話す、手を動かしながら聞くといった複雑なことをこなさなければならない人間には、脳にしっかりとした回路作りが必要であり、その手助けが必要ではないでしょうか。

先生と呼ばれる立場ではありますが、あくまで保護者の伴走者として一緒に子育てをするスタンスでやっています。

無料体験も随時受けつけています。

子育てに関するあれこれを一人で抱え込まずにぜひキッズスクール アップル富ヶ谷を頼ってください。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。

■取材協力:キッズスクール アップル富ヶ谷

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。