教室数No.1(※1) 口コミ数No.1(※2) ※1) 24年10月時点 ※2) 23年1月〜24年9月

「ソフトテニス振興会BIGCONC」を取材!経験値×成功体験で未来を変えるスポーツを世界へ

「ソフトテニス振興会BIGCONC」を取材!経験値×成功体験で未来を変えるスポーツを世界への画像

ソフトテニスは軽くて柔らかいゴム製の球を使うテニスで、初心者や小学生などの子どもにも親しみやすいスポーツです。また、中学校の部活動において、もっとも所属人数が多いスポーツでもあります。

そしてプレーそのものを楽しむことはもちろん、競技やチームワークなどを通じて、内面的に鍛えられるという魅力もあります。

そこで今回は、ソフトテニスを世界へ広めるためにさまざまな活動を展開するNPO法人「ソフトテニス振興会BIGCONC(ビッグコンク)」を取材。理事長の原 大湖さんと、事務局長兼副理事長の木村 陸さんにお話を伺いました。

ソフトテニスに興味がある方や、子どもにスポーツ経験をとおして自信をつけさせたいと考える保護者の方は、ぜひご覧ください。

日本生まれのスポーツ「ソフトテニス」を世界へ!

男性コーチが子どもたちにボールの打ち方を指導している画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「ソフトテニス振興会BIGCONC」の概要や設立の経緯を教えてください。

原 大湖さん(以下、原):「ソフトテニス振興会BIGCONC」は、日本発祥のソフトテニスを世界中に伝えたい、もっと活性化させたいという思いで、2020年に設立したNPO法人です。

茨城県つくば市を拠点にし、関東圏を中心に幅広く活動を展開しています。

ソフトテニスは素晴らしいスポーツで、私自身も競技をとおして多くの成長体験をしてきました。

はじめての中学県大会では初戦敗退だった自分が、高校生になってインターハイに出場できた。そういった経験が未来への希望や自信につながりました。

当団体を設立したのは、誰もが未来への可能性を秘めているということや、人間性も養えるソフトテニスの魅力を、より多くの方に伝えたいと思ったからです。

また、この競技に育てられた私たちからソフトテニス界に恩返しをしたい、という決意も抱いています。

大会や講習会に注力!そして海外でも活躍できる人材を

講習会で子どもたちにソフトテニスを指導している画像

ー活動内容について具体的に教えてください。 

木村 陸さん(以下、木村):まず、小中学生対象のソフトテニス講習会をおこなっています

講習は各参加者のレベルに応じたもので、初心者でも楽しめる内容です。

技量UPで得られる「経験値」と、プレーをして楽しい!と感じる「成功体験」、このふたつの柱をコンセプトに構築した、密度の濃い時間を用意しています。

講習では、学校の部活動と並行して参加する中学生も多いですね。

また当団体が主催する講習会だけでなく、学校やクラブチームといった団体への出張型講習会もおこなっています。

原:「BIGCONCソフトテニスチャレンジカップ」をはじめとする、ソフトテニス大会の企画・運営は、当団体でもっとも注力している事業です。

ここでも「経験値」と「成功体験」を重視しており、試合には敗者復活戦のある「ダブルイリミネーション方式(※)」トーナメントを採用しているのが特徴です。

この試合で選手たちは、経験値を増やすとともに、より多くの成功体験をつくることができます。また、競争心を多くもつことで、潜在能力も引き上げられるんです。

さらに、団体戦も開催するので、チームで勝利を目指す楽しさや重要性も体感できます。

大会ではできるだけ目に見える成功体験を味わってもらいたいので、景品もたくさん用意しているんですよ。

※ダブルイリミネーション方式:一度負けても敗者同士での再戦があり、二度負けるまで優勝のチャンスがあるトーナメント。運営するのに高いノウハウが必要で、ソフトテニスでこれを定期的に採用しているのは「ソフトテニス振興会BIGCONC」のみ。

木村:また、子どもたちがスポーツをしたいと思っても、保護者の賛同がなければ実現できないため、選手の保護者向けの講演会も実施しています。

当団体にはスペシャルオリンピックの理事なども在籍しているので、内外部から有識者を招いて、今後もスポーツの必要性を学べるさまざまな講演を企画していきたいですね。

そのほか、美に触れる体験により、豊かな人間性を育む「美育」を教育理念としてソフトテニスに取り入れています

ちなみに「美育」という言葉は理解するのに難しい内容で、ご存じない方も多いのではないでしょうか。

たとえば、サッカーの日本代表のサポーターは、試合後負けても必ずゴミ拾いをすることで有名で、2018年のワールドカップでは世界各国のメディアが取り上げました。

その際、イギリスでは『Japanese is beautiful』という見出しが出ましたが、私たち日本人は“美しい”と普段口に出すことは少ないです。

美しいといわれ、嫌な思いをする人はいません。いわれることで心が美しく、観た人も心が美しく、そしてその場所も美しくなる。普段の生活のなかから美しくなることで、自分も周囲の人にも美しさを還元することができます。

そこで当団体では「ナイスボール!美しいね!」を合言葉にしており、積極的に「美しい」と声をかけ合うことで、心身の美しい人材を増やすことを目指しています。

日本の美しさを学ぶとともに、海外でも活躍できる人材育成を目的とした、さまざまなジャンルの講習会も開催しているんですよ。

ソフトテニスを世界へ広めるとともに、日本の美しさの魅力もたくさん伝わってほしいですね!

Ameba塾探しでは、駅や地域にあわせて塾・学習塾を検索することが可能。

入塾を検討している方は、「ソフトテニス振興会BIGCONC」最寄りの南石下駅から近い 塾・学習塾 ランキングや、つくば市 塾・学習塾 ランキングなどから探してみてくださいね!

「経験値×成功体験」で子どもの未来の可能性を引き出す

子どもたちが表彰状を持って並んでいる画像

ー開催予定のイベント告知などがあれば教えてください。

木村:
現在、以下の大会・講習会などの開催が決定しています。

  • 7月24日:「第2回BIGCONCソフトテニス講習会」
  • 7月24日:「第1回BIGCONCコーチングスキルアップセミナー」
  • 8月20日:「第7回BIGCONCチャレンジカップ(中学男子)」
  • 8月21日:「第7回BIGCONCチャレンジカップ(中学女子)」


上記の会場はいずれも茨城県つくば市の茎崎運動公園です。

参加申し込みは公式ホームページより受け付けていますので、エントリーをお待ちしています。

ほかにもさまざまなイベントを続々と開催する予定なので、最新情報や募集の詳細などは当団体の公式ホームページインスタグラムTwitterからぜひチェックしてくださいね。

男性コーチが男の子の前で話しながら指導している画像

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。

原:「ソフトテニス振興会BIGCONC」では、「経験値×成功体験」を軸に、さまざまなかたちでソフトテニスの魅力を伝えています。

今後も、大会や講習会、講演会などのイベントを実施しながら、ソフトテニスをする方しない方にかかわらず楽しんでいただける運営をしていきます。

またソフトテニスをとおして、未来の社会に浸透できる子どもたちを育てていくことも、ひとつの目標としています。

私たちの取り組みによって、多くの子どもたちの可能性を引き出すことができれば幸いです。

ソフトテニスは未経験者でも始めやすいスポーツです。興味をもってくださった方は、ソフトテニス講習会や大会、イベントにぜひお越しください。テニスコートでお会いしましょう!

さらに、出張型の講習会・大会の依頼も随時受けつけているので、お気軽にお問い合わせいただけるとうれしいです。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


■取材協力:NPO法人 ソフトテニス振興会BIGCONC

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

Ameba塾探し 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、「Ameba塾探し」で保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。