小学生から野球をしているという方のなかには「中学生になっても、おもいきり野球がやりたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
真岡ボーイズは、日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)に所属し、栃木県の真岡市を中心に活動している、中学硬式野球チームです。
「野球を通して、礼儀を学べるほか、忍耐力やコミュニケーション能力が鍛えられ、考えて行動する力を身につけることができる」と、真岡ボーイズ代表の櫻井 友紀夫さんは語ります。
初心者でも中学硬式野球チームに興味がある方は、ぜひご一読ください。
5つの方針を柱に人間力を育てる真岡ボーイズ
ー本日はよろしくお願いします。まず「真岡ボーイズ」の活動の内容について教えてください。
櫻井 友紀夫さん(以下、櫻井):真岡ボーイズは、中学1~3年生までを対象とした硬式野球チームです。栃木県の真岡市を拠点として活動をしています。
現在は中学校3年生が9名、2年生が8名、1年生が7名、合計24名で活動。新メンバーは随時募集しています。
とくに入団する際の決まりごとはありません。野球が大好きでおもいきり野球がやりたいという子どもたちを受け入れていますよ。
真岡ボーイズでは「心ひとつに…」を合言葉に、どこにも負けない結束力で5つの方針を軸に活動しています。それでは5つの方針を紹介しましょう。
1つ目、「何事にも全力でプレーする」
2つ目、「練習は嘘をつかないので、必ず努力は報われると信じ頑張る」
3つ目、「礼儀・忍耐・感謝の心を身につけ、一人の大人として成長できるような指導をおこなう」
4つ目、「地域に密着した住民の方に愛されるチームを目指す」
5つ目、「全国で通用するチームづくり、栃木県のレベルアップを目指す」
これらの方針を柱にして、わたしたちは日々の活動をおこなっています。
真岡ボーイズのメンバーとして活躍している子どもたちは、大好きな野球を日々上達したいと頑張っています。
そのなかでも「ひとつでもレベルアップができると嬉しい」「試合で練習の成果が出せるのが楽しい」という風に、小さな達成感を積み重ねながら、着実に成長していっているのを感じますね。
全員にチャンスを与えることによって、練習で培ってきたものを実践できるようになってくるので、子どもたち自身も成長を実感できているのではないでしょうか。
こうした成長を見守ることができ、私たちもとても嬉しく思っています。
練習の見学や体験練習は年間を通して可能
ー今後開催予定のイベントなどがあれば、教えてください。
櫻井:直近では7月に2つの大会が開催されます。
7月16日~17日に栃木県内の各硬式野球チームが一堂に会した大会があるほか、7月23日~7月末にかけては、ボーイズリーグの東京都の東支部で実施される大会に参加する予定です。
練習の見学や体験練習は、年間を通して随時おこなっていますので、参加してみたいという方は、ホームページにある私の携帯電話の番号に連絡をいただければ、場所や持ちものなど詳細をご案内させていただきます。
体験練習の服装については、野球ができる格好であれば大丈夫ですが、申し込まれる多くの子どもたちは学童野球を経験しており、学童野球で着ているユニフォームとスパイク、グローブを持ってきていただくケースが多いですね。
また、保護者向けのご案内になりますが、平日使用している練習場や、土・日曜日の練習で使用している専用グラウンドは交通の便がよくありません。
行き帰りの交通手段については、基本的にご家族のみなさんに送迎をお願いしています。
送迎の際には、家族の方々に子どもたちが頑張っている様子を見学していただくことも可能ですよ。
一人の大人として成長するためのサポートをおこなう
ー最後の質問になりますが、この記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
櫻井:真岡ボーイズでは、野球を通じてスポーツの面白さを知ってもらったり、一人の大人として成長してもらうためのサポートをしていきながら、チームとしても成長させてもらっています。
サポートさせていただいた子どもたちは、高校、大学、社会人野球と上のステージで活躍しています。その中で、ついに2021年度プロ野球ドラフト会議でチーム初のプロ野球選手が誕生しました。
野球人口が減少している状況を食い止められるような充実したチームづくり、普及活動に努めていきたいと思っています。
この記事を読まれて、真岡ボーイズの活動方針・内容に興味を持った方、そして中学生という成長が期待される時期に野球がやりたいという方は、ぜひ一度ご連絡いただきたいですね。
ー本日は、貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:真岡ボーイズ