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鳥取の書道教室おすすめ2選【2024年】子ども向けから大人向けまで紹介

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パソコンやスマートフォンが普及してデジタル化が進んでいる現代では、手書きする機会が減って「バランスよく書けない」「自分の文字がコンプレックス」と感じている方もいるでしょう。

特に学生は、勉強するのにノートを取ったり書道の授業があったりと、日常的に文字を書いているもの。社会人でも、仕事でメモを取る・書類に署名するなど、文字を書く機会がまったくないわけではないですよね。

そこでこの記事では、「きれいな字を書きたい」「毛筆が上手くなりたい」「鳥取で書道教室を探している」という方に向けて、鳥取にあるおすすめの教室をご紹介します。

日本最大の鳥取砂丘で有名な鳥取県は、自然災害が少なく、気候もよいことから子育て世帯にも住みやすい県。

そんな鳥取県での教室の選び方をポイントでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

鳥取にある書道教室の選び方

書道をしている手のアップ画像

鳥取県内には多くの書道教室がありますが、教室によって指導方針やレッスン形式はさまざま。そのなかからぴったりの教室を見つけるのはなかなか大変ですよね。

「どこを選べばいいのか迷ってしまう」という方のために、まずは教室を選ぶための7つのポイントを紹介していきます。

①子ども向け・大人向け(初心者から上級者まで)で選ぶ

女の子が書道をしている画像

書道教室は、教室によって子どもから大人まで幅広く通えるところもあれば、子どものみ・大人のみを対象にしているところなどそれぞれ。

まずは対象年齢を確認して、通えるコースがあるかどうかをチェックしましょう。

子ども向けの教室は、未就学児から通える教室や小学生以上を対象とした教室などがあり、基礎からしっかり習えるのが一般的。

小学3年生からは学校で毛筆の授業がはじまりますが、小学校低学年から習いはじめておいた方が、正しい筆や鉛筆の持ち方が身につきやすくなります。

子どもが成長しても同じ教室に長く通い続けさせたい場合は、幅広い年齢に対応したコースがある教室がおすすめ。通い慣れた環境で、子どもの上達に合わせた指導が受けられるのがメリットです。

なお、対象年齢の幅が広い教室は、子どもと大人が一緒にレッスンを受ける教室もあるので、教室の雰囲気やレッスン内容などを確認しておきましょう。

大人向けの教室では、初心者向けコースのほかにも、レベルに合わせて通えるように上級者向けコースが設けられている教室もあります。

レベルによって指導方針が異なる場合もあるため、楽しく続けられるように実力に合わせた指導が受けられる教室を選びましょう。

②硬筆・毛筆などコースで選ぶ

子どもが大きい筆で書道をしている画像

書道教室で習える内容には、以下のようなコースがあります。

  • 毛筆
  • 硬筆
  • 筆ペン(ペン字)
  • かな文字

子ども向けの教室では、主に「毛筆」と「硬筆」コースが基本。大人向けの教室では「毛筆」「硬筆」のほかに、「筆ペン(ペン字)」「かな文字」などのコースを用意している教室もあります。

教室によってさまざまなコースがあるため、自分の習いたいコースがあるか確認しましょう。

ここからは、それぞれの内容について詳しく紹介します。

毛筆

毛筆とは、毛でつくられた筆に墨汁をつけて文字を書く、書道の基本スタイルのひとつ。

毛筆を習うと、文字を書くうえで重要な始筆や終筆、とめ・はね・はらいなど、文字の基本を学べます

教室で習える書体には、「楷書(かいしょ)」「行書(ぎょうしょ)」「草書(そうしょ)」などがありますが、初心者の場合はすべての書体の基本になる楷書からはじめるのがおすすめ。

一点一画を続けずに丁寧に書くことで、バランスよく美しい文字を書く練習ができ、正しい書き順も覚えられるのがメリットです。

また、毛筆のレッスンでは、文字の構造だけでなく筆の扱い方も習得できます。

筆に込める力加減によって、鉛筆やペンでは書き表せないはらいや点画の繋がりを表現できるのは、毛筆を学ぶうえで一番のポイント。線の太さや色の濃淡を変えながら、“かすれ“や“にじみ“などの自由な表現を楽しめます。

筆を運ぶテクニックやタッチがダイレクトに表現されるため、芸術性が高いのも魅力です。

さらに、毛筆ではじっくり一文字ずつ時間をかけて書くため、集中力が高まるのもメリットのひとつ

心を落ち着かせて書くことで、物事を細かに見つめる力やひとつのことに向き合う忍耐力を養えます。

硬筆

硬筆は、鉛筆やペンなどの筆記用具を用いて、正しい書き方やバランスの整った文字を書くことを中心に学びます。

硬筆を学ぶメリットは、なんといっても日常生活で役立つことが多いところ。

毛筆とは対照的に線の太さや濃さが安定しており、文字のバランスに重点を置いて学習するため、一生涯使える技術を習得できます

また、専用の道具をあれこれそろえる必要がないため、敷居が低く手軽にはじめられるのも魅力。墨汁で洋服を汚してしまう心配もありません。

子ども向けの教室では、毛筆と硬筆を一緒に学ぶ教室が多いですが、硬筆のみを選べる教室もあります。

実用的な文字を学べるので、普段使う文字の書き方を美しくしたい方におすすめです。

筆ペン(ペン字)

筆ペンのコースでは、筆のようなペン先をした「筆ペン」と呼ばれる筆記用具を使ってレッスンをおこないます。

"とめ"や"はらい"などを取り入れた美しい筆文字を書ける一方、毛筆で使用する筆よりも扱いが簡単なのがメリット。インクが内蔵されているため、墨汁を用意する手間もかからず、手軽に味のある文字を書けるのが魅力です。

毛筆のように、筆圧によって線の太さを変えられるので、表現力を磨きたい方にも向いています。

冠婚葬祭の宛名書きや年賀状など、暮らしにすぐに役立つ筆ペンの書き方を学べて、実用性が高いスキルを身につけられますよ。

また、なかには万年筆やボールペンを使った「ペン字」を学べるコースを用意している教室も。

筆ペン・ペン字いずれもペン1本あれば学べるので、場所を取らず自宅で練習しやすいのもポイント。趣味としてや、生活の場で使える文字を学びたい方におすすめです。

かな

かなとは、日本独自の文字文化である「ひらがな」を用いて、優美なかな文字の世界を学ぶコースです。

書道のなかでも、漢字を用いた書道とは違った味わい深さがあり、細い筆を使って流れる筆文字を書きながら、独特で繊細な書線を学べます。

また、かなコースでは文字を書くだけでなく、日本文化にも精通できるのが魅力

日本に古くから伝わる書体を習得することで、枕草子や古今和歌集などの古典の原文を読めるようになったり、短歌や俳句を楽しめたりといったメリットもあります。

日本の歴史や伝統文化に興味がある方や、流暢で芸術的な文字を書きたい方におすすめです。

③「座卓で正座」or「椅子と机」などスタイルで選ぶ

畳で書道をしている手のアップ画像

書道教室といえば、床に座って書く「正座スタイル」のイメージが強いものの、最近では教室のスペースの問題から「椅子と机スタイル」を取り入れている教室も多くなっています

基本的には正座してレッスンをおこなっている教室でも、難しい場合は椅子と机スタイルに変更できる教室や、両方のスタイルから選べる教室もあるため、正座が苦手な方は一度相談してみましょう。

また、カルチャーセンターなどでレッスンしている教室では、椅子と机スタイルで受講できる教室が多い傾向にあるので参考にしてください。

自分にとって身体に負担がかかりにくい姿勢で集中して学べるように、レッスン中のスタイルも考慮して選びましょう。

④少人数か大人数か指導人数で選ぶ

書道をしている子どもの画像

書道教室は、グループでレッスンをおこなうところが一般的ですが、教室によって1クラスの人数が異なります。

5人以下の少人数制を採用している教室もあれば、数十人の生徒を一度に教える大人数制を採用している教室もあるため、1クラスの人数もチェックしましょう。

少人数のクラスは、一人ひとりに合わせたペースで学べるのが魅力。先生の目が行き届きやすいので、細かい部分まで指導してもらえます。

一方、大人数のクラスは、共通の興味を持った友だちができたり、周囲から刺激を受けて向上心を高められたりなどのメリットがあります。子どもの場合は、コミュニケーション能力や協調性を伸ばす機会にもなりますよ。


ただし、生徒の人数に対して教える先生の人数が少ない教室は、きめ細かい指導が受けられない可能性があるので要注意

生徒がたくさんいることで、レッスン時間内にそれぞれの指導に手が回らず、上達が遅れることも。

充実したレッスンを受けたい場合は、先生と生徒の人数のバランスが取れているかチェックしましょう。

⑤師範資格が取得できるかどうかで選ぶ

着物を着ている女性が書道をしている画像

将来は書道を仕事にしたい方や、教室を開く予定がある方は、師範資格を取得できる教室がおすすめです。

書道には、上達するごとに昇級・昇段できる段級制度があり、なかでも最高位である「師範」を取得することで、高い書道の腕前を証明できます。

師範などの級位や段位は公的な資格ではなく、各流派や団体がそれぞれ設けている民間資格です。教室によっては段級制度がない場合もあるので確認しておきましょう。

しかし、民間資格ではあるものの、書道の世界では実力を証明する資格として通用しているため、師範資格を持っていると信頼度が高まります。また、師範になると、書道教室を開くときにサポートを受けられることも。

師範を取得するのには年齢制限がないため、各カリキュラムに沿って受講を続けて、試験に合格することでいつでも師範への道を目指せるのもポイント。

なお、小・中学校で書道の先生として
教えたい場合や、就活の際に履歴書に記載したい場合は、公的資格である「毛筆書写検定」や「文部大臣認可全国書道教師資格認定試験」を取得するとアピール材料として活用できます。

⑥展覧会への出品姿勢で選ぶ

黄色い服を着ている女性が書道をしている画像

作品を多くの方に見てもらう機会づくりのために、定期的に展覧会へ出品している教室もあります。

教室によって展覧会参加への考え方は異なりますが、大きく分けて以下3つのタイプに分けられます。

  • 展覧会活動はしない
  • 展覧会への出品は任意
  • 展覧会への出品は強制(もしくは半強制)

展覧会へ参加するとなると、作品づくりや出品作業などで多くの労力や費用が必要になります。

また時間もかかるため、忙しい方や展覧会に興味がない方は、強制的に参加しなければならない教室は避けた方が無難です。

一方、作品への評価が欲しい場合や、ほかの作品を見て刺激をもらいたい場合は、積極的に展覧会に出品できる教室がおすすめ

よい作品づくりのためにたくさん書き込むことで上達スピードも上がり、ひとつの目標があることで気持ちがだらけず、
やる気やモチベーションアップにも効果的です。

自分のペースで楽しく続けるためにも、入会前に展覧会に対するスタンスを確認しておくと安心です。

⑦月謝や振り替え制度もチェック

電卓とお金が置かれている画像

書道は続けることで徐々に上達していくもの。無理なく通えるように、月謝や入会金などがどれくらいかかるのかを踏まえて教室選びをするのも重要なポイントです。

子ども向けの教室の場合、
地域差はありますが、月謝の相場は月3,000〜5,000円かかるのが一般的

大人向けの教室の場合、ペン字、漢字、かななど、習う内容が多くなるほど費用が上がる傾向にあり、月5,000~1万円が目安です。

また、教室によっては月謝以外にも、以下の費用が追加で発生する場合もあります。

  • 筆や半紙などの道具類
  • 毎月のお手本となる冊子代
  • 展覧会への出品費用
  • 級や段、師範資格の取得費

冊子代や墨汁・半紙などの継続的にかかる消耗品費は、月謝と合わせて考慮しておきたいポイント。続けるほど意外とコストがかかるので、毎月のトータル金額をチェックしましょう。

教室によっては、書道の腕前や実力が上がると、より値の張る道具の購入を進めてくるところもあります。無理をして揃えても続けられなければ意味がないため、事前に道具類の購入についても確認しておきましょう。

教室で書道道具を預かってくれる教室なら、学校や仕事帰りにも通いやすいため、長く続けられるのがメリット。

兄弟姉妹で通う場合、入会金などが割引になるキャンペーンをおこなっている教室もありますよ。

また、体調不良や急な残業などでレッスンを欠席した場合に備えて、振替制度の有無も確認しておきましょう。

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鳥取の書道教室おすすめ2選|子ども向けから大人向けまで紹介

ここからは、鳥取にあるおすすめの書道教室を紹介します。

公文 とっとり北教室

公文 とっとり北教室は、子どもから大人まで幅広い世代の生徒が、それぞれのライフスタイルに合わせて気軽に楽しく学べる書道教室です。

公文式の学習方法をベースとした個人別の学習をおこなっており、「ペン習字」「かきかた」「筆ペン」「毛筆」の4つから好きな教科を選んで学べます

それぞれに見合った学習量で、階段を一歩ずつのぼるように順番に学習できるため、無理なく上達することが可能。実用性の高い教材を使用しており、普段の生活にも活かせるのが魅力です。

教室に通えないときは、オンラインレッスンで先生から指導を受けられるのもうれしいポイント。送迎の負担を減らしたい方や、時間を有効に使いたい方におすすめです。

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津ノ井教室

鳥取市にある津ノ井三区集会所でレッスンを開催している「津ノ井教室」。

これまで日展の理事などの要職を歴任してきた書道家の尾崎邑鵬のもと、書の道を究める書道研究会の由源社に属しており、全国各地に由源社会員による教室が開かれている大規模な書道団体です。

津ノ井教室では、日展入選経験や、由源社の師範資格を持つ先生が指導をおこない、「硬筆」「毛筆」「漢字」のレッスンが受けられます。

小学生から大人まで幅広く通えるため、長く書道を続けられるのがメリット。

また、教室で師範資格が取れるので、将来書道教室を開く夢がある方にもおすすめです。

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まとめ

書道は、年齢を問わず学べる習い事のひとつ。文字からその人の性格や本質が伝わるといわれることも多く、きれいな字を書く人はよいイメージを持たれやすくなります。

学びたい書道スタイルが決まったら、まずは見学や体験レッスンを受けてみて、教室の指導内容や雰囲気が合うかを確認しましょう。

この記事で紹介した選び方やおすすめの教室を参考に、楽しくスキルアップが目指せる教室を選んでくださいね!

坂本 菜緒
この記事を執筆した執筆者
坂本 菜緒

Ameba塾探し 執筆者

ピアノ、体操、フィギュアスケートなどの習い事を掛け持ちしつつ、小学3年生から進学塾に通う。高校受験で山手学院高等学校に進学。その後、大学受験で東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。同校の大学院美術研究科を修了し、美術と工芸の専修免許状を所持。2012年から東京都公立小学校にて勤務。2018年5月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。2021年3月から「Ameba塾探し」にてエディターとして従事し、保護者の方やお子様にとって、目的にあった最適な習い事に出会える記事作りを目指しています。

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