オンラインコミュニティ「K2DOC」のプログラムで悩みを抱える若者に自立・就労への第一歩を

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子どもたちのなかには、さまざまな事情からひきこもりや不登校になってしまう人もいます。

本人や保護者の方が「今の生活を変えたい」と思ってはいても、いきなりリアルの場に出て行くのはハードルが高いもの。

まずはオンラインの場で、同じ悩みを抱える人たちとつながることから始めてみてはいかがでしょうか。

今回は、そんな若者に寄り添い支援するオンラインコミュニティ「K2DOC(ケーツードック)」を運営する、K2インターナショナルジャパン ITソリューション部 マネージャーの大和田 哲さんにお話を伺いました

ひきこもりや不登校のお子さんを持つ保護者の方、リアルの場で人とつながる練習をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 若者の自立就労を支援するオンラインコミュニティ
  2. オンラインで人とつながれる!充実のプログラム
  3. K2DOCでの経験をリアルの場に出て行くきっかけに…

若者の自立就労を支援するオンラインコミュニティ

オンライン上でたくさんの人が集まっている画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「K2DOC」のサービス概要について教えてください。


大和田 哲さん(以下、大和田):K2インターナショナルグループは、ひきこもりや不登校などの悩みを抱える若者の自立就労支援事業を多角的に展開しています。

これまで私たちは30年以上にわたり、若者とそのご家族に寄り添いながら、さまざまな支援をおこなってきました。

そのなかで蓄積してきたノウハウをデジタルに転用し、オンラインでのサービス提供を試みた結果、生まれたのが「K2DOC(K2デジタルオンラインコミュニティ)」です。

K2DOCのサービス内容を一言で表すと、15歳から39歳までを対象とした「とことん面倒を見るオンラインコミュニティ」でしょうか。

まず無料で参加登録いただくと、担当のコンシェルジュが付きます。

そのコンシェルジュと定期的にオンライン面談をしながら、自立に向けたプログラムに取り組んでいくイメージです。

どのプログラムに参加すればいいかはコンシェルジュが一緒に考えてくれますし、プログラムの予約や質問、相談、雑談にも対応してもらえます。

コンシェルジュのなかには、過去にひきこもりや不登校の悩みを抱えていた方も少なくありません。

そのため、当事者ならではの体験談を聞いたり、適切な助言をもらったりもできます。

またK2DOCには、“恩送り”の理念があります。

もしK2DOCとの出会いがきっかけとなり自立できたなら、今度は同じように苦しんでいる人たちを助ける側にまわってほしいんです。

この恩送りの理念のおかげで、「自分が受けた支援を循環させよう」と親身になる方がK2DOCには多いのかなと思っています。

オンラインで人とつながれる!充実のプログラム

ーK2DOCのオンラインプログラムについて教えてください。


大和田:K2DOCでは、生活スキルや働くスキル、コミュニケーションスキルなど、自立に向けて必要なスキルが身につけられるプログラムをいろいろと用意しています。

まず「ミラクルイングリッシュ」という英会話のプログラムは特に好評ですね。

私たちのグループは、オーストラリアとニュージーランドにもスタッフの常駐拠点を持っているので、そことZoomでつなぎます。

現地の人が講師となって、カメラで現地のビーチやスーパーマーケットを見せたり、挨拶の仕方を教えたりと、工夫をこらしながら授業をおこなっているんですよ。

それから今すごく力を入れているのが「K2クラブハウス」というオンラインのレクレーションプログラムです。

内容としては、参加者の方が好きなことを月替わりでピックアップし、みんなでやってみて振り返りをしたり、感想を共有したりしています。

たとえばガンダムの映画が好きな人がいれば、先にガンダム作品を見たことがない人に向けて簡単な説明をしてもらい、その後各々で映画を鑑賞して、見終わったらみんなで作品について議論しあう感じです。

映画のほかにも、ゲームやアクアリウム、NBA、木彫りの熊など、多種多様なテーマでレクレーションをおこなうので人気がありますね。

そのほか声優になりきって楽しむ「朗読セミナー」、散歩中にお題にそった写真を撮って共有する「コレナニ珍百景」など、年代を問わず楽しめるプログラムが充実しています。

K2DOCでの経験をリアルの場に出て行くきっかけに…

ー今後の展望について教えてください。


大和田:K2DOCは始まって1年も経っていない新しい試みなので、アップデートを重ねつつ、認知を広げて活動をより活発にしていきたいです。

現段階で20前後のプログラムがありますが、新たな企画の構想も練っているところで、人数が増えれば増えるほど幅が広がっていくと期待しています。

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。


大和田:コロナ禍の影響もあり、さまざまな事情で自宅の外に出られない方は増えてきていると思います。

私たちはそういった方々がひとりでも多く社会に踏み出せるよう願っていますが、なかには急にリアルの場で人とつながるのは難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

まずはK2DOCを活用してオンラインで人とつながり、その経験をひとつのステップにし、リアルの場に出て行くきっかけにしていただけると嬉しいです!

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!


■取材協力:K2DOC