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北斗晶、杏を抑えて1位は…?小中学生の母親が選ぶ「家事・育児の参考になる母親芸能人」ランキング

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あなたは子どものとき、「母の日」に母親へ感謝の気持ちをどのように伝えましたか?カーネーション、お手伝い券に日ごろの感謝の気持ちを綴った手紙…。

「Ameba塾探し」では、502人の小中学生の母親を対象に「母の日」にちなんだアンケートを実施。「家事・育児の参考になる母親芸能人」「母親世代と子ども世代の母の日プレゼント」ランキングのほか、思い出エピソードもご紹介します。

また、母親たちが日ごろどの程度子どもの勉強に関わっているか、話題となっている大人の“学び直し”についての興味関心についても調査しました。

1位は辻希美!「料理がすごい!」「自分も頑張ろうと思える」

まずは、小中学生の母親たちが選んだ「家事・育児の参考になる母親芸能人」ランキングです。

家事・育児の参考になる母親芸能人ランキング

1位 辻希美

「初めは若いお母さんだからとまったく参考にしていなかったけど、YouTubeで頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと思えるようになった」(30代後半・専業主婦)
「季節の行事やイベントのときに、部屋を飾り付けしたり、いろいろと準備をしているところ。特に料理は手が混んでいるし、見た目も華やかで子どもは嬉しいだろうなと思う。準備は大変だと思うけど、ご自身も楽しんでいるように見える」(40代後半・事業主)
「ブログを見て、子どもへの接し方を尊敬しています。それぞれの子どもの個性を認めて、伸ばしていると感じます。うちは子どもはひとりですが、同世代の子がいるので、尊敬しながら自分も少しでも真似をしたいと思っています」(40代後半・パート/アルバイト)

辻さんの「モー娘。」時代から知っている母親たちにとっては、その成長ぶりもまた感慨深いものがあるようで、「昔はあんなに小さかったのに…」なんて声も。また、Instagramで話題となっている娘さんの見事なお菓子作りの腕前から、辻さんの子どもの才能を伸ばす子育て術も注目されています。

2位 杏

「私もシングルマザーなので、杏さんの母として女性として強く生きる姿が励みになります」(30代後半・パート/アルバイト)
「杏さんのYouTubeを拝見しています。美味しそうな手作りご飯を作られたり、たくさんの本が並び読書習慣がある様子を見て子育ての参考にさせてもらっています」(30代後半・パート/アルバイト)
「忙しいと思いますが、日々の生活を大切にし、子どもとの時間を作り、ちゃんと食事を作り、自分のスキルアップも常にされている。また、何かあった時の防災に対する意識も高いところ」(40代前半・自営業/フリーランス)

シングルマザーとしてたくましく生きる姿や、ライフワークバランスのとれた生活に母親たちの支持が集まっていました。また、YouTubeの料理動画で見せるその手際の良さに感心したという声のほか、ささいな失敗も気にせず、時に“3秒ルール”を適用している姿も見せるなど、気負うことなく自然体な姿に親近感が湧き参考にするようになったという声が寄せられました。

3位 北斗晶

「買い物でどのような食品を購入するか、その食材をどのように調理するかをTVなどで紹介していて参考にしている」(40代全半・正社員/正職員)
「小さいことはぐちぐち言わず、大きく包んであげたい。北斗さんのように、どんと構えられたらいいなあと思ったので」(30代後半・パート/アルバイト)
「同じ男の子の母親として、息子との関わり方が、近づきすぎず、遠すぎず、そしてすべて完璧にしない子育てが好きだから」(40代前半・パート/アルバイト)

「鬼嫁」キャラとしてお茶の間の人気を博していますが、夫婦の仲睦まじい姿や、家族への深い愛情を感じるところが、母親たちにとって理想的と受け止められているようです。さらには、子育てなどの悩みに対し、自身の失敗談なども織り交ぜながら送るアドバイスが「参考になる」と好評。“近所の先輩ママ友”的立場も担っているのかも知れません。

4位 仲里依紗

「いつも楽しそうで仲の良い親子関係だと思うので、自分も同じようにもっと楽しい良い関係性を持ちたいから」(20代後半・専業主婦)
「背伸びせず、できないことはできないと発言できるところと、伸び伸びと子育てをしている姿が好感を持てる」(30代後半・パート/アルバイト)

5位 菅野美穂

「子育てに関するエピソードをテレビ番組で話していて、子どもが散らかしていたレゴを踏んで痛かった!など、話している内容がどれも共感出来て、親近感が湧いているから」(30代後半・パート/アルバイト)
「なんでも笑い飛ばしてがんばっているとテレビで言っていたので、見習おうと思った」(20代後半・専業主婦)

5位 高嶋ちさ子

「男の子の子育てで厳しい部分を包み隠さず発信しているので共感ができる」(40代前半・専業主婦)
「厳しいが愛情を持っているように感じたから。また彼女自身の包み隠さない人柄に好感がもてるから」(30代後半・正社員/正職員)

5位以下は、大学進学を目指すことを宣言した小倉優子さんに、バラエティなどで見せるお茶目な人柄に「子育ても自分の人生も楽しんでそう!」との声が寄せられた木村佳乃さん。

そして私生活についてほぼ語ることはありませんが、その姿に「子どもを守る覚悟が見える」と支持が集まった松嶋菜々子さん、東原亜希さんは4人の子育てと仕事の両立をこなす姿に憧れている母親たちが多いようでした。

母親世代の1位は「お手伝い&肩たたき券」!子ども世代は?

あなたが小学生のときに「母の日」に贈ったものはなんですか?

小学生のときに自身の母親に贈ったものと、母親になって贈られたものアンケートをもとに、母親世代と子ども世代の「『母の日』の贈りもの」ランキング、上位5つを発表します。

また、思い出の「母の日」エピソードもご紹介。

母の日の贈りものランキング

母親世代の「母の日」に贈ったもの1位は「お手伝い・マッサージ券」(33.5%)、次いで「花」(30.7%)。子どもの世代では、「似顔絵」(30.9%)と「手紙」(30.3%)が僅差で上位2つとなりました。

母親世代で1位となった「お手伝い・マッサージ券」は、子ども世代では4位でわずか7.2%。子ども世代で1位となった「似顔絵」は母親世代では6位(5.8%)でした。

これは、“贈る側”と“贈られる側”の立場の違いによって印象深いものが異なっていることも考えられます。贈られる側の母親からしたら特に似顔絵や手紙は「気持ち」が伝わる特別なものなのかも知れません。

子ども時代に母親に欲しいものを尋ねても「気持ちだけで十分」と言われて困った記憶がある方も多いかと思いますが、その言葉は間違いなく“本音”であったことを表すかのような結果となりました。

母親世代の「母の日」エピソード

「なんでもお手伝い券を渡したがなかなか使ってもらえずに、ソワソワしていた記憶があります」(30代前半・契約社員)
「肩叩き券を渡したら、毎日のように肩叩き券を渡されて、肩叩きが嫌になってしまって肩叩き休暇デーを勝手に作ってました」(40代前半・正社員/正職員)
「母の日に1000円ぐらいでパールのネックレスを買って渡しました。すごく喜んでもらえたのですが、今考えればとても安っぽく、今の自分がもらっても付けられないようなものだったのに、喜んでくれたあの笑顔が忘れられません」(40代前半・パート/アルバイト)

微笑ましいエピソードがある一方で「お花は好きじゃないって言われてしまった」や「意外に素っ気なかった」といった、少々寂しいエピソードも寄せられました。贈る側はよく覚えているものですね。

母親となってからの「母の日」エピソード

「『ままいつもありがとう、ずっとだいすき』と書いてある手紙をもらいました。毎日持ち歩いています」(30代前半・パート/アルバイト)
「娘からお手紙は毎年貰っています。毎年貰っていると、文章や字の成長を感じられるのもありますし、気持ちがこもっていてとても嬉しいです」(40代前半・パート/アルバイト)
「毎年お手紙をもらっていますが、初めて物をもらいました。財布が古くなっていて欲しがったいたのを知って、お年玉を使わず取っておいてくれて買ってくれたので、とても嬉しかったです」(50代前半・正社員/正職員)
「まったく期待していないときに、お花を買ってきてくれて、嬉しさをどのようの表現すればよいか、うまくリアクションがとれませんでした。もう少し、かわいらしく喜びたかったです」(50代前半・専業主婦)

ほかには、「母の日に私の絵をかいてくれたけれど、メガネがとがっていて、顔がこわかったです」や「もらった似顔絵の頭から薄っすら角のようなものが生えていた」、なんてエピソードもありました。

“学び直し”に関心のある母親8割!

続いて、母親たちは日ごろ子どもの勉強にどの程度関わっているのか、また、話題となっている“学び直し”についての興味関心についても調査しました。

子どもの勉強への関心子どもの勉強を見る頻度

まず「子どもの勉強にどの程度関心があるか」尋ねたところ、関心があると答えた母親は、「とても関心があるほうだ」(24.8%)「関心があるほうだ」(59.2%)を合わせて84%でした。

母親たちが子どもの勉強を見る頻度も高く、特に毎日子どもの勉強を見ている小学校低学年の母親は4割以上にのぼります。

学年が上がるに従って見る頻度は低くなりますが、それでも全体を通して5割以上の母親たちが週に複数回子どもの勉強を見ており、母親たちは子どもの勉強に対してとても意欲的であることがわかりました。

また、子どもの勉強を見ていることで、「学び直し」について考えるようになった母親も多くいるようです。

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学び直しへの興味

「学び直しに興味はあるか」尋ねたところ、「“学び直し”してみたい」母親は6割を超え、すでに「“学び直し”している(したことがある)」(18.2%)母親もあわせると、80%が“学び直し”に興味があることになります。

「仕事のスキルアップのため」「資格取得のため」と、学び直しを通じて自らのキャリアアップなどにつなげたいという声のほかに、「子どもに勉強を教えたい」「英語を一緒に学びたい」などといった声も。

「子どもの勉強をみていたりして、内容が変わっていたり、昔はできたのにわからなくなっていたり、ということがショックだから。また、計算力とか国語力は、大人になってからも大事だと感じるので、基礎をもう一度しっかり学びたいです」(30代後半・正社員/正職員)
「小学生の子どもから、社会のことや経済のこと、環境のことなどいろいろ質問されるようになりましたが、知らないことが多いです。私もさまざまなことに興味を持って学んでいきたいと思いました」(30代後半・専業主婦)
「子どもたちの教科書の中身は私たちが学んだことと違う場合があります。時代は変わっているので、知るべきことも常に更新されていると思います」(40代後半・家族従業者)
「小学生の宿題を教えながら、昔と習い方が違ったり、端折ったりする答え方などに驚きましたので、一緒に学び直しをしながらでないと子どもに間違ったことを教える可能性があると思ったのがきっかけです」(50代前半・専業主婦)
「子どもの習い事に付き添っていると、自分の子どもの頃は気づかなかった楽しさや奥深さを感じることがあります。ピアノは、子どもより私の方が練習しています」(40代前半・専業主婦)

また、子どもの勉強を頻繁に見る母親ほど“学び直し”に興味がある傾向にあることもわかりました。

子どもの勉強を毎日見ていると答えた母親の69.7%が「“学び直し”してみたい」と答えており、週1回以上子どもの勉強を見ている母親の5割以上が“学び直し”に興味をもっていました。

子どもの勉強を見ることで、母親たちも何かしらモチベーションを得ているようです。

一方で「“学び直し”したいと思わない」と答えた母親たちから聞こえてくる「時間が作れない」(40代前半・正社員/正職員)、「子育てや家事、仕事のことで手一杯で、学び直しをしたいと思う余裕はない」(30代後半・パート/アルバイト)「子どもに手がかからなくなったら趣味を満喫したい」(30代後半・パート/アルバイト)といった声からは、母親たちの日ごろの忙しさが透けてみえるようでした。

まとめ

母親たちが家事・子育ての参考にしている母親芸能人は「憧れ」としての対象ではなく、「親近感」がポイントとなっているようでした。またYouTubeを見てファンになったという声が多く寄せられたことから、母親たちの家事・育児もYouTubeの影響はあるのかも知れません。

また、母親世代と子ども世代で「『母の日』の贈りもの」ランキングは大きく異なりましたが、ものは違えど“感謝の気持ち”が何よりの贈りものであるという母親の“本音”が読み取れました。

そして“学び直し”に対して意欲的な母親が多いこともわかりましたが、その一方で時間の制約や気力、余裕といった意欲だけではまかないきれない現実もそこにはありました。

【調査概要】
調査時期:2022年4月15日~2022年5月2日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:小学生~中学生の子どもの母親502人
調査内容:「母の日」に関するアンケート

ひらおか ましお
この記事を執筆した執筆者
ひらおか ましお

Ameba塾探し 執筆者

大学で入部したスポーツ新聞部をきっかけに、大学卒業後から本格的にライター業に従事。主にスポーツ雑誌を中心に活動していましたが、結婚と出産を機にwebや地元の情報誌などに活動拠点を移しました。子どもの成長と共に教育関連に興味をもち、2021年11月より「Ameba塾探し」で執筆を担当する二児の母。インタビューを通して得た情報を皆さまにシェアする気持ちで執筆しています。