近年、オリンピックで日本人選手がメダルを獲得するなど注目を浴びている空手。
やらせてみたいけれど、怪我や練習の厳しさが気になって、躊躇されている方もいるのではないでしょうか?
今回は、空手が初めての3歳から入会でき、楽しく稽古をおこなうことができる「リズミックカラテクオレ」指導員の千葉 椎奈さんにお話を伺いました。
空手を初めてみたいけれど敷居が高いと感じている方は、ぜひご一読ください!
楽しみながら「非認知能力」向上もできる稽古
―本日はよろしくお願いいたします。まず、「リズミックカラテクオレ」がどういった空手スクールなのか教えてください。
千葉 椎奈さん(以下、千葉):「リズミックカラテクオレ」は、稽古中に音楽を流し、楽しい雰囲気の中で空手をおこなうスクールです。
空手が初めての3歳から加入していただくことができ、中学生と高校生向けのクラスまであります。
「空手」と聞いて、痛いとか怖いといったイメージを持たれる方は少なくないかと思います。敷居が高いと感じている方もいらっしゃるでしょう。
空手は決して人を叩いたり、傷つけたりするものではありません。
子どもたちには必ず、「自分の身を守るためだけに使ってください」と伝えていますし、マイナスのイメージを払拭したくて、稽古中も音楽をかけて、楽しい雰囲気づくりをおこなっているんです。
もちろん、楽しくといっても、空手は武道ですので、挨拶や礼儀面といった部分はしっかり指導させていただいています。
また空手を通して、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などの「非認知能力」と呼ばれる5つの力が身につくようサポートしていることも私たちの特徴です。
技術はもちろん、「人間性」を育てる指導方法
―指導する上で大事にしていることは、どういった点でしょうか?
千葉:クオレのスクール理念は「ココロに体力を。」です。スクール名のクオレ(Cuore)もイタリア語で「心」を意味するんですよ。
技術指導はもちろんのこと、「心の体力づくり」「心を鍛えること」や「心の成長」に重点を置いた指導をおこなっています。
指導員は全員、入社後に「安全」「教育」「指導」の厳しい研修を受けています。私自身も含めて競技志向ではなくて、どれだけ子どもに寄り添えるかを大事に考えていることはクオレの指導員の特徴ともいえるでしょう。
私たちの基本方針が「子どもたちを「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」であるように、たとえ子どもたちが何か失敗をしても、それを叱るようなことはしていません。
実際、失敗から学ぶことはたくさんありますよね。むしろ失敗して欲しいと思っているくらいなんです。
だから、日頃から子どもたちには、「失敗をしてもいいから、どんどんチャレンジしてみよう」と声掛けをしています。
失敗から学び、成功に繋がったときに子どもたちが見せてくれる「できた!」という表情。明るく自信に満ちていて、見るたびに指導員をやっていてよかったと思いますね。
指導員と生徒の関係ではありますが、あくまでも上からではなく、子どもと同じ高さの目線で話をすること、同じテンションで空手を楽しむことを大切にしているのが私の指導方法です。
無料体験レッスンは随時開催
―今後開催予定の大会やイベントがあれば教えてください。
千葉:現在、東京のクオレでは「合宿」「スポーツ大会(空手大会)」「一日体験活動」をおこなっています。
合宿は1泊2日で、1日目に昇級審査、2日目にスクールごとの団体戦をおこなうことが多いですね。
空手大会は個人戦で、普段の稽古の練習の成果を発揮する場所です。直接蹴ったり、突いたりするのではなく、空手の形(かた)の技術で戦います。
園児の部と小学生の部で分かれていますので、園児から参加が可能です。
空手大会は都道府県ごとの開催となり、普段はあまり交流のない他スクールの子どもたちが交流することができる場所にもなっていますね。
一日体験ではスポーツ体験活動だけではなく、自然体験や職業体験をおこなっています。
―最後に読者へのメッセージをお願いします。
千葉:先ほどもお話させていただいたように、空手に対して痛い、怖いといったイメージを持ち、敷居が高い方が多いかと思いますが、
リズミックカラテでは、初めて空手を習う子どもたちも楽しくおこなっていますので、空手に少しでも興味がありましたらいつでもご連絡ください。
また、日々お忙しい保護者の方に負担をかけないよう、クオレではお茶当番や車出しといったことは一切ありません。
無料体験は随時募集していますので、ぜひ、新たな一歩を踏み出してください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:リズミックカラテクオレ