自分のペースで学べる「共生舎」の将来役立つ能力の育成とは?ありそうでなかった自由度の高い指導に迫る

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2020年から2022年にかけて、新しい学習指導要領が全国の小学校、中学校、高校で導入されたことをご存じでしょうか。

これにより授業はもちろん、受験においても、ただ丸暗記するだけの勉強を非推奨とされ、覚えた知識をいかに役立てられるか、に重きが置かれるようになりました。

そこで今回は、2016年の創業時から、学習指導要領の改訂を見越した授業をおこなってきた「共生舎」の代表であり、講師を務める髙橋 慎吾さんにお話を伺いました

過渡期にある子どもたちに、時代にあった教育を受けさせたいと願う保護者の方は、ぜひご一読ください。

  1. ありそうでなかった!?自分のペースで学べる教室とは
  2. 生徒一人ひとりの希望や状況にぴったりのコースが選択可能
  3. 将来役立つ能力の育成に注力!生徒に最適な学びを一緒に

ありそうでなかった!?自分のペースで学べる教室とは

友人同士で教え合っている男の子2人の画像

ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「共生舎」がどのような塾なのか、設立経緯や概要について教えてください。

髙橋 慎吾さん(以下、髙橋):当教室は、創業2016年1月に「気軽に来られて便利な教室」をコンセプトとして開校しました。

「学ぶことに対するハードルや抵抗感を減らしていきたい」「どのような生徒さんでも通いやすい教室にしたい」と思い、自由度をとても高くしているのが特徴です。

たとえば、小中高生、全学年のあらゆる生徒さんを対象とし、対応時間も、小学生なら平日15時から、中高生なら平日17時から、細かな時間は要望にあわせて調整して受け入れています。

また、テストの点数を上げるだけではなく、人同士の関わりを重視しているのも当教室の特徴です。

だからこそ、ときには遊びもさせるし、望めばディスカッションもさせます。

ただ黙々と講師の解説を聞き、問題を解くような往来の学習塾とは一線を画していると自負しております。

ー共生舎独自の強みについて、詳しく教えてください。

髙橋:具体的な強みとしては、まず、“生徒さんが主役であること”の徹底が挙げられます。

講師である私はあくまでサポート役に徹して、本人が望む学びを実現させてあげるのが、当教室の根底にあるスタンスです。

必要に応じて黒板の前に立ち授業をすることもありますが、基本は生徒一人ひとりに対して個別で指導をしています。

ただ、一般的な個別指導塾と違い、当教室は机ごとにパーテーション分けをしていません。

ほかの学年の子がどのような勉強をしているのかがわかるように、あえてそうしているんですね。

それによって、「1年後に自分はこういう勉強をするんだな」などと、なんとなくでも見通しが理解できることが大切だと思っているからです。

そして、それは「言われてやるのではなく、あくまでも自分がやりたくて勉強をする」という意識づくりにも役立つんですよ。

当教室では、このような自主的に勉強へと向かう意識づくりも大切にしているので、最初の面談では生徒さん本人や親御さんからしっかりとお話を伺っています。

どういった性格なのか、普段どういった勉強の仕方をしているのか、いくつもの情報から生徒さん一人ひとりにあう方法を考えるんです。

もちろん勉強のやり方もですが、ものごと全般の考え方、見極め方もです。

それはいわば、これから社会で生きるうえで必要な土台づくりを一緒につくっていくということであり、ここに力を入れているのは、当教室ならではの大きな強みだと思っています。

また当教室では、教材を無理に買わせることはありません

教材の購入は家庭にとって大きな負担でしょうし、生徒さん自身も「やらなくてはいけないものが増えた」と感じて、やる気を削いでしまうので、仮に必要があればよいものをおすすめする程度ですね。

そのため、当教室では、まず学校で提出の必要がある宿題をやります。

人の目がないとだらけてしまったり、家では集中できなかったりして宿題ができない生徒は、教室でやってもらうようにしています。

ただ、自宅学習ができないままなのも問題なので、そのような場合には、親御さんに相談することもありますね。

「少しこのように配慮してあげてください」「今は放っておいてあげたほうがいいですね」など、ほかの教室と違って、言いにくいことも率直に伝えるようにしていますね。

受験が近いとか、成績が伸び悩んでいる状況だと、本人も親御さんも焦る気持ちがあるのは分かります。

しかし、健康や精神状態が整っていなければ、勉強も思うように進まないし、試験も台無しになってしまう可能性が高いです。

だからこそ、まずは勉強を“やらなくてはいけない特別なもの”という感覚をなくす必要があると思っています。

生徒さん自身にとっても、親御さんにとっても、勉強が“日常のなかに当たり前にあるもの”になることを意識して、指導にあたっています。

生徒一人ひとりの希望や状況にぴったりのコースが選択可能

教室内で子どもたちがそれぞれ机に向かって勉強している画像

ーコースについて、料金を含め、詳しく教えてください。

髙橋:コースは大きく分けると、輪西本校と八丁平移動教室でおこなっている「対面授業クラス」と「オンラインクラス」のふたつです。

まず、対面授業クラスのひとつである「ビジタープラン」は、定期通塾が難しい方のためのコースで、入会金と空調費、管理費がかかりません

輪西本校のみのコースなので、「輪西本校近くに用事があるから、ついでに勉強を見てほしい!」といった方にもおすすめです。

前日までに予約をすればOKで、さらに30分区切りの料金体制なため、お気軽にご利用ください。

小学生 30分毎:1,200円
中高生・一般 30分毎:1,500円

※上表は「対面授業クラス」の「ビジタープラン」料金です。金額はすべて税込です。


次に、一般の対面授業クラスである「通常プラン」では、入会金5,000円(税込)のほか、空調費、管理費として毎月500円を別途いただいています。

プラン内容は教室によって少し異なり、輪西本校は週1回、小学生は50分、中高生や一般は60分から利用可能です。

毎週月曜日から水曜日と金曜日、それから第1・第3土曜日に開校し、出席時間帯はご希望を伺い、ご相談のうえで決めます

小学生
50分:1,500円
90分:2,200円
120分:3,300円
150分:3,700円
中高生
60分:2,200円
90分:2,700円
120分:3,300円
150分:3,700円
一般
60分:2,200円
90分:3,300円
120分:4,400円
150分:5,500円

※上表は「対面授業クラス」の「輪西本校・通常プラン」料金です。金額はすべて税込です。


八丁平移動教室の「通常プラン」は、全学年50分を1ユニットとして、小学生は2ユニットまで、中高生は3ユニットまでご利用いただけます。

なお、八丁平移動教室は、2022年4月14日に八丁平町会館にて開校いたしました。

当面は毎週木曜日の17時から21時までのみの開校ですが、需要が増えれば授業日程の拡充も検討しているので、どうぞよろしくお願いいたします。

小学生
1ユニット:1,500円
2ユニット:3,000円
中高生
1ユニット:2,000円
2ユニット:3,300円
3ユニット:5,300円

※上表は「対面授業クラス」の「八丁平移動教室・通常プラン」料金です。金額はすべて税込です。


最後にオンライン授業「55learning」ですが、こちらは対面授業同様、対話を重視した授業が特徴です。

オンライン授業で用いたホワイトボードや説明書きの画像は、生徒さんのLINEに送信することも可能なので、学んだことをいつでもスマートフォンから再確認できます。

料金は35分授業2コマ、合計70分で3,200円(税込)です。ただし、移動教室後は短縮授業になるため、3,000円(税込)になります。

詳しくは、オンライン授業用の公式ホームページをご確認ください。

将来役立つ能力の育成に注力!生徒に最適な学びを一緒に

小学生クラスで学習後にカードゲームをしている子どもたちの画像

ー今後の展開について、教えてください。

髙橋:まず当教室は、来るべき学習指導要領改訂「主体的・対話的で深い学び」を見据えた自立型学習塾として、2016年1月に室蘭市輪西町にて開業しました。

そして今、学習指導要領改訂と北海道公立高校入試の制度改正が重なり、「学んだことをもとに考えを組み立て、答えを導くプロセス」が今まで以上に重要となっています。

そこで当教室としては、新たな学習指導要領に対応すべく、以下を主軸とした指導により一層力を入れています

  • 全学年共通でのミニディスカッション
  • (小学生)コミュニケーションと基礎学習
  • (中学生)基礎学習をもとにした記述問題への取り組み
  • (高校生)問題演習を通した実社会への見通し意識

成績アップや難関校合格などは、塾の評判の指標として、とてもわかりやすいポイントです。

しかしそれ以上に当塾では、生徒たちが能力をしっかりと発揮できるだけの土台をつくるという、受験以外にも役立つ能力の育成に力を入れています

その基盤は変えることなく、今後は移動教室やオンライン授業を拡充し、一人ひとりの気持ちに寄り添う学びをご提供できる機会を増やしていきたいと考えています。

また、人口がどんどん減りつつあるこの室蘭という地域において、地域愛を持って何ができるのか。

そのようなことを考えてくれる子どもたちを育成したいと思い、指導にあたっています。

ー最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

髙橋:ただ「成績を上げてほしい」「上げたい」というのであれば、ほかの教室でもよいと思います。

むしろそのような場合には、私の教室はおそらく向いていないのではないかと思うんですね。

当教室は、「自分のペースで勉強したい」「きちんと考えて、噛み砕いて、理解したい」と考える子どもたちに向いている教室だと思っています。

実際、私の教室に来るのは成績上位者であっても、「詰め込み型の勉強がものすごくいやだ」という子が多いんです。

しかし勘違いしてほしくないのですが、詰め込み型の勉強がいけないということではありません。

一番大切なのは、自分にあった勉強の仕方を見つけることです。

だから、もしも今ご家庭やほかの教室に通っていて「やり方があわないな」「やれっていわれているからやってるだけ」と感じているのなら、ぜひ当教室に来てください。

当教室は、少人数の集団指導ではありますが、その分、個別指導塾よりもお手ごろ価格です。

ですが、個別指導並に生徒さん一人ひとりにあった指導を徹底していますので、あなたにとって最適な学び方、考え方、表現の仕方を一緒に見つけていきましょう

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


■取材協力:共生舎

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、テラコヤプラス by Amebaで保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。