福岡市に校舎を構える「桜学ゼミ」を取材!国公立や難関大学に挑む生徒への本気のサポートとは

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受験生にとって塾選びは、合否はもちろん、その後の人生を左右する岐路といっても過言ではありません。

しかしそれ以上に大切なことは、受験生本人の“強い意志”と“本気の努力”です。

今回は、福岡市にある学習塾「桜学ゼミ」塾長の後藤 僚祐さんにお話を伺いました

同塾の勉強や生徒に対する厳しい教えは、国公立・難関大学を目指し本気で頑張る高校生にとって価値のある経験になるでしょう。

九州で塾や勉強できる場を探している方、本気で努力する経験をしたい方は、ぜひご覧ください。

国公立・難関大を目指す高校生が安心して勉強できる場

女子生徒2名が個別の机で勉強している画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「桜学ゼミ」がどのような塾なのか教えてください。

後藤 僚祐さん(以下、後藤):「桜学ゼミ」は、福岡市東区香椎にある、国公立大学・難関大学を目指す生徒をターゲットにした高校生専門の学習塾です。

毎年約60名の定員が満員になっています。

この塾を立ち上げたのは、当時私が大学在学中に、アルバイト講師をしていた学習塾を辞めたときに、生徒や保護者の方から指導継続の強い要望をいただいたことがきっかけです。

当時の生徒や保護者の方が、大学生の私にご協力くださいました。

私が塾長ではありますが、生徒・保護者と一緒のチームでつくりあげた塾だと思っています。

創業時とメンバーは違っても、生徒たちのチームメイトとして、高校生が安心して勉強できる場所を提供しています。

ー他塾にはない貴塾の強みについて具体的に教えてください。

後藤:当塾の指導は、おそらくほかの塾よりも相当厳しいと思います。

国公立や難関大学を目指すのなら、並大抵の気持ちでは合格できません。

そのため入塾希望者には、厳しい指導をおこなっていることをお伝えしたうえで、じっくり検討して入塾を決めていただいています。

九州大学や東京大学といった難関大学の入試倍率は4〜5倍あります。

不合格者が合格者の3倍ほど出るわけですから、A判定が出ている生徒でも、落ちることもあるのが現実なんです。

当塾で教えているのは、どちらかというと受験勉強そのものよりも、受験をとおして、成長するつらさ、喜びを経験してもらうことです。

生徒たちには「受験の合否だけが大事なら、ここに来る必要はない。受験勉強の過程で何を学んでいるのかを考えなさい」と常に伝えています。

受験は“結果よりも頑張った過程のほうが大切”というのが私の考えです。

年中無休で開校していることや、生徒・保護者との連携を大切にしていることなども特徴ですが、受験をとおして成長するつらさ、喜びを学べることが当塾の大きな強みだと思っています。

確かな学力とコミュニケーション力を兼ね備えた講師陣

教室内で子どもたちが勉強している画像

ー採用されている講師について教えてください。

後藤:講師の採用基準は基本的にふたつです。

まずは学力ですが、九州大学をはじめとする難関大学を目指す生徒たちを教えるので、九州大学の上位層およびその学力に相当する方のみを採用しています。

したがって、講師の採用試験時には、東京大学や京都大学の問題を解いてもらっていますが、担当教科の正答率は9割以上であることが必須です。

また補助として大学生のアルバイト講師も採用していますが、試験は同基準で実施しているため、確かな学力をもつ者が揃っています。

重視しているもうひとつのポイントは、生徒とのコミュニケーション力です。

やはりどれだけ学力があっても、生徒の理解度をつかめなければ効果的に授業を進められません。

ですから、生徒の意図が読み取れる人材であるかという点も重視しています。

このふたつを基準として、採用するのは15〜20人にひとり程度です。

当塾の講師の年齢層は比較的若く、多くが33歳の私よりも年下ですね。

生徒にとって講師と年代が近いことは、質問や相談もしやすいのではないでしょうか。

「個別・少人数授業」と「自習」を組み合わせた学習法

女子生徒が勉強している画像

ーコースについて教えてください。

後藤:ホームページ上には「国公立・難関大専門コース」「福大・私大突破コース」「中高一貫コース」と掲載していますが、このコース分けはあくまで目安です。

実際には「指導」と「自習」のふたつの学習方法があり、それぞれふたつずつの形式があります。

指導には個別授業と少人数授業があり、科目ごとに選択可能です。

すべて個別授業にすると料金が高くなってしまうので、組み合わせてのご利用をおすすめしています。

たとえば国公立大学志望生は、少人数授業をメインに強化したい科目のみを個別授業で受講し、私立大学志望生は逆に個別授業をメインで受講します。

最適な組み合わせは生徒それぞれ異なるので、入塾時に計画を策定し、成長に合わせて内容の変更をご提案しますね。 

自習では共有スペースのほか、「マイデスク」という自分専用の自習席を確保できる利用法もあります。

さらにマイデスク利用の生徒には、「家の勉強机を空にして、教材は全部持って来るように」と伝えています。

大人がテレワーク続きだと業務に集中できないのと同じで、子どもだって家で効率よく勉強できる子ばかりではないと思うんですよ。

自宅で勉強がしにくいのであれば、「環境」をつくってあげるのも塾の役目だと思います。

塾としては指導スペースを広くとるほうが、経営効率がよいのかもしれませんが、生徒のためを考えると、自習室やマイデスクは大切な空間です。

これもほかの塾にはない、当塾ならではの特徴といえますね。

マイデスクの画像

ー料金について教えてください。

後藤:個別授業数やマイデスクの利用などによって変動しますが、月額の目安はだいたい40,000〜60,000円(テキスト代込み)です。

他塾より高額ではありますが、プロ講師が直接指導し、常に学習状況が見える数で留めています。

詳しくは、以下のモデル例や当塾公式ホームページの料金表ページもご覧ください。

【少人数授業+マイデスク利用 Aさんの場合】
(九州大学志望・理系・高1入塾)

学年月額
高1・245,000円(英語・数学)
高367,500円(英語・数学・化学・物理)


【少人数授業+マイデスク利用 Bさんの場合】
(国立大志望・文系・高2入塾)

学年月額
高2(個別指導)46,000円(英語・数学・国語)
高3・入試直前67,500円(英語・数学・国語)


【個別授業+共用自習スペース利用 Cさんの場合】
(福岡大学志望・文系・高2入塾)

学年月額
高256,500円(英語×2・数学)
高360,500円(英語×2・国語)


【個別授業+共用自習スペース利用 Dさんの場合】
(西南大学志望・文系・高3入塾)

学年月額
高381,000円(英語×2・国語×2)

学習の地域格差をなくす!本気で頑張る人のサポートを

塾長の後藤さんがホワイトボードの前に立っている画像

ー新たな取り組みなどの予定があれば教えてください。

後藤:今後、香椎以外の九州地域でもオンラインによる指導を展開したいと考えています。

私の出身地は大分の田舎で、塾には通っていましたが、参考書や友達とのディスカッションに頼っていた勉強も多かったですね。 

その後福岡に出てきて、「都会と田舎とで講師のレベルに、こんなにも差があるんだ!」と実感し、そういった学習の地域格差をなくしたいと思ったんです。

特に最近の風潮では、「高校生は映像授業で十分」となっていますが、私には疑問があります。

やはり、“人が人に教えること”を大切にしたいと思っています。

都会の生徒は先生に教えてもらえるのに、田舎は映像授業で十分。このような格差を今後はなくしていきたいと思います。

ー最後に入塾を検討している読者にメッセージをお願いします。

後藤:倍率が高い大学入試は、合格・不合格が当然のようについてまわります。

第一志望校に合格できる高校生は2〜3割といわれており、やはり多くの生徒はすべり止めの大学に入ったり、共通テストで志望校のレベルを下げたりするものです。

しかし、受験までの1、2年間ないし3年間にどれだけ努力したかは、生徒のその後の人生に大きく関わることだと私は思っています。

私たちがおこなっているのは、その過程におけるサポートであり、生徒たちに対して何かのために本気で努力する経験を提供しているに過ぎません。

桜学ゼミでは、成績で入塾者を制限することはありませんが、「受験に向けた覚悟」のない高校生はお断りします。

中途半端な気持ちではなく、目標大学合格のために本気で頑張りたい生徒を歓迎します。逆に、行けそうな大学を受験しようと考えている方は、当塾に合いません。

厳しい言葉になりますが、それほど強い心意気がなければ、国公立・難関大学には合格できないでしょう。

当塾に在籍している生徒たちは、全員「覚悟」を持って挑んでおり、それが当塾の一番の強みでもあるのです。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


■取材協力:桜学ゼミ

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

Ameba塾探し 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、「Ameba塾探し」で保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。