子どもに何かスポーツを習わせたいと思っても、厳しい練習についていけるか、試合に出してもらえるか心配という保護者の方は多いのではないでしょうか。
「バスケットボールスクールハーツ」は楽しさを重視したスクールであり、バスケットボール経験者だけではなく、初心者の子どもたちも楽しく活動しています。
また、バスケットボールの技術以上に社会に出てから役に立つ「非認知能力」の向上を重視しています。
今回はそんなバスケットボールスクールハーツの指導員である多田 祐規さんにお話を伺いました。
全国に約660のスクールを展開していますので、子どもの習いごとで迷っている保護者の方はぜひご覧ください。
社会に出てから役に立つ「非認知能力」の向上を重視
ー本日はよろしくお願いいたします。まずは「バスケットボールスクールハーツ」の概要について教えてください。
多田 祐規さん(以下、多田):「バスケットボールスクールハーツ」は全国に約660のスクールを持つ子ども向けバスケットボールスクールです。
元々は、10年ほど前に福岡でスタートしたのですが、現在では活動中の子どもが日本全国に約10,000人おり、人気のスクールに成長しています。
3歳から12歳の子どもであれば誰でも参加でき、バスケットボールが初めての子どもやスポーツに自信がない子ども、内気な子どもでも大歓迎ですよ。
練習は週1回、1時間から1時間半が基本ですが、スクールごとに異なりますのでホームページからお近くのスクールを検索してご確認ください。
バスケットボールスクールハーツの設立は、バスケットボールを通して子どもたちに社会に出てから必要な「人間力」を形成させてあげたいという想いがきっかけです。
具体的には協調性・コミュニケーション能力・リーダーシップ・忍耐力・積極性といった「非認知能力」が育つような指導をおこなっています。
これはIQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力と言われているものです。
そのために指導は「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」を基本方針としています。
子どもたち一人ひとりの個性を認め、自主性を育み、子どもたちが常に挑戦し続けられる環境を構築することで、子どもたちが成功体験を積み重ねることができます。このことは自己肯定感の向上につながるでしょう。
スポーツクラブというと上手な子どもしか試合に出られないという印象があるかもしれませんが、バスケットボールスクールハーツでは全員を試合に出場させる方針です。
同じ子どもがずっと出続けるということはなく、全員が日々の練習の成果を発揮できる場として試合をおこなっています。
ー指導しているのはどのような方なのでしょうか?
多田:指導員は全員が厳しい研修を受けたプロの指導員です。
バスケットボールの技術指導が十分であるのはもちろんのこと、安全面に関する救命講習を受け、年に数回の応急手当マニュアルのテストに合格しないと現場に立つことはできません。
また、採用の時点で子どもたちにとって見本となれるかどうかを重視しています。
もちろんバスケットボールの指導力も重要です。
バスケットボールの指導は部活動では学校の先生、それ以外でも父兄や学生アルバイトが教えるなど、個人個人の感覚で指導がおこなわれているのが現実です。
バスケットボールスクールハーツではすべての指導員が「教育」や「指導」に関する研修を受けており、独りよがりの指導でなく統一された教育方針の下に指導をおこないます。
子ども一人ひとりの成長に合わせた指導をおこないますので、子どもたちのバスケットボールの技術をしっかり伸ばせますよ。
実際、子どもたちのなかには卒業後もバスケットボールを続け、キャプテンになったり大会で素晴らしい成績を収めたりした子どももいます。
また、保護者にとって子どもを通わせやすいスクールであることもバスケットボールスクールハーツの特徴です。
子ども向けのスポーツクラブにありがちなお茶くみ当番や祝勝会といった負担は一切ありませんし、試合の際の送迎も必要ありません。
練習の際の見学も自由で、子どもがスクールにいる間に別の用事を済ませていただいても結構です。
一方で指導員やスクール本部にメールや電話で子どもの悩みや疑問について相談できる体制も整備していますので、安心して預けていただくことができますよ。
子どもの心の成長を感じる保護者が多数
ーイベントの開催予定などがありましたら教えてください。
多田:春・夏・冬の年3回合宿活動をおこなっています。
バスケットボールの技術向上以上に「自主自立」の精神を育てることを目的としており、保護者の同行はありません。家庭のありがたさや両親への感謝の気持ちが体験できるでしょう。
ほかには地域の農業体験や漁業の体験、自然体験といったスポーツ以外の一日体験活動をおこなっています。
これは子どもたちにスポーツ以外の文化的な活動に触れさせてあげたいという指導員の思いから始まっており、実際子どもたちはすごく楽しんで参加していますよ。
入会関連ですと、バスケットボールを知らなかった子どもやボールに触れたことがない子どもでも楽しさを実感できる、無料体験会を全国で開催しています。
実際に体験して子どもが続けられそうか確かめてから入会いただくことが可能です。
また、兄弟や友達の紹介キャンペーンや最初に購入するユニフォームが安くなるキャンペーンなど、バスケットボールを少しでも始めやすくするキャンペーンを企画中です。
ぜひ楽しみにしていてください。
ー実際にレッスンに通う保護者や子どもからの感想について教えてください。
多田:心の成長を感じたという保護者の方が多いです。感謝の気持ちや礼儀など、子どもの人間性の面での成長を実感している方が多くいらっしゃいます。
また、全国にスクールがあるので引っ越しをしても続けさせてあげられたのがありがたかったという方もいました。
子どもたちからは「バスケットボールスクールハーツは楽しい」という声が多く寄せられているのがうれしいですね。
より多くの子どもにバスケットボールを始めてほしい
ー最後に読者の方へメッセージをお願いします。
多田:バスケットボールは非常に楽しいスポーツであり、より多くの子どもがバスケットボールを始めてくれるよう願っています。
ただ、日本では残念ながら子どもたちがバスケットボールに触れる機会はあまり多くありません。
バスケットボールスクールハーツなら全国に約660のスクールがあり、しっかりと準備をおこなった指導員が待っています。
また、約10,000人の子どもが活動中ですので、友達づくりにもピッタリですよ。
運動が苦手でも得意でも楽しめますので、ぜひお近くのスクールで体験してみてください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■ 取材協力:バスケットボールスクールハーツ