オンライン学習塾「テラコヤイッキュー」にインタビュー!将来に役立つ自走式学習について聞いてみた

オンライン学習塾「テラコヤイッキュー」にインタビュー!将来に役立つ自走式学習について聞いてみたの画像

勉強をとおして身につくことは、単純な学力ばかりではありません。

たとえば、目標達成のために何をすればいいのか、自分で考えて行動する力を磨くことも。

そこで今回は、日本で唯一の自走式学習を提供するオンライン学習塾「テラコヤイッキュー」代表の渡邉 靖子さんにお話を伺いました

同塾では、大人主導の学習方式ではなく、子ども本人が自発的に学習することに注力しています。

子どもに自ら学ぶ姿勢を身につけさせたい、子どもの目標達成する力を伸ばしたい保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 日本で唯一の“自走式学習”を提供する学習塾とは
  2. 結婚や出産で仕事を離れた女性の雇用を創出したい
  3. 生徒のレベルが上がると料金が安くなる仕組み
  4. 生徒たちが自分で人生を切り拓けるように願って

日本で唯一の“自走式学習”を提供する学習塾とは

代表の渡邉さんが話をしている画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「テラコヤイッキュー」はどのような学習塾なのか教えてください。


渡邉 靖子さん(以下、渡邉):「テラコヤイッキュー」は、日本で唯一の“自走式学習”を提供する学習塾です。

当塾の自走式学習は、よくある自立指導とは違い、“生徒たちが自走するために必要な力を勉強をとおして身につける”という意味を持っています。

保護者の方には「自走式学習で身につく力=自転車の後輪部分の力」とお伝えすることが多いですね。

たとえば、自転車のペダルを踏むとまず後輪が回り、それにともない前輪が回って前に進むでしょう。当塾では、その“後輪部分”を生徒が回せるように力をつけてもらいます。

もっと具体的にいえば、PDCAを回す力とモチベーティングの力、生徒にはこのふたつを身につけてほしいんです。

そこで当塾では、生徒と一緒に目標設定や行動設計、実際の行動の分析と振り返りをおこない、目標達成に近づくために改善の一手を打ち続けられる力を付ける、という点にフォーカスした指導をおこなっています。

まずはPDCAをしっかり自分で回せるように型を身につけ、段階的にそのレベルを上げていくこと。勉強する意味を自分で考えて、自らをモチベートし続けること。

それらを踏まえ、PDCAとモチベーティングのスキルの必要性や、モチベーティングにはどういった要素が絡んでいるのかを生徒と一緒に考えながら、自分で考えるクセをつけてもらえるよう指導していきます。

ー他社にはない、貴塾ならではの強みを教えてください。


渡邉:一般的な学習塾は、大人主導で前輪を回して目標達成を目指すような指導をおこなうところが多いのではないでしょうか。

そのため、自転車の後輪部分にあたる力を身につけるための指導をしている点は、他社にないテラコヤイッキューならではの強みですね。

生徒が自分でPDCAを回してモチベーティングできるようになれば、自ずと成績向上や志望校合格などの目標を成し遂げることができると思います。

ちなみにオフラインでの指導は2月で終了となり、今後はオンラインコースのみをご提供していきます。

全国どこにいても、リアルと同じクオリティのサポートをオンラインで受けることが可能です。

結婚や出産で仕事を離れた女性の雇用を創出したい

ー講師の採用基準について教えてください。


渡邉:具体的な基準は決めていませんが、主婦を中心とした女性に活躍していただきたいと思っています。

以前から、塾講師は女性が続けにくい仕事だと感じていたこともあり、テラコヤイッキューを始める際に、この課題を解決したいと考えました。

したがって、結婚や出産で教育の仕事を諦めてしまった方、途中で仕事を辞めてしまった方をメインに雇用していきたいですね。

学業だけが得意なのではなく、人生経験が豊富な方に講師としてお手伝いいただけると嬉しいです。

さらに当塾では、面談がメインの指導をしているので、勉強以外の引き出しもないと生徒にうまく質問を投げかけられないと考え、経験重視の講師採用をしております。

生徒のレベルが上がると料金が安くなる仕組み

生徒たちがオンライン上で指導を受けている画像

ーオンラインコースの内容や料金について詳しく教えてください。


渡邉:当塾のオンラインコースでは、まず基本サポートとして、オンライン自習室とアプリでの学習管理を提供しています。

あとは、講師と一緒に振り返りや学習計画をおこなっていくのですが、この面談の回数によって料金が変わる仕組みです。

最初は面談の頻度を高くしていただきますが、生徒のレベルが上がるにつれ回数を減らしていきます。

そして最終的には基本サポートだけで自分で勉強できる状態、もしくは卒塾までもっていけるよう、保護者の方、生徒、私とで目標設定をしてから始めていく流れです。

生徒のレベルが上がるほど、それだけ料金も安くなっていくのが当塾の特徴ですね。

料金は、以下のとおりです。

基本サポート 月1回の面談 月2回の面談 月3回〜受け放題  月3回〜(高校生)
オンライン自習室
アプリでの学習管理
質問サポート
面談 × 〇(月1回) 〇(月2回) ◎月3回以上 ◎月3回以上
料金 5,500円 11,000円 18,480円 24,200円 33,000円

※料金はすべて税込価格 / 入会時入会金11,000円がかかります。

生徒たちが自分で人生を切り拓けるように願って

代表の渡邉さんがパソコンをひらいて座っている画像

ー今後の展開について教えてください。


渡邉:昨年の10月から「大人女子入門」という女子高生限定のコースを新設しました。

このコースでは、日々の生活をより充実させることを目的に、パソコン技術やセルフマネジメントの方法を生徒たちに教えています。

たとえばグループディスカッションをしながら、周りを巻き込んでタスク報告をしてもらっているのですが、これがとても好評なんです。

初めは塾生のなかからモニターを募集し、6人でスタートしましたが、生徒も保護者の方も喜んでくださっているので、4月からは外部からの生徒募集も始めました

ほかには、保護者の方が自転車の後ろを押したり、ハンドルを握ったりしてお子さんが自走できないケースが多いと感じるため、「親子コース」を4月から始めています

親子コースでは、保護者の方を対象にコーチングスキルを学んでいただき、お子さんから適切に手を放していただけるよう、また、お子さんと保護者の方がお互いに自立できるよう指導させていただいています。

保護者コーチングを専門にしている外部スクールと提携して講座を受けられるようにしたり、当塾でセミナー形式の研修を開催したりしながら、学んだコーチングスキルを実生活に活かせるよう面談も実施するコースになっています。

ーやはり保護者の方が変われば、お子さんも変わるのでしょうか。


渡邉:そうですね。学校卒業まで当塾を続けてくれた生徒の定量データを分析すると、保護者の方の変化や関わり方がお子さんに大きく影響しているとわかりました。

そのため当塾では、保護者の方に対して「お子さんの勉強に手出し・口出ししない」「勉強しなさいと言わない」などの入会基準を設けています

実際、これらを実践いただいているご家庭のお子さんは、面談をしていても成長スピードが速いんですよね。

保護者の方にはぜひ親子コースに参加いただき、お子さんへの声のかけ方や関わり方を学んでいただきたいなと思います。

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。


渡邉:テラコヤイッキューの自走式学習で身につくのは、PDCAを回す力やモチベーティングの力、目標設定力、行動設計力です。

また副次的に、ビジネススキルや問題解決能力、自己肯定感も手に入れられます。

こういった力は、今社会で活躍されている方ならみんな持っているものではないでしょうか。

前向きな思考グセ、マイナスをプラスに転換する力、意味づけの力は勉強に役立つだけでなく、生徒たちが自分の人生を幸せに生きていくための力にもなると思っています。

私たちが自走式学習を提供しているのは、自分で自分を幸せにできる人を育てたいという想いが強いからです。

学歴や偏差値に関係なく、お子さんに自分で自分を幸せにできる人になってほしいと願っている保護者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!



■取材協力:テラコヤイッキュー

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、テラコヤプラス by Amebaで保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。