子どもにサッカーを習わせたいと思っても、練習についていけるか心配だったり、お茶くみ当番など負担が気になる方もいるのではないでしょうか。
全国各地でスクールを展開する「リベルタサッカースクール」は、サッカーが初めての子どもやスポーツに自信がない子どもも大歓迎のサッカースクール。保護者への負担が少なくなるような取り組みもしています。
そこで今回は、「リベルタサッカースクール」指導員の石田 貴志さんに、スクールの詳細についてお話を伺いました。
子どもの習いごとを何にしようか迷っている保護者の方は、ぜひご覧ください。
サッカーを通じて子どもたちのさまざまな能力を育てたい
ー本日はよろしくお願いします。早速ですが「リベルタサッカースクール」の活動内容について教えてください。
石田 貴志さん(以下、石田)：「リベルタサッカースクール」は、北は北海道、南は鹿児島まで、全国各地で活動する子ども向けサッカースクールです。
「リベルタ」はイタリア語で「自由」を意味するのですが、当スクールでは「自由」は自分一人で獲得できるものではないと考えています。
周りの人たちと協調でき、周りの人たちから理解を得られ、周りの人たちに認められて、はじめて手に入れることができるものだと考えており、これはサッカーのゴールに至る過程と同じではないでしょうか。
サッカーを通じて得た経験は、将来的にさまざまな生き方を選択する自由につながるという思いからこの名前を付けました。
主に3歳から小学生を対象に活動をおこなっており、地区によっては2歳を含む園児だけのスクールや中学生を対象としたスクールもあります。
厳しい練習をするのではなく、楽しく活動することを目標としており、サッカーがはじめての子ども、スポーツに自信がない子ども、内気な子どもも大歓迎です。
また、各地にあるスクールにはそれぞれ特色があり、北海道はクラブチームが多いです。
関東もクラブチームが盛んであったり、九州だとプロのチームと組んで活動しているところもあります。
私がいる東海では、園児向けスクールがあります。未就園児がいるスクールもあるので、早いうちからボールに触れたいという子どもはそのような園児向けのスクールに通っていますね。
活動の日時は平日の学校が終わった後や幼稚園・保育園が終わった後の夕方がメインですが、土日に活動をおこなっている地区もありますよ。
参加費用は地区にもよりますが、月謝は6,500円～9,000円前後が目安となっています。これに入会登録費とユニフォーム代がかかります。
入会前に無料体験をおこなっていますので、まずは体験していただき、当スクールの楽しさを実感してください。
ー指導する上で心がけていることはありますか？
石田：指導する上で心がけていることは主に2つあります。1つ目は、「子どもたちが自主的に取り組めるような環境作り」です。
スクールの理念として「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」を掲げており、こちらから一方的に子どもたちに伝えるのではなく、子どもたちが自分の意見をスクール内で出し、子どもたち同士で考えながら活動できるスクールが目標です。
2つ目として、安全面への配慮をしっかりとおこなっています。けがの予防のためにウォーミングアップをするのはもちろんのこと、たとえば夏場の熱中症対策や冬場の寒さ対策など、季節に応じた適切なメニューで安全性を重視した取り組みをおこなっています。
また、危険要因をしっかりと分析・反映しており、ゴールを立てる位置による危険性や、強風によって倒れる可能性など、さまざまな要因をしっかりと考慮して活動をおこなっています。
安全面への配慮は指導員の採用や教育にも及んでおり、指導員は全員厳しい研修を受けた正社員です。スポーツ科学と教育理論をもとに指導プログラムを構成しており、安全かつ効果的な指導をおこなうことができます。
当スクールでは、サッカーというスポーツを通じて、人を育てていきたいと考えています。
内面的な良さを発見し褒めたり、異学年交流により子ども同士で学び合ったりすることにより、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などが育つでしょう。
これらはたとえサッカーを続けなくても、成長し大人になってあらゆる面で役に立つ力ばかりです。
ー実際にスクールに通われている子どもや保護者の反応や感想について教えてください。
石田：保護者からは、子どもたちが楽しく通っているという感想をよくいただいています。
体験に参加して、「はじめて子どものほうから習いたいといってくれた」と保護者の方からご報告があったり、「練習のたびに『今日はこんなことができたんだよ』とサッカーの話をしてくれる」という感想をいただいたりと、楽しみながらスクールに通ってくれている子が多いですね。
高学年に関しては、試合をたくさんするクラブチームもあるので、よりサッカーに真剣になってくれたり、上達したいという気持ちにもつながってくると思います。この入り口としてはサッカーが好きというのが大前提なので、そこがしっかりと育っているという話をよく聞きます。
私たちのスクールでは、スポーツの入り口を広げていきたいと考えていますので、今までスポーツが苦手と避けていた子どもがスポーツを始めるきっかけになってくれると大変うれしいですね。
それから、保護者への負担が少ないのも当スクールの特徴です。お茶くみ当番や送迎当番といった保護者への負担は一切ありません。保護者の方からは、「会場が近くにあるから子どもが自分ひとりで通うことができて、送り迎えをせずに済んですごく助かる」という声もいただいています。
とはいえ前述の通り、安全面にはしっかり配慮していますので、安心して大切な子どもたちをお任せください。
子どもたちの自主性を育てる合宿を開催
ー今後開催されるイベントなどがありましたら教えてください。
石田：4月から6月にかけて泊まりがけでの合宿を予定しています。この合宿には保護者が同伴しないのが特徴で、子どもたちの自主性を育てるという目的もあります。
配膳の準備や布団敷きなど、いつも保護者にやってもらっていることを自分たちでやってもらうようにしています。 合宿を通じて、子どもたち同士の関係が深まるという利点もあるので、通ってくれている子にはぜひ参加してほしいですね。
それから、各地区にあるリベルタサッカースクール同士で試合をする、サッカー大会も開催予定です。
子どもたちは大会に向けて努力を続けてきていますので、ぜひその成果を見に来てください。
4月以降は、友達紹介キャンペーンをおこなう予定です。詳細はホームページに掲載しますので、ぜひこちらもチェックしてください。
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苦手意識を持たずにスポーツに挑戦してほしい
ー最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
石田：子どもたちには、苦手意識を持たずにスポーツに挑戦してほしいですね。
スポーツで得られるものはたくさんあり、私自身10年以上サッカーをやってきてそれを実感しています。
柔軟にさまざまなことを吸収でき、人間としての土台を作る時期に当たる低い年代からスポーツを始めることで、得られるものはより大きくなるのではないでしょうか。
リベルタサッカースクールでは3歳から通い始めることができますし、しっかりとした科学や理論に基づいた指導を受けることができます。
まずは1度体験に来ていただき、サッカーの楽しさに触れてみてください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■ 取材協力：リベルタサッカースクール
