小学生、中学生のお子さんがいる保護者の方のなかには、「子どもが遊んでばかりいる」「つい勉強しなさいと言ってしまう」「自立できるのか不安…」という方もいるのではないでしょうか。
お子さんが自ら勉強するようになるには、本人の学ぶ意欲が必要ですが、ご家庭でそのきっかけを作るのはなかなか大変なことです。
「IOSセミナー」は、お子さんの自立心や探究心を大事にしながら、夢や目標に向かって伴走するオンライン塾。
今回はIOSセミナー塾長の中村 大介さんに、塾の強みやカリキュラムの内容についてお話を伺いました。
お子さんのことでお悩みの方や、お子さんが興味・関心を持つきっかけを作りたい方は、ぜひご一読ください。
子どもの「探求心」と「自立」を大事するオンライン塾
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「IOSセミナー」がどのような塾なのか概要を教えてください。
中村 大介さん(以下、中村):科学者でもある僕は「なぜ?」を追求し、世の中の仕組みを解明していく仕事をしています。
IOSセミナーは、科学者の講師が子どもたちに寄り添い、日々のテストや受験といったチャレンジを共にすることで、子どもたちの「探求心」と「自立」が向上するような形の塾です。
小学生から高校生のお子さんを対象に、実施内容は大きく分けてオンライン塾と家庭教師があります。
オンライン塾は1クラス4人の少人数制で、僕自身が感動した本を子どもたちと共有して読み進め、その内容に関してディスカッションしたり、アウトプットしたりします。
感想をアウトプットする、要約をアウトプットする。その方法をオンライン塾で練習しています。要約する力は、実際に国語のテストで役立ちますので、結果的に国語の成績が上がったりということもあります。
また、要約したり感想を言うというのは、社会に出たときに役に立つ能力だと思いますので、そういった意味で「自立」につながっているのかなと個人的には思っています。
家庭教師の方では、お子さんごとに興味も関心も全然違うので、お子さんの興味や関心に合わせて教材を用意しています。算数が苦手な子がいれば算数の基礎をしますし、理科に興味がある子がいれば学校の範囲だけじゃなく、僕が知り得るすべての範囲に関してレッスンをおこなったりもします。
教科書などの学習範囲を逸脱することもありますが、興味がある子は楽しくやってくれるので、結果的に成績が上がるというのが大きいような気がしますね。
ー他社にはない「IOSセミナー」の強みについて具体的に教えてください。
中村:講師が科学者というのが一番大きな強みかなと思います。実際に科学の現場で働いている人からものを教わる機会というのはそうめったいにはないと思うので、そこは強みといえますね。
また、僕自身が努力し新しい事象を発見していくことに力を注いでいるので、子どもたちに背中を見せてあげることができます。子どもたちはなにを教わるかよりも、講師の在り方や姿勢に影響を受けるのではないかと思っています。
もう1点は、僕自身が寄付やボランティアを大事にしているので、僕の話を通して子どもたちの「自己貢献感」が育っていると思います。人の役に立てるんだっていう「自己貢献感」を自分の中で見つけてくれる子が多いですね。
自分はこんなことが得意だから、人にこんなことができるっていうのを気付いてくれる子が結構いて僕も嬉しいです。
なにより、自己貢献感が育つことで自己肯定力が上がり、自分の進みたい道に迷いながらもチャレンジできる大人に成長していけると信じています。
相手の興味があることに寄り添う
ー指導する上で心がけていることはありますか?
中村:人と話すときと同じだと思うんですけど、相手の興味があることに寄り添うっていうのがすごく大事かなと思います。
その子が興味あることをやるのが一番だと思っているので、勉強が好きだったり、勉強が頑張れそうな子には勉強の話をしますが、そうではない子には、最初はゲームの話などをすることが結構ありますね。
ゲームの話をしながら、たとえばゲームだったらプログラミングとか、数学的な処理と関係しているので、そういう処理の話をしていく。そのお陰でゲームができているんだよっていうところから一緒に数学をやってみたりとか、そういうことが結構ありますね。
親御さんから、学校の中間テストや期末テストである程度できていほしいとリクエストをいただくことも多いので、それに向けて勉強していくわけですが、平均的なレベルに達していないお子さんもいますので、基本的な内容ができるようにまずは興味を持ってもらうところからスタートしています。
興味がない状態で勉強しても全然頭に入りませんので、自分自身で頑張っていける状況を作ることが大事ですね。興味を持つと、子どもたちは自走していきますので、学習計画を立てたり、進捗を確認すれば大丈夫になりますね。
僕がいるから成績が上がるのでは意味がなくて、誰もいなくてもできるっていうのが一番理想かなと思います。
講師自身が感動した本を教材として使用
ーカリキュラムにこだわりのポイントなどありましたら教えてください。
中村:オンライン塾では、僕自身が感動した本を使って授業をおこなっています。国語の教科書に載ってるものって、もちろん面白い内容のものはあるんですけど、基本的に面白くないのが多くて、学生時代の僕自身が嫌になっちゃうことが多かったんですね。
だから僕自身が感動している本を使っているので、たぶんその感動が子どもに伝わっているのか楽しんでくれているような気がします。
たとえば『嫌われる勇気』とか、『夜と霧』というナチスドイツの虐殺の話を内側から描いた本、あと理系的な内容ではAIは人を越えるかという本や、人工知能がどのくらいまで行っているのかっていう本ですね。ほかにも世界の歴史と科学がどう発展してきたか?といった本を読んだりしています。
ー料金はどのように設定されていますか?
中村:IOSセミナーは、入塾金などの諸費用がなく、一般的な塾や予備校に比べて家計への負担は低くなるよう設定しています。詳細は以下の表をご覧ください。
教科 | 実施日 | 月謝 | 授業時間・回数 |
---|---|---|---|
国語・社会 | 毎週土曜日 21:00~22:00 毎週日曜日 21:45~22:45 | 6,600円 | 60分・4回レッスン ※5週目がある場合は振替として利用可能。 |
数学・理科 | 毎週土曜日 18:30~19:30 | 7,480円 | 60分・4回レッスン ※5週目がある場合は振替として利用可能。 |
※上記の価格は税込みです。
中村:家庭教師の料金については、以下をご覧ください。実地のみ、ご自宅が最寄り駅から徒歩10分以上かかる場合は交通費のほかに往復でプラス1,000円かかります。
科目 | 曜日 | 料金 |
---|---|---|
| 要相談 | オンライン:1時間 3,300円 実地:1時間 5,500円(※別途交通費) |
※上記の価格は税込みです。
1回だけの単発の講座を開講したい
ー今後の展望などございましたら教えてください。
中村:僕自身、専門性が高いので、定期的なコースとしてではなく、誰でも気軽に1回だけの単発で専門性の高いレッスンを受けられるようにしたいなと考えています。
たとえば、「抗がん剤ってどうやって効くの?」や「光と物性の関係」など、学校ではやらないような内容ですね。
虹がどうして出るか?、電子レンジでどうして物が温まるの?とかも全部その物性が関係してたりするので、分かると結構面白いですよ。
理屈自体はもうあるので、イメージ的には、子どもたちに分かりやすく説明するような授業になるかと思います。
ー最後に、入塾を検討されている読者の方にメッセージをお願いします。
中村:親御さんはお子さんと距離が近い分、ケンカになったり、つい勉強しなさいと言って、なかなかいい関係を作るのが難しいと思います。たとえば中学生だと、将来、自宅を離れて大学に進学するとしたら、あと6年しか一緒にいられないんですよね。
そのタイミングでケンカなどのいざこざが多いと可哀そうですし、家族との大切な時間を失っていることになると危惧します。そこに僕や塾といった第三者の誰かが間に入ることで、お子さんと親御さんの関係が良くなるのであれば、その6年間は充実した形で過ごせると思っています。
僕じゃなくてもいいですし、第三者の誰かを間に入れることを検討されるといいのかなと思います。子どもに「自立」と「探求心」を持たせてあげたいと思われている親御さんに当塾はぴったりだと思いますので、ご興味があればぜひご連絡いただければ幸いです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:IOSセミナー