2位は池江璃花子、1位は…?小学生の保護者が選んだ「子どものお手本となるアスリート」ランキング!

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近年、多くのアスリートが世界で活躍し、それとともに彼らの発言や振る舞いについても注目されるようになりました。

アスリートがインタビューなどでみせる丁寧な言葉遣いや謙虚な立ち振る舞いなどは、スポーツをしていない子どもにとってもよきお手本となりえます。

そこで今回「テラコヤプラス by Ameba」では、小学生の保護者を対象に「子どものお手本となるアスリート」を聞いてみました。また、2022年版人気のスポーツの習い事についても発表です!

  1. 「子どものお手本となるアスリート」TOP5
  2. 人気の習い事は断トツで「水泳」!
  3. 「コロナ禍で運動不足が心配」スポーツの習い事きっかけは?
  4. 習い事の決め手1位は「ひとりで通える距離」
  5. 子どももスポーツの練習にYouTubeを利用する?
  6. まとめ

「子どものお手本となるアスリート」TOP5

まずは、小学生の保護者が選んだ「子どものお手本となるアスリート」ランキングです!

順位 アスリート
1位 大谷翔平(野球)
2位 池江璃花子(水泳)
3位 羽生結弦(フィギュアスケート)
4位 久保建英(サッカー)
5位 本田圭佑(サッカー)


1位は大谷翔平選手、続いて池江璃花子選手、そして羽生結弦選手と、さまざまなアスリートランキングでも上位に入るこの3選手は、小学生の保護者からの支持も熱いようです。

小学生の保護者が彼らを支持する理由をいくつか抜粋してご紹介します。

1位 大谷翔平選手

「人間性が素晴らしく、努力を惜しまない人だから」(小学1年生の保護者)
「先シーズンにあれだけの記録を出しながらもおごることがなく、もっと極めようという姿勢に感動。またゴミ拾いや挨拶など礼儀も素晴らしいので、我が子もあのような立ち振る舞いができる人になってほしいと思います」(小学6年生の保護者)
「テレビで幼少期のころから努力し続けた結果、二刀流を成し遂げ活躍しているのを見て感動した。また、謙虚な姿に好印象を受けたため」(小学1年生の保護者)

2位 池江璃花子選手

「気持ちの強さと、目標を見失わず自分を信じて乗り越えた姿を見て、娘にも力強く、困難にも逃げることなく立ち向かっていって欲しいと思います」(小学6年生の保護者)
「子どもが同じ水泳を習っているので、競技の面でもお手本にしてもらいたいと思うのと、最後まであきらめない気持ちもお手本にしてもらいたい」(小学4年生の保護者)
「自分が置かれた状況に対して気持ちが下がるのではなく、信念を持って、努力を惜しまず結果を出す姿が人として素晴らしいから」(小学3年生の保護者)

3位 羽生結弦選手

「応援してくれる人に対して感謝の気持ちを忘れないところや、競技自体に真摯に向き合っている姿を我が子にも見習ってもらいたい」(小学2年生の保護者)
「勉強もスポーツもどちらも一生懸命頑張っていて、常に高い目標を堂々と言葉にして努力している姿を尊敬してほしいです」(小学6年生の保護者)
「所作がとても綺麗でストイック。言い訳などせず自分のスキルをコツコツ磨いている印象だから」(小学6年生の保護者)

4位 久保建英選手

「負けて悔しいと人目をはばからずに泣けるほど、一心に打ち込むものがあるのはカッコいいと思うから」(小学4年生の保護者)
「小さい頃から活躍している姿を見せて、努力と好きな事をずっと続けている事により夢が叶うという事を我が子に知って貰いたい」(小学2年生の保護者)
「幼いころから海外でプレーしているだけあって、スペイン語も英語も問題なく使って堂々と自分の意見を述べている姿に感動したから」(小学5年生の保護者)

5位 本田圭佑選手 

「サッカーだけでなく、目標に向かう過程をはっきりと言葉にされているから」(小学5年生の保護者)
「本田選手の活躍している姿を見たり、彼が小学生のときに書いた作文を読んだりして、子どもも影響を受けています」(小学6年生の保護者)
「日本だけにとらわれず世界で活躍しているので、我が子にもいろいろな国に羽ばたいてほしいと思う」(小学2年生の保護者)

小学生の保護者は、アスリートの成績だけではなく、インタビューなどを通して彼らの言葉や立ち振る舞いについても注目して見ているようです。

6位~10位は以下になります。

順位 アスリート
6位 錦織圭(テニス)
7位 田中将大(野球)
7位 大坂なおみ(テニス)
7位 伊藤美誠(卓球)
10位 石川祐希(バレーボール)


10位以降には、堀米雄斗選手(スケートボード)や、桃田賢斗選手(バドミントン)、ウルフ・アロン選手(柔道)などさまざまな競技の選手が名を連ねるあたりに、オリンピックの影響の大きさを感じさせます。

人気の習い事は断トツで「水泳」!

続いて、2022年版人気のスポーツの習い事についても調査しました。

順位 競技名 割合
1位
水泳 38.2%
2位 サッカー 18.6%
3位 野球 8.2%
4位 体操 7.6%
5位 空手 5.0%
6位 テニス 3.4%
7位 バスケットボール 3.2%
8位 バレーボール 1.8%
9位 バレエ 1.4%
9位 チアダンス 1.4%


1位は水泳で38.2%でした。続いてサッカー(18.6%)や野球(8.2%)と「子どものお手本となるアスリート」ランキング上位に入ったスポーツが習い事としても人気でした。

10位以降には「卓球」「バドミントン」「柔道」「アイスホッケー」などさまざまなスポーツの名が並んでいます。

「コロナ禍で運動不足が心配」スポーツの習い事きっかけは?

次に、習うきっかけは誰からか。習いたい、または習わせたいと思ったきっかけについて調査しました。

スポーツの習い事 スポーツの習い事

習うきっかけは「子ども本人」からが53.8%、「保護者」からが45.4%。子どもが自ら言いだした場合のほうがやや多いことがわかりました。

両者が習いたい、または習わせたいと思ったきっけは、子どもの場合は1位が「友人」。「友だちが楽しそうにしているのを見て」「友だちに誘われて」始めたのが主なきっかけでした。

保護者の場合は、「体力や技術向上が必要だと感じた」を選択した方が最も多く、その背景にはコロナ禍で学校が休みになったことも関わっているようです。

「コロナ禍で子どもが家にこもっている時間が多くなって運動不足が心配」や「コロナで学校の水泳の授業がなくなり泳ぎの練習をする場がなくなったから」という声が寄せられました。

習い事の決め手1位は「ひとりで通える距離」

続いて、習い事教室を選ぶ際に最も重要視したことについて調査しました。

スポーツの習い事

重要視したこと1位の「自宅からの距離」を選択した保護者からは、「今は小さくて送り迎えしているが、いずれひとりで通ってほしいから」や、「習い事のバスが出ているかどうかも決め手になった」という声が挙がり、“共働き世帯の増加”が関わっているようです。

2位の「友人が通っているかどうか」にも「友だちと一緒なら楽しいと思ったから」という理由に次いで、「一緒に通えれば安心だから」という理由が多く挙がりました。

また、スポーツの習い事で保護者が子どもに期待することについても調査しました。

スポーツの習い事

保護者がスポーツの習い事を通して子どもに期待することの1位は「基礎体力の向上」で35.6%でした。

2位にも「体を動かすことを楽しむ」が続いており、保護者が「子どもに習わせたいと思ったきっかけ」の理由と同じく、コロナ禍での子どもの運動不足を心配している保護者が多いことがわかりました。

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子どももスポーツの練習にYouTubeを利用する?

以前、テラコヤプラスの調査で子どもが勉強にYouTubeを活用していることが判明しましたが、スポーツの場合はどうでしょうか。

スポーツの習い事

子どもがスポーツの練習でYouTubeを活用する機会はまだ少ないようです。スポーツのフォーム研究でYouTubeを活用する大人は多いようですが、子どもは映像で見てもそれをイメージして体を動かすのは難しいのかもしれません。

その中でも、活用している子どもはどのような動画を見ているのか。いくつか抜粋してご紹介します。
※チャンネル登録者数は2022年2月10日時点

【公式】グレープカンパニーチャンネル 内の本多スイミングスクールの動画
チャンネル登録者数89.6万人
「日本で唯一の水泳芸人本多スイミングスクールさんの動画を見ています。水泳の技術をしっかり教えてくれつつ、芸人さんなのでエンタメ性もあるからです」(小学4年生の保護者)
奥原希望- Nozomi OKUHARA - channel
チャンネル登録者数7.6万人
「 バドミントン・奥原希望選手の公園トレーニングやお家トレーニングの動画を見ながら真似してやっている」(小学5年生の保護者)
JBS武蔵 チャンネル登録者数7.57万人
「野球に対する技術を子どもでもわかりやすく説明して頂けるので大変オススメです」(小学6年生の保護者)
qooninTV チャンネル登録者数41.71万人
「楽しみながら技術的な面も勉強になる」(小学3年生の保護者)
Dribble Designer OKABE チャンネル登録者数31万人
「ドリブルテクニックを上げたいと考えているようで見ています」(小学5年生の保護者)「実際の試合での動きをわかりやすく伝えている」(小学6年生の保護者)
REGATEドリブル塾 チャンネル登録者数24.1万人
「REGATEドリブル塾 子ども向けサッカースクールが練習方法など投稿しているので、子どもにはわかりやすいようです」(小学5年生の保護者)

まとめ

小学生の保護者が選んだ「子どものお手本となるアスリート」は、成績よりも試合後のインタビューの様子や立ち振る舞いなどの人格が支持されていました。 

スポーツの習い事は水泳が圧倒的な人気となっており、コロナ禍で学校で水泳の授業がなくなったことや運動不足を心配している保護者が多いことも判明。

また、子どもの勉強で活用されているYouTubeは、スポーツではまだ活用されていませんでした。

【調査概要】
調査時期:2022年1月18日(火)~2022年2月1日(火)
調査方法:インターネット
調査人数:子どもが何らかのスポーツの習い事をしている小学生の保護者500人
調査内容:子どものスポーツの習い事に関するアンケート

ひらおか ましお
この記事を執筆した執筆者
ひらおか ましお

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

大学で入部したスポーツ新聞部をきっかけに、大学卒業後から本格的にライター業に従事。主にスポーツ雑誌を中心に活動していましたが、結婚と出産を機にwebや地元の情報誌などに活動拠点を移しました。子どもの成長と共に教育関連に興味をもち、2021年11月よりテラコヤプラスby Amebaで執筆を担当する二児の母。インタビューを通して得た情報を皆さまにシェアする気持ちで執筆しています。