小学校・中学校でプログラミングが必修となったことを受け、学校だけではなく、塾でも習い始める子どもが増えています。
プログラミングに触れてこなかった世代にとってはピンとこないものですが、これからの社会において必須のスキルになると言われています。
そしてもう1つ、今後ますます重要になるのが英語力。子どものうちから英語とプログラミングを学べば、将来的に仕事の選択肢が多くなります。
今回は、英会話とプログラミングのマンツーマンレッスンをオンラインを通じておこなう「TOP ONE kids」代表の白川 理香子さんに、お話を伺いました。
実際にどのような指導をおこなっているのか、ほかのオンラインスクールと何が違うのか、気になる方はぜひご一読ください!
外国人の先生から英語・プログラミングを学べる
ー本日はよろしくお願いします。まず、「TOP ONE kids」がどのようなスクールなのか教えてください。
白川 理香子さん(以下、白川):私たち「TOP ONE kids」は先生と生徒をSkypeで直接つなぎ、マンツーマンレッスンで受講ができるサービスを提供しています。
先生は全員外国人で、フィリピンのセブ島在住の先生を採用しています。先生も生徒も、どこにいてもレッスンが受講できることはオンラインのメリットになります。
提供しているレッスン内容は、通常の「英会話コース」と、プログラミングの「Scratch(スクラッチ)コース」があります。
プログラミングも英語で教えていますので、必然的にプログラミングを学びながら英会話も身につく内容です。
5歳から7歳までの子どもには「Scratch Jr(スクラッチジュニア)」コース、8歳から16歳の子どもには「Scratch(スクラッチ)」コースを提供しています。
7歳以下の子どもは、まだマウスを上手に使うことができないため、まずは「Scratch Jr」で基本的な操作を学び、マウスを使えるようになってから「Scratch」コースへステップアップしていきます。
大手には真似できない「フルサポート制度」
ー他社にはない「TOP ONE kids」ならではの強みを教えてください。
白川:1つ目は、プログラミングと英会話をセットで受講できることです。これは他社にはあまりないものだと思います。
レッスンはすべて英語で進めていて、英語を話せないお子さんにも、英語で受講していただいています。
英語がわからなくても、プログラミングを通して学んでいると、何をやっているかが自然と理解ができるようになります。
Scratch(スクラッチ)プログラミングは、40以上の言語に対応しているので、日本語に設定していただければ、耳で英語を聞きながら不安なく日本語の表示でレッスンを受けることができます。
2つ目の強みは、先生が全員女性である点です。
その理由として、フィリピンという国には、女性が活躍できる場所がいまだに少ないという環境があります。そして出生率が高く、ひと家族あたりの子どもの人数も多いため子どもを育てながら働く場合、フィリピンの場合は事情が異なります。
女性が子育てをしながら安心して自宅で働ける環境を講師にも提供したく、また、女性が輝ける職場をつくりたいと思い女性講師を採用しています。
先生は、親近感があり話しやすく、子どもたちも抵抗なく自然体で画面を通じてレッスンを受けてくれているんですよ。
3つ目の強みは、「フルサポート制度」を設けていること。
「子ども一人ひとりをしっかりサポートします」という制度で、レッスン後のフィードバックと、1か月に1度のカウンセリングをおこなっています。
親御さまには、「授業内容の目的、今後の課題」をレッスン画像とともにご説明し、学習状況を把握していただくシステムです。
毎月、お子さんのスキルチェックを実施していますので、どれだけ成長できているか知ることができます。
また、気になることがあれば、いつでもLINEやメールでご相談いただけます。このようなサポートは、私たちの強みといえると思います。
ー先生の採用基準を教えてください。
白川:IELTSなど英語を学んだ教育を証明する資格を取得取していることですね。
そして日本企業で働いた経験があり、日本の子どもに英語を教えた経験がある先生を採用しています。
日本語を少し話せる先生が多いため、お子さんに不安を与えずにレッスンを提供できます。
また、担当制ではないのですが、できるだけ同じ先生でレッスンを受けられるように配慮しています。
受講回数が多いほど料金がお得になるシステム
ー料金について教えてください。
白川:料金については「英会話コース」と「英語&プログラミングコース」に分けています。まずは以下をご覧ください。
【英会話コース】
コース | 料金(1回25分) |
---|---|
1回単発コース | 1,100円 |
月4回コース | 3,740円 |
月8回コース | 6,160円 |
月12回コース | 8,030円 |
月16回コース | 9,350円 |
※記載の料金はすべて税込みです。
【英語&プログラミングコース】
コース | 料金(1回25分) |
---|---|
1回単発コース | 1,210円 |
月4回コース | 4,510円 |
月8回コース | 8,910円 |
月12回コース | 13,310円 |
※記載の料金はすべて税込みです。
「1回単発コース」も設けていますが、受講回数が多いコースほど、1分単位の料金がお安くなります。
ーどのようにレッスンがおこなわれるのか、カリキュラムについても教えてください。
白川:「英会話コース」では市販のテキストを使って指導しています。
先生がお子さんの英語のスキルを確認してから、テキストを選んで指導します。
すべてのお子さんが同じ内容のレッスンをするのではなく、それぞれのレベルにあった内容で進めるようにしています。
「英語&プログラミングコース」では、「Scratch」あるいは「Scratch Jr」で基礎を学んでから、課題学習に移ります。
課題学習では先生からの課題に沿ってプログラミングをつくるのですが、ここまでの学習になると、お子さんが自身の作品をつくることに興味を持ち始めます。
課題学習をこなす状態から、自然と自分でプログラムをつくることができる状態まで操作ができるようになっていきます。
その先は、卒業するか継続して自分の作品づくりを続けるかは、お子さんに判断していただいています。
プログラミング学習は、楽しくないと継続ができないので、先生とのコミュニケーションを楽しみながら、レッスンを受講していただけることを大切にしています。
「マインクラフト」を英語で教えるコースを新設予定
ー今後の展開について、予定していることなどはありますか?
白川:本来であれば、2月ころには新しいコースを開始する予定でした。
ところが、昨年12月中旬に、セブ島に大型の台風が直撃しまして、1月になっても講師の自宅の電気が復旧しない状況が続いたため、Skypeでの指導をお休みせざるを得ないケースもありました。
親後さまからはご理解とご心配の声をいただき、電気が復旧した先生からレッスンを再開することができました。
台風被害の事情もあり、新しいコースの開始が遅れていますが、「マインクラフト」という3Dの立体ブロックで構成された仮想空間の世界で、物づくりや冒険を楽しめるゲームの教育版を導入して、英語で学べるレッスンを計画しています。
ー最後になりますが、読者の方へメッセージをお願いします。
白川:新型コロナウイルス感染症の影響が続いてますので、通いが心配かと思います。また、子どもの習い事に付き添う時間がない親御さまも多いかと思います。
「TOP ONE kids」のサービスはご自宅以外でもwifi環境があれば受講ができますので、ぜひお気軽に無料体験していただければと思います。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:TOP ONE kids