近年、大学入試において、総合型選抜の志願者数は国公立・私立大共に増加傾向にあります。
受験生のなかには、総合型選抜に特化した指導を受けたいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「理系に強い!AO・推薦入試 専門オンライン塾」の代表ヨコガワ 忠司さんにカリキュラムの特徴や強みについてお話を伺いました。
総合型選抜をお考えの方、理系に特化した推薦入試の対策がしたい方は、ぜひご一読ください。
総合型選抜・学校推薦型選抜から大学編入対策までサポート
ー本日はよろしくお願いします。まずは「理系に強い!AO・推薦入試 専門オンライン塾」がどのような塾なのか教えてください。
ヨコガワ 忠司さん(以下、ヨコガワ):「理系に強い!AO・推薦入試 専門オンライ塾」は、大学受験の総合型選抜や学校推薦型選抜を専門としたオンラインの塾です。そのほかにも、大学に在籍しながら別の大学に編入される方、あるいは社会人入試のサポートもオンラインでおこなっています。
私が考える教育の最終目標、それはおそらく大学の教育の最終目標と一緒だと思いますが、大学に入ることではなくて、あくまでそれは通過点であって、社会で活躍することが教育の目標だと思っています。
そのためにペーパーテストではなくて、社会で活躍する人材を育てることが、そもそものAO入試の時代から目的となり始まっていますので、その対策として今でいう総合型選抜や学校推薦型選抜に特化した塾となっております。
ー他塾にはない「理系に強い!AO・推薦入試 専門オンライン塾 」の強みについて具体的に教えてください。
ヨコガワ:実績の一番の強みは、生徒の偏差値などに関係なく難関大学といわれる大学に合格者を輩出していることです。
私自身が理系出身ということもあって、理系の進学希望者から相談を受けることが多いので、国公立大学や理系の学部の合格実績が多いですね。
先ほど申し上げたような社会で活躍できる人を育てたいというのが大学の共通の教育目標だと思っているので、それさえぶれてなければ、文系、理系関係なく指導できます。
私が大学教員をしていましたので、その経験を活かし、大学教員の視点で受験生を合格に導ける、というのが強みですね。大学教員の知り合いもたくさんいますので、さまざまな大学の教員の視点から受験生をサポートできるのも強みですね。
そもそも大学が何を目指しているのか、どういう人を育てたいのか、そこがわかっていれば、本質を外すことはありません。大学と高校生をつないであげるイメージでやっていけば、最終的にはそれが社会につながっていく、延長線には社会につながっていく、そういうイメージで指導させていただいています。
もちろん年によって多少制度が変わることもありますが、本質的なところは変わっていないので、いろんな大学に文系、理系関係なく合格させられているっていうことなんですよね。
本質が見えていないから、受験生や高校の先生が振り回されるところがあるんですが、大学側から高校生や受験を見ると本質が見えてきます。そこは他の塾の方と大きく異なる点ですし、私の大学教員としての経験が指導の一番の強みです。
また、総合型選抜や学校推薦型選抜、編入学もそうですが、「志望理由書」というのが一番大事なんです。これは出願する書類であり受験で点数が付く、筆記試験の代わりみたいなものでもあるので、生徒には「志望理由書が合格の8割を決めるよ」と常々言っています。
志望理由書ができていれば面接もクリアできるので、私たちは志望理由書に特に力を入れています。実際に志望理由書がすごくよくできていると、面接は雑談で終わったっていう子が結構いますね。
また私自身、志望理由書を指導するのが得意なので、受験生それぞれの特性や長所を引き出した志望理由書対策をおこなっています。
学生講師の採用はせず、大学教員目線にこだわる
ー講師の方の採用基準はありますか?
ヨコガワ:たまに「採用募集していませんか?」と問い合わせが来ますが、実は積極的に募集をおこなったことがないんです。やはり大学を出ただけではちょっと務まらないと思っています。
当塾の特徴として、大学の視点がわかっているから指導できるのであって、「大学入試のときにAO入試で合格しました」と言われても、実際に文章を書いてもらうと論理的に書けていないことが結構あります。
というのも、AO入試における合格レベルは、一般入試と同じように断トツの成績で合格している人とギリギリで合格している人といろいろですから。
当塾の場合は、大学教員の目線で確実に合格できるラインに引き上げることを基本としていますので、今後も大学生の採用はしない予定です。
志望理由書や小論文対策に加え研究指導が受けられる
ーコース・カリキュラムにこだわりのポイントがあれば教えてください。
ヨコガワ:「総合コース」では、受験生の興味や将来像、個性に合った唯一の志望理由書作成、面接対策、小論文対策まで徹底的に指導することに加え、研究指導が受けられます。
基本的に大学は教育機関ですが、研究機関でもあるので、「研究をやったことがある」というのは重要になるんですね。
大学教員はやはり研究にすごく興味があって、「この人と一緒に研究をやったらもっと面白い研究ができそうだな」、「自分と一緒に研究できる人だな」という人がほしいんですよね。
そういうイメージで大学教員が見ているので、研究者としての素質みたいなもの、資質みたいなものが見えれば、この人と一緒に研究したいから合格してほしいと思うわけです。
研究経験があって、本当にこの人は研究したことがあるんだなということがわかれば、リアルに文章に出て、志望理由書を見ればわかるので、そこは私が経営している生きもの科学研究所もサポートしています。私自身は大学では生物学を専門に研究していましたが、研究の基礎力があればどの分野でも応用できるので、理系・文系関係なく指導が可能です。
とはいえ研究するにはそれなりの時間がかかりますので、研究に費やす時間がない、難しいという場合は「志望理由書作成コース」で対策をしています。
ー料金はどのように設定されていますか?
ヨコガワ:当塾は月謝制ではなく、各コースの料金は以下の表の通りです。主にメールでのやり取りで、回数制限はありません。一般的には週に2~3回のやり取りになります。
いずれのコースも入塾金として5,500円(税込)をいただきます。一覧表は1大学1学部(1願書)あたりの料金ですので、複数の大学に願書を出される場合は、別途ご相談ください。
総合コース | 志望理由書作成コース | その他 |
---|---|---|
660,000円 | 220,000円 | 5,500円~ |
・大学の調べ方や行動すべきこと、個性に合った唯一の志望理由書作成、面接対策、小論文対策まで徹底的に指導 ・指導期間の目安:週2、3回のやり取りで3~6ヶ月 | ・合格できる志望理由書を作成するための準備から、具体的な作成方法の指導、添削まで志望理由書作成をサポート ・指導期間の目安:週2、3回のやり取りで1~2ヶ月 | ・志望理由書の添削、面接対策など、ご要望に応じて柔軟にサポート ・料金は指導内容によって異なりますので、お問合せください |
※上記の価格は税込みです。
保護者向け、高1&高2向けオンライン講座を開講
ー今後の展望についてお聞かせください。
ヨコガワ:まず、保護者の方向けの大学入試改革の説明、概要をお知らせする講座を2月から「Udemy」で開設します。
高大接続改革の背景や、総合型選抜は受験生のいいところをアピールして合格させてもらうシステムなので、それをどうすればいいのか、そういったことをお話させていただく内容になります。
学校では個別に説明するのはなかなか難しいですし、塾でも生徒の性格や将来的なことまで見るのはなかなか難しいので、保護者の方が講座を見ていただいて、「こういう大学がいいんじゃないの?」とか「こういう経験をしたいんじゃないの?」とか言っていただくだけでも生徒のきっかけになるんですよね。
それから、総合型選抜にしろ学校推薦型選抜にしろ、早めに準備した方がいいに越したことはないので、高校1年生、2年生を対象にオンラインで「絶対合格の方程式」という名前のプログラムをリリースします。
今まで、もっと早くからやってれば合格できただろうに、と思う生徒たちが多かったので、このプログラムを作りました。高3の直前に対策をしても、きちんと対応できなくて不合格になってはもったいないですから、早めの対策としてご活用いただけると嬉しいです。
ー最後に、入塾を検討している読者にひと言メッセージをお願いします。
ヨコガワ:総合型選抜・学校推薦型選抜というのは、あなたの好きや得意を活かすための新しい入試です。
私自身は、ありがたいことにこれまで指導した生徒から「志望理由書の神様」と言っていただいたことがあります。志望理由書の神様として、あなたのお手伝いをしたいと思います。
一般入試と並行しての対策も、早く始めれば簡単に実現できます。ぜひ当塾で早く対策をして、合格の可能性を広げましょう!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:理系に強い!AO・推薦入試 専門オンライン塾