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「留学館」を取材!異なるバックグラウンドをもつ帰国生に向けた学習方法とは?

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とくにこのコロナ禍で、今までのように自由に日本と海外を行き来できない今、海外にいながら日本の学校を受験するための学習を進めることが難しいと感じている方は多いでしょう。

今回は、帰国生のための学習をサポートする「留学館」の取締役 坂口吏生さんにお話を伺いました。

海外に住んでいるけれど、日本の学校へ進学したいと考えている方や、現地校での勉強のフォローをお願いしたいという方はぜひご一読ください。

帰国生(帰国子女)のための進学塾

留学館

―本日はよろしくお願いいたします。まずは、留学館がどのような塾なのか教えてください。

坂口さん(以下、坂口):留学館は、帰国生(帰国子女)を対象とした進学指導塾です。
2010年の開塾以来、のべ2500名以上の帰国生を指導しています。

一般的に、帰国生は受験の数ヶ月前から、早い方ですと2年前には日本へ帰国して国内で受験対策をおこなうことが多いのですが、留学館では海外にいながら国内進学の受験対策をおこなうことが可能です。

オンラインでの指導だけではなく、国内にも教室があります。また、一部の国では、海外での対面個別指導もおこなっています。

また、受験対策だけではなく、現地校の学習フォローもおこなっており、現地の学校での成績を上げるために利用している生徒も少なくありません。

ー他社にはない留学館の強みについて教えてください。

坂口:
おもに3つあります。1つ目はオンラインによる個別指導をおこなっていること。

オンラインですので、世界中どこからでも受講することが可能です。

昨今の感染症の影響によってオンライン学習塾も増えてきていますが、留学館は2012年1月よりオンライン個別指導をおこなっており、10年を超えるオンライン指導経験があります。みなさん、安心して受講されているかと思います。

2つ目は国内教室を本部としているため、帰国生入試に関する情報も最新のものを提供できること。毎年2月ころにおこなう説明会には、保護者の方にも大勢ご参加いただいています。

また、帰国後の受験対策も担当していた講師や本部スタッフがオンラインでそのまま受け持ちますので、スムーズに対策ができることも強みでしょう。

3つ目は、ホームページ上にも掲載していますように、合格実績が豊富であるということ。

主に大学受験の実績しか掲載していませんが、決して有名大学だけではなくて、各生徒の志望校に向けた対策をおこなっている塾だということを、合格実績から少しでも感じていただけると嬉しいですね。

生徒の視野を広げることができる講師たち

―採用されている講師の方について教えてください。

坂口:留学館は帰国生を対象としているため、元帰国生や留学経験があるなど海外経験が豊富な講師が多く在籍しています。

もちろん、受験対策を中心に指導をおこなっていることから、講師たちは受験指導のプロでもあります。

海外で暮らす生徒たちにとって、留学館の講師が彼らの唯一の日本人の先生であるということも多いです。言うならば、生徒たちは私たちを通して日本を見ることになります。

こういった観点から、講師を採用する際には海外経験が豊富、受験指導が得意だからといだけではなく、「生徒の視野を広げてあげることができるか」も重要な採用のポイントになります。

背景が異なる帰国生一人ひとりに合ったカリキュラム

―カリキュラムと料金について詳しく教えてください。

坂口:生徒が通っているのは現地校かインターナショナルスクールか、それとも日本人学校なのか。現地滞在期間はどれくらいか。また、住んでいる国、日本での通学経験の有無など、同じ学年であっても帰国生のみなさんの背景は一人ひとり大きく異なります。

当然、学習状況もさまざます。そのため、当塾では「個別指導」で生徒一人ひとりの状況に合わせたカリキュラムを組んで学習を進めています。

オンライン個別指導は60分あたり5,940円。入塾金や教材費はいただいておりません。また相談のために別途費用がかかることもありません。

その他、講習会やグループ授業もありますが、こちらは料金体系が異なりますので、詳しくは教室までお尋ねいただければと思います。

今後は「中学受験」「高校受験」コースを強化

留学館

―今後の展開や新たなサービスのご予定など、ありましたら教えてください。

坂口:
新たなサービスではありませんが、これからより強化していきたいのが「中学受験対策」と「高校受験対策」です。
これまでも対応していましたが、留学館がもともと大学受験対策から始まったということもあり、中学受験生や高校受験生からは遠慮されていたかなと感じています。

しかし、近年は中学受験や高校受験に関するお問い合わせをいただくことも増えました。また、ありがたいことに卒業生の弟さんや妹さんを見てほしいといった要望もいただいています。

実際、中学受験や高校受験をした生徒のほぼ全員が志望校への合格を掴んでいますし、なかには、受験の3か月ほど前にこれから受験をしたいけれど、何をすればよいかわからないという方もいましたが、無事に志望校合格へと導くことができました。

こういった経験を分かりやすく、コースやサービスに反映していこうと計画しています。

―最後に、入塾を検討している読者に向けて一言メッセージをお願いいたします。

坂口:帰国生入試は学校によりその出願条件や試験科目の内容が異なります。そして帰国生自身もそのバックグラウンドがさまざまです。

先輩と同じように準備をしていたけれど、自分の年から出願条件や試験内容が変わってしまうということが頻繁に起きます。

そもそもご本人と先輩やご友人との学習状況は異なるので、参考にできるケースが少ないという特殊な入試です。

どのような進路を希望されているか、受験対策や現地での学習に関する不安などありましたら、お気軽にご相談ください。

将来の進路に向けて一緒に頑張っていければと思います。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


取材協力:留学館 KIKOKU塾

島田 佳代子
この記事を執筆した執筆者
島田 佳代子

Ameba塾探し 執筆者

幼少期よりピアノ、水泳、硬筆、英会話などを習う。中学受験をして英語教育に力を入れる中高一貫の女子校へ進学。その後、都内の短大を経てイギリスへ留学。マンチェスター市内のカレッジで観光・旅行学を学びながら、執筆活動を開始し、スポーツ、旅行、ビジネス、教育など幅広い分野で執筆経験がある。2021年9月から「自然豊かな地方の田舎生まれ。小学校では3~5年生までスイミングクラブ、4~6年生までサッカーと習い事を通じてスポーツに熱中する日々を送る。工業高校に進学するも起業や事業経営で成功したいと考えるようになり、高校3年生で個人事業主として開業。紆余曲折ありながら、ライティングを学びブログ運営やWebライターとして活動を続けている。2022年7月より「Ameba塾探し」で編集兼執筆を担当。進路に不安を抱える学生や保護者に役立つ情報をお届けする記事作りを目指しています。」にてライターとして従事し、保護者やお子さまに興味をもっていただける記事づくりを目指しています。