オンライン進学塾「Kyoshin@Home」を取材!帰国子女の未来へかける想いとは

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在外中は、日本国内と同じ学習環境を整えることが難しいと考える方も多いのではないでしょうか。

1975年に個人塾として創立した「京都進学教室」は、1988年以降海外校を設立し続け、国内外問わず学習塾として長い歴史のある学習塾です。

今回は、株式会社京進が運営する、海外在留中の帰国子女向けオンライン進学塾「Kyoshin@Home」について、海外ブロック長の古川 泰史さんにお話を伺いました

世界中どこにいても、変わらぬ学習指導が受けられるオンライン塾をお探しの方は、ぜひご一読ください。

  1. 海外校から配信するオンライン進学塾
  2. 学習歴・在外歴に合わせたカウンセリングを徹底
  3. フェアな考えを持った子どもたちの育成を目指して
  4. Kyoshin@Homeという選択肢

海外校から配信するオンライン進学塾

デュッセルドルフ校の外観が分かる画像

ー本日はよろしくお願いいたします。まず、「Kyoshin@Home」とはどのような進学塾なのでしょうか。

古川 泰史さん(以下、古川):京進は、京都滋賀から全国へ学習塾を展開してきました。帰国子女専門校の位置づけとして、1988年秋にドイツのデュッセルドルフに開校しました。

その後中国の広州、アメリカのNYハリソン、ドイツのミュンヘンといった海外にも進出しています。

そのなかで「Kyoshin@Home」は、世界のどこに住んでいても学べる環境を提供する、帰国子女・在外子女のためのオンライン進学塾です。

教室で学んでいる生徒と同じ授業をそのまま配信する「リアルタイムオンライン授業」をコンセプトに、ドイツから授業をスタートさせました。現在は、ニューヨークからも授業配信をしています。

「海外にいながら第一志望を目指せる」学習として、帰国子女に合わせた授業、カリキュラム・教材、テストを準備し、帰国子女受験と現地事情に精通した講師が「ひとりひとりを大切に」指導します

学習歴・在外歴に合わせたカウンセリングを徹底

ドイツデュッセルドルフでの授業風景


ー「Kyoshin@Home」ならではの強みを教えてください。


古川:「皆さまの困りごと」を受け止めたいと考えています。そのため、入室していただく前に、学習歴・在外歴に合わせたカウンセリング学習相談を積極的に実施しています。

それは生活環境や学習背景の異なる生徒・児童の姿やご家庭の考え方を理解し、「困りごと」に寄り添った指導を心がけているからです。

もちろん、京進の指導方針やオンライン授業にご納得いただくことも重要です。

だからこそ、学習前・入室前からコミュニケーションを大切にすることで、信頼関係を構築して、のちの学習にスムーズにつなげたいと思っています。

また、海外在住時の授業指導のみならず、海外赴任前の相談、受験での一時帰国の際のサポートもおこなっています。

少しでも不安を解消してもらえるよう、温かさと笑顔をオンラインでつなげています。

そして、Kyoshin@Homeのオンライン授業は、現地の教室からリアルタイムで配信しています。

現地の教室から前後1時間の時差である国や地域、たとえば欧州ならフランクフルト、シュトゥットガルト、ハンブルグ、ベルリンといった同じドイツだけでなく、ロンドンやパリ、ミラノ、ローマなどの欧州各地から授業に参加できます。

NYハリソン教室では、同じ米国内のみならず、メキシコやカナダ、南米の各国からもお問合せがあり現地に教室があることで対応もスムーズですし、安心してご連絡をいただけるのではないでしょうか。

問合せや相談に加えて、時差やオンライン上の障害を最小限に抑えて対応できる点が、リアルタイムオンライン授業の強みですね。

現地からのオンライン配信授業をする際に気をつけることは、オンライン生は画面越しですが、教室にいる生徒と同じように接することです。

「帰国子女としての悩みや事情を理解して、寄り添った授業をしたい」とすべての授業担当者が考え、授業後の意思疎通も可能な限りしています。

教室との双方向コミュニケーション、そして自分と同じ目的をもつ帰国生と学ぶことで、お近くに日本の学習環境がない方たちにとって、手助けになるのではないかと思います。

フェアな考えを持った子どもたちの育成を目指して

東進スクールワンの外観が分かる画像

ー今後の展開について教えてください。

古川:
私たちは、学習を通じた子どもたちの成長も大切だと考えています。

帰国子女が、現地の学校を卒業して日本に戻ったあとにも、多様性を許容しながら公平で自分らしい生活を送ってほしい、つまり、自立と貢献できる人を育成したいという思いがあり、日本の同級生たちと影響しあい、成長することを願っています。

海外での彼ら・彼女たちは、不自由な環境に置かれていることが少なくありません。そして、生活・学習環境の違いだけでなく、差別に苦しんだり孤立に悩んだりしています。

そんな中、私たちは日本への進学を目指すのです。帰国子女・在外子女の進学や受験をサポートし、夢をかなえられるように指導を続けてまいります。

Kyoshin@Homeという選択肢

ー最後に、読者へメッセージをお願いします。

古川:海外生活者の学習に関する悩みは、さまざまです。

「日本人が周りにいない」といったものから、「我が子に合う学校選びの方法」「日本語の保持をどうするか」など、困りごとはありませんか。その際は、お気軽にご相談ください。

私たちは、一人ひとりを大切にします。

ー本日は、貴重なお話をありがとうございました。

■取材協力:Kyoshin@Home

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。