探究自立型教室「シン・スクール」を取材!遊びが学びに繋がる“自己肯定感を育む学習サポート”とは

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進路を考えるうえで成績は大事ですが、これからの時代を生きる子どもたちにとって、個性や自己肯定感を育むのはそれ以上に大切かもしれません。

そこで今回は、子どもの“スキや得意”を見つけ、学びに繋げるサポートをおこなう「シン・スクール」代表の吉澤 一雅さんにお話を伺いました

子どもの将来に役立つ習い事を考えている方は、本人の好きなこと、得意なことに目を向けてみてはいかがでしょうか。

子どもの個性を伸ばしたい方、子どもに自己肯定感を高めてほしい保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 自己肯定感を原動力に“主体的な深い学び”を実現する教室
  2. マンガやゲームを推奨!スキ・得意を伸ばす本気の学習サポート
  3. 現在キャンペーン中!探究自立型教室シン・スクールのコース料金
  4. “好奇心・探求心・自立心”を得られる環境と繋がりの提供を

自己肯定感を原動力に“主体的な深い学び”を実現する教室

代表の吉澤さんが女の子とパソコンをしている画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「シン・スクール」の概要について教えてください。


吉澤 一雅さん(以下、吉澤):「シン・スクール」は、遊びのなかから子どもの“スキと得意”を見つけ、自己肯定感を原動力に“主体的な深い学び”を実現していく教室です。その一環として、学習サポートもおこなっています。

主体的な深い学びを身につけるために重要なのが、「好奇心→探究心→自立心」の順に心を育むことです。

そこでまずは、最新ゲームやマンガ、VRなどを子どもと一緒になって楽しみ、子どもの“スキや得意”を見つけ、それを伸ばすサポートをしたいと思っています。

定期テストや、入試対策などの学習サポートは、そのあとの段階という考え方です。

学校や学習塾は、成績アップを最大の目的としていますが、当教室は違います。

成績はあくまでひとつの指標であって、それがすべてではありません。

当教室では、子どもの個性、好奇心、主体性、そして自分なりに考えて生きていく力を大切にしながら、さまざまなサポートをおこなっていま

ーシン・スクールを始めた理由を教えてください。


吉澤:シン・スクールを始めたきっかけは、インターネットとスマートフォンが普及し、日本の世の中の価値観は大きく変わりつつあると感じたからです。

近年、「これが正解」という答えがない、逆にいえば「どれも正しい」時代になってきています。

昔だったら孤立していたような個性を持つ人でも、今ならインターネットで繋がり、世の中に知ってもらえる。その反面、インターネット上には、たくさんの情報や、批判が溢れているので、迷ったり不安になったりもするでしょう。

だからこそ、子どもたちには「君は君のままでいい、個性的な君のままで大丈夫だよ」と伝えたいんです。

むしろ、少し変わっているくらいがよくて、個性が強みになる時代になってきていますから。

子どもたちが“スキや得意”を伸ばし、自分を信じて自分を認めることができるように応援したくて始めたのがシン・スクールなんです。

ー具体的にどのようなサポートを提供していますか?


吉澤:正解のない時代のなかで、大事になるのが“自己肯定感や自己幸福感”です。

物事の成功・失敗を決めるのは、世の中ではなく自分なので、自分で自分のことを「いいね」と思えないと、ずっとハッピーにはなれません。

そこで、子どもたちの“自己肯定感や自己幸福感”を育むために、当教室では3つのサポートを提供しています。

1つ目は“スキ”の発見です。ここでは、なにをしているとワクワクして、夢中になれるのかを見つけます。

2つ目は“得意”の発見ですが、これは人から評価されて見つかるものなので、人に探してもらったり、誰かと競ったりしないとなかなか発見できません。第三者による、客観的な視点が必要なので、私がお役に立てると思います。

3つ目は“自己表現からの発信”発見した自分の“スキと得意”を、自ら世の中に発信していくことが大事だと考えます。

また発信の表現方法は、学校で習う文章だけではなく、絵や画像、動画、口頭、あとはゲームでもよいでしょう。

自分に合う表現方法を使い、SNSやYouTubeを使って発信すると、自分に近い人や、共感する人と繋がれます。

そうやって孤独から解放され、人と繋がっていく一連のサポートを、当教室では「学び遊びサポート」と呼んで提供しています。

ーシン・スクールならではの強みを教えてください。


吉澤:当教室には、「遊ぼう」「ゲームしよう」と声をかけて、“スキや得意”に賛同してくれる仲間たちがいます。

理想論ではなく、実際に“スキや得意”を大切にしながら、自己表現や、発信のやり方をサポートできるところが当教室の強みです。

私自身、経歴や好きなこと、得意なことを発信して、ちゃんと繋がりができた実体験があるので、それを子どもたちに知ってもらいたいんですよ。

マンガやゲームを推奨!スキ・得意を伸ばす本気の学習サポート

男の子がイヤホンをつけてパソコンでゲームをしている画像

ーシン・スクールには、どのような講師の方がいますか?


吉澤:現状、講師は私だけです。お手伝いの方はいるのですが、基本的にはずっとひとりで運営してきました。

今後も積極的に講師を増やす予定はありませんが、もし当教室の方針に賛同してくれる方がいれば、講師をお願いするかもしれません。

講師の採用基準があるとすれば、これからの教育や、新しいサポートのかたちに興味関心があり、実践してみたい方がいいですね。

ー学習サポートの内容を教えてください。


吉澤:ひとり1台ずつパソコンを使える環境を用意して、ICT教材や、YouTube動画などのデジタル教材を積極的に活用しながらサポートを進めています。

それと同時に「フォレスタ」という紙教材も完備していて、教科やジャンルに関係なく、子ども本人に合わせて見やすいもの、使いやすいものを活用しています。

なにか教材を使って教え込むというよりは、「これを見て学べるよ」などと声をかけながらのサポートが中心です。

ただ、私は塾講師の経験者なので、たとえば地球儀のビーチボールを使って、地球の自転・公転を説明するなど、必要に応じて学校の勉強も教えることができます。

それから一般的な学習塾と少し違うのは、学習サポートにおいても、マンガやゲーム、VRを推奨している点です。

歴史、細胞の働き、宇宙など、さまざまなジャンルのマンガを500冊以上完備していて、会員の方はいつでも好きなときに読めるようになっています。

いわゆる学習マンガではなく、『キングダム』など、普通のマンガのなかから、面白く学べるものを私が集めました。

最近はゲームも人気で、たとえばGoogleストリートビューと連動して、クリックするだけで世界各地へ行き、世界遺産や、景色を見渡せるVRソフトを導入しています。

ほかにも、さまざまなマンガや、ゲームを置いているので、一人ひとりに合わせておすすめのものを選び、学びに繋がるアドバイスをしていますね。

ー入試対策のサポートには対応していますか?


吉澤:はい。今は受験シーズンなので、毎週土曜日は1日中、中学3年生の入試対策を実施しております。

私は、昨年シン・スクールを立ち上げるまで、学習塾をひとりで10年間運営してきました。

その際、都立高校の入試で5年連続合格率100%を達成した実績があります。

学習塾での実績を持つ教育者がサポートにまわっているという点は、保護者の方にとってもご安心いただける要素なのではないでしょうか。

現在キャンペーン中!探究自立型教室シン・スクールのコース料金

子どもたちがそれぞれゲームやパソコンを操作している画像

ーコース料金について詳しく教えてください。


吉澤:コース料金は以下のとおりです。

ライト(3科) ベーシック(5科) ICT教材なし
学び遊びサポート 8,900円 / 月 9,800円 / 月 7,500円 / 月

※記載の料金はすべて税込みとなります。 

学び遊びサポートの月会費には、学べる遊びのご相談料、教材の利用料、自習スペース利用料などが含まれていますが、一人ひとりの遊びと学習について個別にケアをする「個別サポート」の料金は含まれていません。

個別サポートは追加オプションとなっており、学び遊びサポートに加入いただいた方のみ、1時間1,000円にて授業を受けられます

遊びから学習、進学、進路まで、一人ひとりの個性に合わせたケアをご希望の方は、個別サポートの追加をご検討ください。

そのほか、シン・フリースクールや、オンライン学童などのオプションもご用意しております。

また、通常は入塾金として2万2,000円をいただいていますが、現在はキャンペーン中のため、半額の1万1,000円で入塾可能です。

“好奇心・探求心・自立心”を得られる環境と繋がりの提供を

代表の吉澤さんが地球儀の前でポーズをとっている画像

ー今後の展開について教えてください。


吉澤:現在、オンラインで海外の子どもたちと繋がり、一緒にゲームをプレイする取り組みを始めています。

他国の子どもたちとゲームで仲良くなり、Zoomで顔を合わせながら会話をして、自然なかたちでの異文化交流を進めていきたいですね。

また、当教室で紹介できる遊びや、ゲームのご提案を、もっとパワーアップさせたいと考えています。

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。


吉澤:当教室は、なにかの知識や、技術を与えることを目的にしていません。

それよりも、好奇心・探求心・自立心を自ら得られる環境と、繋がりの提供を大切にしています

これまでの教育の考え方とは異なる、まったく新しいやり方でアプローチしているので、ご理解、ご共感いただける保護者の方からのお問い合わせを心よりお待ちしております!

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!



■取材協力:シン・スクール

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。