小学校の英語教育が必修化されたことで、保護者の方のなかには、子どもが小さいうちから英語に慣れ親しんでほしいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
沖縄市内で複数の英会話スクールを展開する「Churakids」(ちゅらきっず)では、英語を使ってサッカーやピアノ、ロボット、料理などを学ぶことができます。
そこで今回は、代表のKaz先生に英会話スクールをはじめとするさまざまな取り組み内容についてお話を伺いました。
沖縄で英会話スクールをお探しの方、お子さんにさまざまな体験をさせたい方は、ぜひご一読ください。
英語を使ってさまざまな体験や学習ができる
ー本日はよろしくお願いします。早速ですが「Churakids」の活動内容を教えてください。
Kaz先生(以下、Kaz):基本的には英会話スクールがメインになりますが、英語を習うだけではなくて、実際に英語をアウトプットするところまでおこなっています。
英会話スクールは、下は1、2歳から上は高校生までを対象にしていますが、大人のクラスもあるので、実際のところ年齢制限はありません。年長さんから小学校低学年の生徒さんが一番多いですね。
教室内で先生とのやりとりだけではなくて、同年代の子どもたちと一緒にイベントだったり、スポーツやアート、音楽を通じて実際にコミュニケーションをとれるような場を提供することをコンセプトにしています。
英会話スクールなので、英会話クラスを継続しておこないながら、英語を使って楽しめるイベントなどの企画・開催もしています。
ー参加されているお子さんや保護者の方の反応はいかがですか?
Kaz:座学が苦手なお子さんでも、たとえば身体を動かすのが得意な子でしたら、「サッカークラス」や「キャンプクラブ」といった屋外のアクティビティなどのクラスがあるので、自分の特性を生かして英語に触れることができますので、保護者の方から「楽しく継続させてもらっています」という声はよくいただきます。
逆に座学が得意な子、あるいは計算やものづくりが得意な子は、「ロボットクラス」や「プログラミングクラス」、音楽が得意な子であれば「ピアノクラス」や「ギタークラス」といったように、お子さんの特性にあわせて選べるようになっているので、そこは高評価をいただいている要素のひとつですね。
ー英語に触れる環境にないご家庭だと不安に思われる方もいませんか?
Kaz:確かに、入会前にそういう不安を覚えられる保護者の方もいらっしゃいます。個人差はありますが、たとえば英語を使ってロボットを組み立てる、ロボットの作り方を教えるというクラスがあるんですけど、そういうクラスはお子さんは英語を習いに来ているというよりは、ロボットを作りに来ている感覚なんですね。
先生は英語で指示しますが、言ってることがわからないから手が止まる、という子はほぼいなくて、どんどん自分の好きなことに没頭しています。
そういう意味では、英語を習っている、英語で授業を受けているという意識なく取り組むことができるので、初心者の方でも入りやすいというか、言葉の壁は低いですね。親御さんもご安心いただければと思います。
ー英会話クラスのほかに、どのようなクラス(プログラム)がありますか?
Kaz:新型コロナウイルスが流行する前までは、「海外留学プログラム」もおこなっていました。この2年ほど実施できていませんが、その代わりに、国際交流ができるさまざまなイベントなどを通して、日本にいながら留学が疑似体験できることは貴重だと思います。
去年から、英会話クラスのハイレベルなお子さん向けに、英語の4技能のうちの「読む」ことに特化した「リーディングクラス」を開設しています。文字通り、ひたすら本を読むクラスなのですが、そのの中で、海外に住む同年代の子どもたちと文通をする「ペンパルプログラム」というプロジェクトをやっています。
実際にもう3回ほど手紙のやり取りをしていて、僕も一緒にやっているのですが、最初は学校同士でまとめてやりとりをし、そのあとは個人の住所をお互いに教え合って、文通を継続するかどうかは本人に任せています。
英語を使って手紙を書くなかで、「こういうことを伝えるには英語でどう表現したらいいんだろう?」「すごく伝えたいことがあるのに伝わらない」と思うこと、それが子どもにとって非常に大事なことだと思っています。
これはペンパルプログラムに限らず、キャンプなどの屋外活動においても同じことがいえますね。
実際に海外の子どもたちの輪の中に入って英語が通用するかといったらそうではないですし、言っていることもわからないと。そういう気づきが子どもたちにとって大事ですし、そこで感じたことが後々の向学心につながっていくのかなと思います。
季節にちなんだイベントを開催予定
ー今後開催予定のイベントなどありましたら教えてください。
Kaz:イベントは定期的にやっていまして、代表的なものでいうと、年に5、6回「クッキングクラブ」という季節にちなんだ料理を作るイベントをおこなっています。
今月はみんなで「餅つき」をやりました。これは毎年恒例のイベントで、外国人のお子さんたちに人気があるんです。クッキングクラブ自体、外国人の参加が半数以上と多いですね。次回は、3月のひな祭りにあわせて、ちらし寿司や手毬寿司などを作る予定です。
季節に応じて日本の文化を取り入れながら、1月はおもちつき、3月はひなまつり、5月は子どもの日にあわせて本物のタケノコを使ってタケノコ料理を、そのほかハロウィンやクリスマスの時期などに開催しています。
それから、海辺のゴミ拾いをする「ビーチ・クリーンアップ・クラブ」という無料イベントは、ご家族でどなたでも参加できます。毎月開催しているイベントで、Churakidsの生徒さんのほかに、地元の高校生や、米軍のボランティアの方の参加が多いです。
屋外のイベントで代表的なものといえば、「サマーキャンプ」「ウインターキャンプ」を毎年おこなっています。こちらも外国人キッズの参加率が多く、夏休みを利用して県外から参加される方もいます。
それから、スクールの畑で野菜を作る「ファーミングクラブ」という活動を会員限定で開催しています。つい先日、ニンジンを収穫したところですが、今年はさらにこの「ファーミングクラブ」の活動に力を入れていきたいですね。
イベント情報については公式ホームページやSNSで随時更新していますので、ぜひご覧ください。
子どもに学習や経験する機会をなるべく多く持たせてほしい
ー最後に、読者の方にひと言メッセージをお願いします。
Kaz:ここ2~3年、コロナ禍で子どもたちはほとんど活動ができなくて、窮屈な思いをしていると思います。その中で最大限子どもがやれることを、それは英語に限らずですけど、学習・体験・遊びの機会をなるべく多く持たせてあげてほしいなと思います。
英語をただ学ぶだけではなくて、「英語を使うとこういう未来があるんだよ」「こういうことができるようになるんだよ」というのを、言葉じゃなくて体感として経験としてわかるような、感じられるようなイベントや機会をなるべくひとつでも多く持たせてあげて欲しいと思います。
「Churakids」では、英会話スクールのほかに、ロボットやピアノ、サッカー、クッキングなどさまざまなクラスがあります。面白そうだから子どもに体験させたい!と思われたら、ぜひ無料体験を受けてみてください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:Churakids