学校は楽しいのに、体育がある日は学校がつまらない…。運動会も楽しくない。このように運動に対して苦手意識をもっている子どもは決して少なくありません。
今回は、“運動が苦手な子どもも運動が好きになる!”エンタメ要素満載のレッスンを提供する「へやすぽ」代表の橋本 咲子さんにお話を伺いました。
運動に苦手意識をもつ子どもをお持ちの方、子どもと一緒に運動をしてみたいという方は、ぜひご一読ください!
世界中から参加可能!
―本日はよろしくお願いいたします。まずは、「へやすぽ」がどういった運動教室なのか教えてください。
橋本:へやすぽは、「運動との出会いを最高にする」をミッションに掲げ、活動する子ども向けのオンライン運動教室です。
対象は幼稚園年少から小学4年生までですが、今後は対象の幅を広げていきたいと考えています。
コロナ以前は対面での運動教室を運営していましたが、コロナをきっかけにオンライン専門として、世界中の子たちが参加できるようなかたちで運営しています。
世界中どこにいても、どんな子どもたちでも運動が楽しいとか、運動が面白いということを知って欲しい。運動を通して、もっとチャレンジしたいというポジティブな気持ちを育んで欲しい。私たちはそういったことを願い、大事にしている団体です。
じつは、へやすぽの生徒のなかには、運動がそんなに得意ではないという子どもたちが少なくありません。
運動に自信がなくて、運動会や体力テストのシーズンになると、ちょっと嫌だな…という気持ちになってしまったらもったいないですよね。
また、保護者のなかには子どもが運動が苦手なのは、自分が運動が苦手だからではないかとご自身を責めているような方もいます。
ところが、運動は遺伝ではなく、9歳くらいまでにどれだけいろいろな動きをしたかが、運動が好きになれるかどうかの鍵なんです。
お父さん、お母さんは子どもの「楽しい!」を引き出す最高のコーチです。
私たちのレッスンは“親子で楽しみながら運動すること”を大事にしていますので、運動がそんなに得意ではないという方も、ぜひ親子で一緒に楽しく運動をして、こうやったら子どもに教えられるんだということを知っていただけたらいいなと思っています。
まるでショータイム?エンタメ要素満載のレッスン
ーレッスンについて詳しく教えてください。
橋本:私たちがおこなっているのはZoomを使った週1回30分のオンラインレッスンです。1回10人くらいのグループでコーチたちと一緒に毎月のテーマに基づいて運動しています。
じつはレッスン自体が少し特徴的でして、へやすぽではレッスンを「ショータイム」だと思っているんですね。
世界中を旅しているカルロスというキャラクターがいますが、毎回トラブルに巻き込まれてしまい…、子どもたちが運動のミッションをクリアをしてくれると旅が前に進むようになっています。
こんなふうにロールプレイングゲーム的な要素をもたせることによって、子どもたちはゲーム感覚で参加できるような仕掛けがたくさん。
子どもたちがいかに夢中になって運動してくれるか、そして子どもたちから「できた!」という満足げな表情を引き出せるかに重点をおいてレッスン作りをしているんです。
レッスン以外の日にもご自宅で、「カルロスは今どこにいるのかな?」と話題にのぼり、習った技をお家で練習するきっかけにもなっているようです。
だから、そんなに運動が好きでなくても、ゲームが好き、YouTubeが好きといったことがきっかけでスタートしていただくことが可能です。
このようにエンタメ要素が満載ですが、運動教室なので当然運動ができるようになる内容となっています。
レッスンは楽しく効率よく上達できるように3つの種目、運動神経を育む7つの力、身につけたい36の基本動作をベースに300メニュー用意。
たとえば鉄棒やマット運動に役立つ力を、保護者の方と一緒にこんな感じで前回りをしてみましょう。後ろ回りをしてみましょうという感じに、本物の器具を使うことなくおこなっています。
あとは、学校でおこなわれている新体力テストでやるような種目もレッスンに入れながら、実際のテストに少しでも自信をもって臨める内容になっているんですよ。
これらを家のなか、しかも畳2畳分のスペースがあれば親子で楽しくできる内容になっています。
体験会を随時開催
―今後開催予定のイベントがあれば教えてください。
橋本:へやすぽでは毎週水曜日から土曜日まで、無料の体験会を開催しています。
子どもたちが体育で自信をなくしやすいものが鉄棒ですので、体験はタオルを使って鉄棒に必要な力をつける「タオル遊び編」、道具を使わずに鉄棒に必要な力をつける「からだ遊び編」をご用意しています。
入会金3,300円が無料になるキャンペーンも実施しています。また、2022年2月5日までの体験会参加で人気家電があたるキャンペーンも開催中ですので、ぜひお気軽にお問合せください。
運動の楽しさを知って欲しい
―最後に読者の方に向けてのメッセージをお願いします。
橋本:私は長崎の五島列島という離島の出身で、島には娯楽施設があまりなかったこともあって、幼いころから陸上、水泳、テニス、バスケットボール、野球など本当にいろいろなスポーツに親しんできました。
体を動かす楽しさ、特定のスポーツだけではなく、いろいろなスポーツをやる面白さといったことは、自分自身が子どものころから体感してきました。
運動するというのは人間の根本的なところでもありますし、子どもたちにとっては、運動ができると友だちと遊ぶ機会が増えたり、自信がついたり。そういったきっかけとなる大きなものです。
運動を面白いと思えるだけで、世界が大きく変わるはずです。
運動がもともと好きな子どもたちだけではなく、自信がない子どもたちにも、親子で一緒に身体を動かすことで自信をつけていただきたいですし、そういった機会をお届けできればと思っています。
もし少しでも「へやすぽ」に興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、まずはぜひ無料体験レッスンにご参加いただき、運動の楽しさを知っていただけたら嬉しいです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
取材協力:へやすぽ オンラインこども運動教室