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NPO法人「日本幼児教育振興會」が幼少期の子どもたちに対して取り組む“言葉の教育プログラム”とは

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幼少期における言葉の発達は目まぐるしいものがあります。

だからこそ、子どもたちへの言葉のかけ方や、コミュニケーションの取り方が大事なのです。

今回は、全国へ“サントレ・言葉の教育”の普及を目指すNPO法人「日本幼児教育振興會」理事の井出 美樹恵さんにお話を伺いました

子どもの言葉の環境を豊かにしたい、言葉の教育を受けさせたいとお考えの保護者の方は、ぜひご覧ください。

子どもたちの内面を育む“独自の幼児教育プログラム”とは

サントレ・言葉の教育のイラストロゴ画像

ー本日はよろしくお願いします。まず初めに、NPO法人「日本幼児教育振興會」がおこなう、サントレ・言葉の教育についてお聞かせください。

井出 美樹恵さん(以下、井出):サントレは、幼少期の子どもたちがたくさんの言葉と出会うことで、人間の内面を育んでいく独自の幼児教育プログラム
です。

幼少期の子どもたちは、ご家庭や園など、成長過程で関わる人々とのコミュニケーションを通じて言葉を習得していくものですよね。

私たちは「美しい言葉は、美しい心を育む」ということを信念としており、子どもたちにどのような言葉をかけるか、子どもたち自身がどのような言葉を発するかが、健やかな心の成長に関わってくると思っています。

そのため、サントレの絵本や教材を通して、子どもたちにたくさんの美しい言葉や、優しい言葉をシャワーのように投げかけることで、これからの成長の土台を築いていく手助けができればと思っています。

教材は、2歳児から年少、年中、年長、小学校1年生、2年生と続けて発達段階を踏まえた学びができるようになっています。

充実したサポートと普及活動で言葉の教育を全国に

イラストと教材の画像

ー具体的な活動内容についてお聞かせください。

井出:
主な活動内容としては、サントレ教材の開発と監修、全国の小学校、幼稚園・保育園・こども園への普及です。現在は、一部の塾や、発達支援施設にも導入いただいています。 

また、導入していただいたあとに、先生から「このままの指導方法でいいのか」「どんな工夫ができるのか」といったご相談をいただくことがあります。

そういったときには、園にお伺いして、教室でおこなう朝のカリキュラムを拝見したり、最近ではオンラインで先生方のお悩みを聞いたり、個別に指導方法のアドバイスをおこなったりしています。 

サントレ教育は、園や学校、施設ごとに導入いただくことを基本としていますが、当會では「サントレ教室」を開講しており、個人でもサントレ教育を受けることができます

広報活動としては、全国の先生方と保護者の方に向けて、年に1回、12,000部ほど機関誌を発行しています。

先生方のみならず、保護者の方々に対しても、各地のサントレ導入園での様子や、ご家庭でのお子さまに対する言葉がけのアドバイスについてお伝えする内容になっています。

幼少期で触れ合う言葉はとても大事だと感じました。サントレ導入園でなくても教室に通うことができるのでぜひチェックしたいですね!

Ameba塾探しでは、駅や地域にあわせて塾・学習塾を検索することが可能。

入塾を検討している方は、「サントレ教室」最寄りの曙橋駅 塾・学習塾 ランキングや、新宿区 塾・学習塾 ランキングなどから探してみてくださいね!

毎年2月に「サントレ・言葉の教育コンクール」を開催!

ー今後開催予定のイベントはありますか?

井出:毎年2月に、導入園を対象とした「サントレ・言葉の教育コンクール」をおこなっています。


コンクールには、サントレで扱う絵本や、詩歌を題材にする「群読部門」と、サントレ教材を使った遊びや、楽しく取り組むための工夫を紹介していただく「バリエーション部門」があり、全国のサントレ導入園からクラスごとに応募いただいております。

2月に応募していただいた作品の審査をおこない、結果を発表するのですが、子どもたちが楽しんで取り組んでいる姿がたくさん見受けられ、とても嬉しいですね。

ほかには、毎月3月末に、全国のサントレ導入園の先生を対象とした研修会を、2日にわたり開催しています。

今年も3月末にあり、コロナ禍のためオンラインで開催予定です。

ときには立ち止まって“言葉を見直す時間”を

子どもたちが教室で学んでいる画像

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。

井出:
保護者の方がお子さまにかけている言葉は、自分の意図と違う伝わり方をすることがあります。

何気なく発した言葉や、注意や躾をするときに思わず口に出してしまいがちな言葉も、実は一つひとつが大切な意味を持っていて、特に親子の関係ではとてもデリケートだと思うんです。

褒める言葉であればその子も嬉しいでしょうが、無意識に心を傷つけてしまう言葉もあることを考えると、言葉は慎重に扱わなければいけないと、私自身も日々子育てをしながら感じているところではあります。 

日常生活では意外と見直せないものですし、大人同士では気を遣っても、子ども相手だと深く考えずに言葉を使っていることもあるのではないでしょうか。

自分が発している言葉を受け取った相手はどう感じるのか、客観的に見直すことが大切だと最近感じていますね。

だからこそ、“ときには立ち止まって、言葉を見直す時間”を持っていただけるといいのかなと思っています

また、これからの時代のスキルとして、英語やプログラミングなどももちろん大事ですが、言葉はそれらすべてのベースになっています。

言葉を介して自分の意思を伝えたり、人の気持ちを理解したりすることは、「生きる力」へと繋がりますので、そういった部分を大切に育てていきたいですね。

東京都四谷にあるサントレ教室では、導入園でおこなわれているサントレに加えて、教室ならではのカリキュラムを導入し、専任のインストラクターと子どもたちで楽しくサントレに取り組んでいます。

随時募集していますので、スケジュールや料金はサントレ事業部にお問い合わせください。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!


■取材協力:NPO法人 日本幼児教育振興會

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

Ameba塾探し 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。