所司一門将棋センターにインタビュー!将棋で身につく考える力とは

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“将棋”と聞くと、難しくて簡単には始められないと思う方も多いのではないでしょうか。

棋創社から社名変更をし、2020年10月に再スタートした所司一門将棋センター

ここでは、日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属の女流棋士、大庭 美夏さんをはじめとした講師の方々による 「初級クラス」「わかばクラス」が用意されていて、誰でも安心して始められる環境が整っています。

今回は、所司一門将棋センター席主の三宅 弘幸さんにお話を伺いました。

「将棋を始めてみたい」「将棋を極めてみたい」と思うかたはぜひご一読ください。

  1. 負けて強くなる成長の機会
  2. 自然と身につく思考力と判断力!礼儀作法まで習得可能
  3. 将棋が子育ての手助けに

負けて強くなる成長の機会

わかばクラスの子どもが将棋を打っている様子が分かる画像

ー本日はよろしくお願いいたします。まず、所司一門将棋センターの 「わかばクラス」について教えてください。

三宅:わかばクラスは、4歳以上のこれから将棋を覚えてみたい方を対象とし、「はじめてのしょうぎセット」「どうぶつしょうぎ」「詰将棋プリント」を使って、小さいお子様にもやさしくわかりやすく、駒の動かし方から教えているクラです。
 
詰将棋プリント」では、符号(盤の住所)で指し手を表す書き方を覚えてもらいます。

符号がわかると、頭の中で局面を考えたり、テレビやネット中継の対局の指し手を聞くだけでその意味が分かるようになってくるので、より面白く感じると思います。

所司一門将棋センターに通っているのは、はじめて将棋に触れる子どもたちばかりなのですが、楽しく将棋に取り組みながら、ご挨拶などのマナーもしっかり身につけることができていますよ。

最初はにぎやかだった子どもたちも、少しずつ集中して考えることができるようになっているんです。

将棋は自分で負けを認め「負けました」と言って終えなければならないため、数々のゲームの中で「将棋に負けるのが一番悔しい」ともいわれています。

将棋に運は関係なく、自分の力だけで戦うゲームなので、勝っても負けてもすべて自分の責任。だからこそ、勝ったときの喜びは大きく、負けて学ぶことも多いのです。

今の子どもたちは、手厚く保護された環境で育ち、失敗や挫折を経験できる機会が少ないといわれていますが、大人になるまでに適度な失敗や挫折は必要ではないでしょうか。

子どもたちはたくさん負けることで強くなっていき、将棋で負ける経験は、人間的にも大きな成長の機会だと考えています。

わかばクラスでの将棋は、最初は勝てる楽しさを体験してもらい、上手になってきたら、少しずつ負けることにも慣れるよう手合を組んでいくというものです。

わかばクラスの次は初級クラス。

初級クラスに進むための目安は、勝っても負けてもしっかりごあいさつができ、講師に10枚落ちで勝てるようになることです。


これまで、所司一門将棋センターは未就学児を多数受け入れてきましたが、子どもたちの発達段階や性格に合わせて、それぞれのペースで取り組んでもらえるよう工夫しています。

また、学生の全国大会で活躍している選手は、そうそうたる進学校・トップクラスの大学が多いんですよ。

習い事として楽しく将棋に触れたいという子どもだけでなく、将来プロやアマチュアトップ選手を目指して本格的に取り組みたいという子どもまで、どんなお子さんも大歓迎です!

将棋をやらせたいけれど、「向いているのかわからない」「続けられるか心配…」という場合でも、「わかばクラス」なら、気軽に始めていただけると思います。

実施時期 2(原則第24日曜日)

10時00分~10時55分

料金 入会金 3000円

受講料 3000円 (1回ごと)

  ※上記の価格は税込みです。  

自然と身につく思考力と判断力!礼儀作法まで習得可能

初級クラスの生徒が将棋を打っていることが分かる画像

「初級クラス」はどのようなクラスでしょうか?

三宅 弘幸(以下、三宅) 初級クラスは、全年齢が対象の 月会費制のクラスです

毎月第2・第4日曜日には、大庭美夏先生による大盤解説と指導対局をおこなっています。

また、
月4回(木・土)には、パンダ先生による詰将棋と次の一手があります。

ー将棋ではどんな力が身につくのでしょうか?

三宅将棋で鍛えられる能力は、思考力と判断力ではないでしょうか。

損得の計算や効きの足し算、王様の逃げ道の確認など考えられる要素はたくさんあり、実力によっては正解がわからない場合もありますよね。

それでも自分なりのベストを尽くすために続けていけば、自然と思考力が身についていきます。

実戦だと持ち時間が設定されている場合が多いのですが、その短い時間で思い浮かぶ選択肢から決めなければならないので、こうした場面では判断力が身につくといえるでしょう。

また、子どもに特化したことでいうと、立ち止まって考える癖がつきます

走り回って元気があるのはよいことですが、一方で落ち着きのなさに頭を抱えている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

将棋を指すことは、机を前に座って勉強する動作に似ているように、
自然と考える時間が増えるため集中力の育成にもつながると考えています。

また、将棋では始まる前に「よろしくお願いします」 負けた時には「負けました」。勝負がついたら「ありがとうございました」など、基本的な挨拶がルールとなっているので、
自然と礼儀作法が身につくといった点も将棋の魅力です。

初級クラスは基本的に、大庭先生とパンダ先生の二人がメインで将棋の上達に向けてしっかりとサポートしていきますので、安心して取り組んでいただけると思います。

初級クラスの内容に慣れてきたら、中級クラス、有段者クラスと更に上のクラスもありますので是非ステップアップしていっていただきたいですね。

実施時期 日曜クラス: 月2回(日曜日)

オンライン木曜クラス: 月2回(木曜日)

実践初級クラス: 木曜日2回、土・日・祝日2回
料金 入会金: 3000円

 月額: 9000円

 席料: 2回まで:無料/3回目以降:500円

  ※上記の価格は税込みです。  

将棋が子育ての手助けに

子どもたちが将棋を練習している様子が分かる画像


ー今後、開催予定のイベントについて教えてください。


三宅
:所司一門将棋センターは、津田沼店と御茶ノ水店の2店舗で展開しています。

津田沼店では、2022年2月13日(日)・27日(日)13時から「元奨励会三段 荒田に挑戦」、2月20日(日)は「礒谷真帆女流指導対局」をおこないます。

御茶ノ水店では、2022年1月29日に「渡辺明杯」、翌月2月23日には「所司一門杯」の開催を予定しています。

また、2022年2月より「初級月曜クラス」「中級月曜クラス」を開講いたします。
興味のあるかたはぜひ公式HPよりお問い合わせくださいね。

将棋にコマが3つ並んだ画像


ー最後に、読者へ向けてメッセージをお願いします。

三宅:子どもが将棋にハマり、将棋センターで手合戦が指せるようになると、長時間子どもだけで過ごせるようになります。

ご家族にご協力いただきたいのは教室への送り迎えくらいで、道具などの費用はほとんどかからず、必要なのは盤駒に書籍、加えてオンラインクラスの場合はネット環境があれば十分です。

ですから将棋は、多くのご家庭にとって気軽に通わせられるおすすめの習い事だと思っています。

お家で子ども一人でお留守番するよりも、所司一門将棋センターのスタッフや仲間と楽しく過ごすことができ、世代間交流ができるのも魅力の一つです。

毎週・毎日のように利用いただくことで、よりお得に通うことができるので、
子どもたちの居場所として活用いただきたいですね。


ー本日は、貴重なお話をありがとうございました。

取材協力:所司一門将棋センター