コロナ禍の影響もあり、近年、オンライン家庭教師サービスが増えています。
オンライン家庭教師のメリットは、全国好きな場所から、好きな時間で、好きな講師の授業が受けられること。また、遠方にいても、全国の講師とマッチングできることで質の高い指導も受けられます。
今回は、中学・高校受験対策や、リモート学習をおこなう「メリオレム」の桜井さんに、オンライン家庭教師の魅力を伺いました。
選択肢の多い環境のなか、子どもには自分に合った勉強法を見つけてほしいとお考えの保護者の方は、ぜひご一読ください。
- 全国どこにいても好きな講師の授業が受けられる「メリオレム」
- 生徒の目線に立って“分からない”を理解してあげられる講師を採用
- 家庭教師ならではの“生徒一人ひとりに合わせたカリキュラム”
- 生徒の可能性を伸ばす!将来に繋がるきっかけのお手伝い
全国どこにいても好きな講師の授業が受けられる「メリオレム」
ー本日はよろしくお願いします。まずは「メリオレム」がどのような塾なのか、強みも合わせて教えてください。
桜井さん(以下、桜井):「メリオレム」は、中学・高校受験対策や、リモート学習をおこなうオンライン家庭教師です。
主に小学生から高校生までの受験生が多いですが、今後授業を拡大していくうえで、学生に偏る必要はないかなとは思っています。
授業スタイルは、講師ひとりに対して、1、2名の生徒が個別授業で指導を受けます。
オンラインで通う必要がないので、講師と生徒さえマッチングすれば、30分から好きな時間帯で利用でき、柔軟な時間設定が可能です。
東京にお住いの方でも、地方にお住いの方でも、全国どこにいても、好きな場所で、好きな講師の授業が受けられるというところは大きなメリットだと思っていますね。
特に地方だと塾の選択肢が非常に少ないという声をよく聞きます。
たとえば、同じような系列の塾が2、3校と、あとは地域密着型の個別塾が多くて2、3校程度の選択肢のなかでも、オンライン環境を活用すればどこにいても自分に合った講師が見つけられるわけです。
また、私が4年間ずっと塾の講師をやっていたため、その経験を活かした講師の育成で、質の高い授業が提供できる点は当塾の強みだと思っています。
ほかには、オンライン自習室もあります。
この自習室は、カメラで、自分の手元や、顔など、どこか一部を映すことによって、勉強する際に見られている意識を持つことができるというものです。
親御さんの目の届かないとこでも集中できる勉強環境は重要なのかなと感じてつくりました。
勉強があまり好きではない子どもたちにとっては、そういった環境下や、待機している講師に質問がすぐできる環境での自習は大切だと考え、このようなサービスを用意しています。
生徒の目線に立って“分からない”を理解してあげられる講師を採用
ー講師の方の採用基準はありますか?
桜井:生徒の人数もまだそこまで多くないので、今は仲間内の講師のみで運営していて、外部からアルバイトや正社員を採用するところまでは至っていません。
しかし採用するなら、学歴よりも、人に教えることが上手い人を重視して、どうしたら分かってもらえるかを追求できる人を講師に迎えたいなとは思っています。
なぜなら相手の目線に立てる人は重要だと考えていて、たとえば東大卒だからって、東大の人の指導や、東大に合格させることができるわけではありませんよね。逆に、東大卒でなくても東大に合格させることができます。
そう考えたときに、学歴ではなく、生徒の目線に立ち、分からない部分を理解してあげられる人が講師に向いているのかなと思っているんです。
また当塾は、担任制によって生徒に合わせた短~中期的な目標設定と、それに合わせた学習スケジュールの管理までサポートしているので、スケジュール管理も隙なくできる人ももちろん評価は高いです。
しかしながら、そういったことは我々のほうでもサポートできるので、やはり教えることが上手い人を採用していきたいなと思っていますね。
家庭教師ならではの“生徒一人ひとりに合わせたカリキュラム”
ーコースについて詳しく教えてください。
桜井:当塾は、カリキュラムを統一しないことにより、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムを組んでいます。
大手塾のように、1年間のカリキュラムがしっかり設定されているほうが合っている生徒ももちろんいると思います。
しかし、私も個別授業で講師をしていた際、そこに当てはまらない生徒も多いと感じました。
たとえば、偏差値55程度のカリキュラムが組まれているなかで、70の人もいれば、40、60の人もいて、もちろんカリキュラムに合う55前後の人もいる。やはり3つも4つも階層がある大きな塾でない限り、同じ枠にはめるのは難しいのかなと思いますね。
だからこそ、それぞれの偏差値に合ったカリキュラムを、目標に沿って逆算して組み、カリキュラムを統一しないのが家庭教師のメリットだと思っています。
また、その学習プログラムは、1ヶ月、もしくは1ヶ月を4つに分けた週間単位ごとに、どんなことをやっていくかを話し合って決めたうえで、宿題や授業を展開していければと考えています。
私も学生講師のアルバイト時代に、基礎が不十分な中学2、3年生の生徒がいて、もちろんハイペースですが小学4、5年生の教科書から復習し、そこで自信をつけてもらっていました。
理解できていないところを言い出しにくい生徒も多いと思うのですが、そこをあえて私たちが誘導してやってもらうと、今まで全然点数が取れなかった子が、平均点を取れるようになるんですよね。
こういったサポートができるのは、家庭教師ならではだと感じるので、それを個別授業で展開していきたいなと思っています。
ー料金について教えてください。
桜井:料金については、以下のとおりです。
※記載の料金はすべて税込みとなります。
※入塾金(手数料)・テキスト代は生徒・講師が使用する実費以外はかかりません。
友だち紹介、新人割など、各種割引キャンペーンもご用意しているので、お気軽にお問い合わせください。
生徒の可能性を伸ばす!将来に繋がるきっかけのお手伝い
ー今後の展望について教えてください。
桜井:今後、もう少し生徒さんや講師が増えたら、さまざまなバックグラウンドをもつ講師によるゼミの実施を考えています。
地域でいうと北海道から沖縄まで、あとは大学生や高校生が小学生に指導するなど、さまざまな方が自身の経験を伝えるゼミがあったらいいなと思って計画を立てています。
たとえば、東京だと簡単に大学生が学校帰りに塾で教えることができますが、北海道の農場で研究している大学院の方が塾で教えるのはなかなか難しい。しかし、オンラインだったらそれが可能になります。
そういう方が実はどういうことをしているのか、自分でスライドをつくって、農学部でなにをしているのかを伝えることができたら面白いですよね。
あと、私は今、本業でコンサルタントをやっているのですが、コンサルタントってなに?とか、そういった授業っぽくない内容を教えるゼミができればいいなと思っています。
そしてそのゼミが、将来を考える機会や、いろいろなことに興味を持つきっかけになれば嬉しいですね。
やはり営利を目的とせず、好きなことを披露する場ってあまりないし、企業が入ってしまうと企業の色がついて、また意味が変わってくると思うんです。
別に授業の内容が将来に直結しなくてもいいと思っていて、たとえばオタクの世界や、漫画でもよくて、そういったところで気づきがあったらいいなと、そんなゼミが開催できるように頑張りたいなと思っています。
ー最後に入塾を検討している読者にひと言メッセージをお願いします。
桜井:今の勉強法が上手くいっていなくても、向き不向きってもちろんあるので、できなくても自分はダメなんだと決めつけないでほしいですね。
私たちの時代にはなかったような勉強スタイルが今はたくさんあるので、いろいろな選択肢のなかから1番合う授業スタイルを探して、一度体験してほしいなって思っています。
学習管理アプリなどを活用した勉強が得意な子、塾通いが嫌、大変と感じる子、どうしても集団で授業を受けるのが嫌な子、どうしても眠くなっちゃう、人見知りで喋れないなど、さまざまなお子さんがいます。
私は女子生徒を教える機会が多いのですが、以前、普段全然喋らないのに、個別授業では喋っていてびっくりしたとお母さんから聞くことがありました。その生徒は、集団だと少し萎縮してしまうのでしょうね。
授業はもちろん大事なのですが、家での勉強の管理というのが一番大事だと思っていて、週に1回塾での勉強2時間のみでは絶対学力って上がらないじゃないですか。
だからこそ、自習室を含めた6日間でどれぐらい積み上げることができるかが大事になってくるので、家庭学習を“この先生ならやってやろう”と思えることが大きいと感じています。
そういった理由もあって自習室をつくっているのですが、この想いをうまく伝えていければいいなと思っています。
最初はネットに抵抗があるかもしれませんが、新学年という新たなスタートに、当塾を検討してもらえれば嬉しいです。
また、今回はあえて授業風景の画像は載せていません。
それは、無料体験で実際に自分の目で確かめてほしいから。お子さんの疑問や悩み事などに寄り添い、対応に自信があるからこそできることです。
無料体験の申込みは、随時おこなっているので、ぜひお気軽にお問合せください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:メリオレム