「受験期の不安」について702名にアンケート!|京大生と医学博士が執筆!

「受験期の不安」について702名にアンケート!|京大生と医学博士が執筆!の画像


入試を控え、不安な受験生もいるのではないでしょうか?大丈夫。不安なのはアナタだけではありません。

今回は受験経験者702人にアンケートを実施しました。皆が「何」に不安を感じていたか?そして、その「不安の解消法」をご紹介します。

  1. 「受験1年前」の不安
    1. 1位:合格できるかどうか
    2. 2位:具体的な勉強法
    3. 3位:集中が長く続かない
    4. 京大生の場合
  2. 「受験1週前」の不安
    1. 1位:合格できるかどうか
    2. 2位:睡眠や食事などの健康管理
    3. 3位:集中が長く続かない
    4. 京大生の場合
  3. まとめ
受験期の不安に関するアンケート
京大生の個別指導学習塾Good!

702名という非常に多くの方々のご協力、誠にありがとうございました。

①:アンケート会社:39歳以下 496名
②:Twitter:10代~50代 175名
③:京大生:31名(Good! 講師/知人)

本記事では、①をもとにしたグラフをご紹介させていただきますが、

事前の予想以上に(本当に、驚くほど)

①②③のどの集団、年代・学歴でも皆、「同じように」悩んでいました。

「不安だった人が多い」内容から順に、「具体的な解決法」とともに記した上で①②と③(京大生)で異なる点は「京大生の場合」としてまとめています。

ぜひ、参考にしてみてください。

「受験1年前」の不安

受験期の不安アンケート結果

「本気の受験」をするなら、あと1年しかない、と考えましょう。1年前も1週前も、「1日は同じ1日」です。

1位:合格できるかどうか

文字通り「皆」が不安に思う内容でした。「抽象的」な不安のままでは解決が難しい為、「具体的」な課題を見つけ、解決することが好ましいと考えられます。

京都大学卒 30代後半

不安点を具体的に書き出し、それぞれ対策を考え
、ひとつひとつ心配をつぶしました(苦手分野の分析、生活スケジュールの作成など)。

時間がもったいない為、頭の中だけで悩んだり、ぐるぐる考えこむことはできるだけせず、書いたり勉強したり手を動かすように心がけました。

また、先生にどんどん質問して、納得するまで理解を深める努力をしました。勿論、合格が目標ですが、とにかく「後悔なく」受験勉強をやりきることを考えました。

2位:具体的な勉強法

信頼する人の話でも、自分で考えた内容でも、とにかく「納得」して進めることが大切です。

また、定期的に自己評価しましょう。成績が予定を下回る時には、「具体的かつ前向き」な改善が必要です。

京大生 M.Oさん

常に「自分の勉強法は正しいか?」と自問自答しながら勉強していました。また、そうした不安は必ずしも悪いことではなく向上心の表れと捉えていました。

ただ、不安から使う参考書が増えることは良くないと考えていた為、その点には気をつけ、少数の本の完成度を高めました。

3位:集中が長く続かない

「何をすべきか」を自覚し、目的意識を持ったうえで

「時間を計り、勉強」、「(自習室など)勉強せざるを得ない環境で、勉強」などの対策を試してみましょう。

京都大学卒 40代

コツコツと積み上げるしかないと考え、「参考書にある問題は、全て解ける」ようになるまで、できない問題は何度も解きました。

京大生の場合

ほぼ同じ傾向でしたが、「睡眠や食事などの健康管理」を気にしていた人の割合が、京大生は多いという違いがありました。

健康管理は長期間、気をつけた方が受験には良い
のかもしれませんね。

「受験1週前」の不安

受験期の不安アンケート結果

1位:合格できるかどうか

1年前も1週前も、「皆」、気になるようです。対策は同じです。

具体的に解決できることに、集中
しましょう。

東北大学卒 30代前半

大学受験の二次試験前(当時のセンター試験後)は特に、科目毎の配点が異なり戦略的に勉強する必要がありました。

志望校の現役大学生に、具体的な勉強法や試験対策、戦略を学ぶ事で不安を解消し、自信を持って受験に臨めたと思います。

2位:睡眠や食事などの健康管理

「睡眠は7時間以上」、「食事は生もの・食べ過ぎなどに注意する」ことが大切です。

また、「冬は感染症が蔓延しやすい」時期でもありますので、感染対策も徹底しましょう。

京大生の個別指導学習塾Good!

医学博士(塾長)より

冬は乾燥しやすく、体調を崩しやすい時期でもあります。

①:十分な水分(1.5 L/体重50kg以上)
②:十分な睡眠(7-8 h/日以上)
③:十分な加湿(就寝時ふくむ)

④:手洗い・うがい・不織布マスク着用
⑤:人が多い場所は、避ける

体調管理も、実力のうちです。粛々と、出来ることをやりましょう。

3位:集中が長く続かない

受験が近づくと、勉強が手につかなくなる人も多いようです。

しかし、難関・人気校は合格点前後の「1点」に何十人がいる世界です。「後悔しない」よう、具体的な課題の解決に粛々と取り組みましょう。

京都大学卒 30代後半

集中力が落ちている時は科目や分野を違うものに変え、気分を替えました。

また、新しい問題ではなく、過去に解いた問題の復習を中心として、勉強しました。

京大生の場合

京大のイメージ画像

特に、不安に思う内容に大きな違いはありませんでしたが、とにかく対策が「具体的で細かく、実践的」なものが多かった印象です。

京大生 M.Mさん

合格できるか不安で直前はその事が頭から離れなかった為、これまで解いたテキストやプリントの量を見て、自分はこれだけ頑張ったと肯定していました。それらの復習は、精神面だけではなく、学力面でも役立ちました。

睡眠や食事などの健康管理は、急に生活リズムを変えると心身とも負担になる為、これまでの生活リズムを変えないようにしていました。

集中できない時のルーティーン
も、決めていました。私の場合、深呼吸を秒数や回数まで決め、ルーティーンとしていました。前向きになり、落ち着くこともでき、効果があったと感じます。
京大生 M.Oさん

「合格できるかどうか?」考えても仕方ないと分かっていても考えてしまいました。とても不安な時は、母と話しました。とにかく、ひとりで抱えこまない為です。人に話すと、案外すっきりしました。

「体調を崩して、これまでの努力の成果を十分に発揮できなかったらどうしよう」と不安になることがありました。これには、食事や睡眠をしっかりとることで、身体的にも精神的にも安定させようとしました。

「受験直前に睡眠時間を削っても良いことはない」と考え、ほどよく勉強しながらも調子を整えることに専念しました。

直前に学んだことが試験に出るかもしれないと何を勉強するか迷いましたが、結局、各教科の一番お気に入りの参考書を復習しました。自分の努力の爪痕が残る参考書達を見ることで、少し安心できました。

まとめ

受験期の不安に対する対処法

アンケートを集計していて、本当に「皆、同じようなことで悩んでいる」ことが、改めて分かりました。

だから、不安でも大丈夫。皆、同じです。

「不安の解消法」も、皆、とても「具体的」でしたね。 少しでも参考にしていただけますと幸いです。

頑張ってください。期待しています。

京大生の個別指導学習塾Good!

塾長(医学博士)から、試験が不安な人へ

試験、怖いですよね。
僕も、怖かったです。本当に嫌でした。

ただ、怖がっていても前には進みません。

「出来ること」に集中して、最善を尽くしましょう。

頑張れ。


【調査概要】
調査時期:2021年11月22日~2021年12月6日
調査方法:インターネット(アンケート会社)
調査地域:全国
調査人数:受験を経験したことがある496名
調査内容:受験に関するアンケート

調査時期:2021年12月8日~2021年12月17日
調査方法:インターネット(Twitter企画)
調査地域:全国
調査人数:受験を経験したことがある175名
調査内容:受験に関するアンケート

調査時期:2021年12月8日~2021年12月10日
調査方法:Good!講師および、その知人の京大生へのアンケート
調査地域:京都大学周辺
調査人数:京大生31名
調査内容:受験に関するアンケート

京大生の個別指導学習塾Good!
この記事を執筆した執筆者
京大生の個別指導学習塾Good!

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

「医学博士」が「徹底」指導監修している「京大生」が「完全 1:1」で指導する塾。「京大」から徒歩5分。 京大はもちろん、医学部・東大や、その他難関大学など対応。