BAYESEEを取材!学習管理に重点を置いた「対話型個別指導」とは?

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子どもには「社会を生き抜く人間力を身につけて欲しい」。そう願う保護者の方は少なくないはずです。

塾で勉強だけではなく、その力を学ぶことができたら最高ですよね。

今回は北千住で活動する新しい形のスクール「BAYESEE」スクール長の西本 啓一郎さんにお話を伺いました。

ただ成績を上げるだけではなく、子どもには「社会を生き抜く人間力」を身につけさせたいと考えている方は、ぜひご一読ください。

  1. 社会を生き抜く人間力形成
  2. 他社にはない「OSHIERU」と「YORIMICHI」サービス
  3. 週6日通うことが可能
  4. 学びとは楽しいもの

社会を生き抜く人間力形成

BAYESEE

―本日はよろしくお願いいたします。まず、「BAYESEE」がどのような塾なのか教えてください。

西本 啓一郎さん(以下、西本):私自身今までに塾や予備校に勤務した経験がありますが、BAYESEEは既存の塾や予備校とは異なる、「新しい形のスクール」というふうに位置づけています。

学習指導ではなく、学習管理に重点を置いた「対話型個別指導」をおこなっています。

塾や予備校が掲げている志望校合格、目標達成、成績アップというのは、達成するのが当たり前。そこへ目標を持って行くのではなく、その先の「社会を生き抜く人間力形成」が一番重きを置いている部分です。

そして、与えられたものをこなすことも大事ですが、ただこなすだけではなく、自分自身で「問題を発見していく能力」を養って欲しいという想いからBAYESEEを始めました。

また、私たちは「自己決定・成功体験・他者承認」の3つが、子どもの成長には絶対に欠かせないものだと考えています。

ところが今、実際に塾でも学校でも、「自己決定」の機会がとても少ないですよね。与えられたカリキュラム、与えられた授業をこなす。それでは自分で決めたことだから、自分でやろうとは思えませんよね。

BAYESEEでは、自己決定が満載です。
方針を一緒に決めることはあっても最終ジャッジは生徒です。自分が決めたことで成功を勝ち取る。それを周りが称賛する。

それらを経て自己存在承認ができるようになれば、自己肯定感が上がることに必ず繋がると信じています。

他社にはない「OSHIERU」と「YORIMICHI」サービス

BAYESEE

―他社にはないBAYESEEの強みについて具体的に教えてください。

西本:他の塾や予備校にはない私たちの強みとも言えるサービスは「OSHIERU(おしえる)」と、「YORIMICHI(よりみち)」です。

OSHIERU」はその名の通り、教える立場が逆転して、生徒が先生、もしくは生徒に教えます。どの生徒にも週に1回以上、教える場があるので、アウトプットの機会が必ずあります。

みんな自分ひとりで学習しているときは、あまり責任を持たないんですよね。ところが、こういうアウトプットの場があると、みんなとても丁寧なノートをつくってきてくれます。

そして、内容を深めようといつも以上に真剣に学習に取り組み、たくさんの質問をします。

ここで一番大事なのは「責任」。みんなの大事な1時間を取るということに、責任を感じて、自分自身のパワーを注ぎます。だから、責任を与えることでとても成長するんですね。

もちろん、いくら準備をしていても、想定外の質問を受けることがあるでしょう。それはまたひとつ成長の過程で大切な「失敗経験」だと生徒たちに伝えています。

完璧である必要はないんです。失敗を恐れず、失敗から学べばいいんです。他の生徒もその失敗を見て成長します。

YORIMICHI」は思考⼒・判断⼒・表現⼒を磨く実践形式のプログラムです。学習塾でやるようなものではなく、イメージ的には大学生のインターンや社会人の新卒研修でやるようなものに近いです。

答えのない問題に対して考える力、考えたことを伝える力を身につけることを通じ、総合型選抜などに役立てることはもちろん、その後の社会生活にも生きる体験型の学びです。

ときには学習から離れ自分を見つめ直す、他者を見る機会が必要だと私たちは考えています。

このふたつが他社とは大きく異なるサービスでしょう。

そしてもうひとつ、「無制限質問対応」があります。

自学習でわからなかった内容について、個別に対面指導、あるいはLINEを活用して質問対応をおこなっています。

質問に対して答えを教えるのではありません。何がわかっているのか、どこでつまっているのか、なぜそう考えたのかを聞きだします。その上でヒントを与えるんです。

だから、質問対応と言っておきながら、じつはLINE上では答えそのものには触れていません。

それでも生徒は気づいて、その道を走り出せる。皆さん不思議に思うかもしれませんが、そういったやり取りをしています。

週6日通うことが可能

―コースの新設や新しいスクールなど、今後の展開予定を教えてください。

西本:今後はBAYESEEを横に広げていく展開を考えています。今、北千住校がありますが、常磐線沿いに校舎をいくつか新設予定です。

オンラインでは「YORIMICHI」がどうしても難しいのですが、そこを解消できればオンラインの展開も考えています。

最終的には高校生、高卒生だけではなくて、中学生、中学受験を考える小学生くらいまで対象を広げていきたいですね。

ー料金について教えてください。

西本:料金は以下の通りです。

学年 月額(税込み)
高校1年生 55,000円
高校2年生 55,000円
高校3年生 88,000円
高卒生 88,000円


ほかに、入会金33,000円(税込み)がありますが、月額固定で講習費用や維持費はかかりません。

オンライン生、単科生の要望がございましたら柔軟に対応しますので、お気軽にお問合せください。

兄弟・姉妹でご入会の場合、下の学年の生徒さんの月謝を半額割引させていただいています。

通常期は週6日通っていただくことが可能で、受験時期は日曜日も開ける予定です。

学びとは楽しいもの

BAYESEE

―入会を検討している読者に一言メッセージをお願いします。

西本:BAYESEEでは「エデュケーション・イズ・エンターテインメント」というコピーを掲げています。

私はもともと楽天という会社にいて、楽天は「ショッピング・イズ・エンターテインメント」と言っているんですね。

たしかに買い物は楽しいですよね。楽天にいたころから、将来は教育事業を立ち上げたいという気持ち、そしてエデュケーションも本当は楽しいものなんだよという想いがあり、そう記しています。

エデュケーションを提供する側も提供される側も、楽しいと思えることが一番でしょう。

ところが、塾=面倒くさい、行きたくないなと思っている子どもは少なくないですよね。それは、当たり前だと思うんですよ。画一的で時間も決まったものに、なかなか行きたいとは思わないですよね。

そこをいい意味で、型にはめることなく、ここだったら行きたいなと思っていただけるスクールを目指していきます。

学びを楽しむことでよい連鎖が起こり、自分の周りに学びが楽しいと思える人がどんどん増えていくはずです。

ぜひ、学びを楽しんで欲しい思います。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


取材協力:BAYESEE

島田 佳代子
この記事を執筆した執筆者
島田 佳代子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期よりピアノ、水泳、硬筆、英会話などを習う。中学受験をして英語教育に力を入れる中高一貫の女子校へ進学。その後、都内の短大を経てイギリスへ留学。マンチェスター市内のカレッジで観光・旅行学を学びながら、執筆活動を開始し、スポーツ、旅行、ビジネス、教育など幅広い分野で執筆経験がある。2021年9月から「テラコヤプラス by Ameba」にてライターとして従事し、保護者やお子さまに興味をもっていただける記事づくりを目指しています。