現役富山大学生が立ち上げた「富大みらい塾」を取材!目標に向かう子どもたちへの全力のサポートとは

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富山県にある「富大みらい塾」は、講師が全員現役の富山大学生。

今回は、そんな「富大みらい塾」を立ち上げた、代表の岡田 航明さんにお話を伺いました

もともと優秀だったがゆえに、今まで努力をすることもないまま、勉強することの素晴らしさを認識しないまま成長して気づいたこと。

それは、生きるうえで大切なこと、やりたいことのために勉強する大切さだったといいます。

子どものやる気を引き出したい、目標をもって人生を歩んでほしいとお考えの保護者の方は、ぜひご一読ください。

  1. 「富大みらい塾」を立ち上げたきっかけは自分の“学びと気づき”
  2. 講師は全員大学生!講師も生徒もお互いが成長できる環境
  3. テスト前だけでは意味がない!常に自分の目標を持つカリキュラム
  4. 全力で“子どもたち一人ひとりに合わせたサポート”を

「富大みらい塾」を立ち上げたきっかけは自分の“学びと気づき”

教室内に長いテーブルが置いてある画像

ー本日はよろしくお願いします。まずは「富大みらい塾」がどのような塾なのか、設立経緯も合わせて教えてください。

岡田 航明さん(以下、岡田):「富大みらい塾」は、現役の富山大学生や院生が一人ひとりに寄り添った指導をする、中高生対象の個別塾
で、僕自身も、現在富山大学に在学中です。

創業当初は中学生のみを対象に指導していて、最近高校生のコースができました。

最初に中学生を教えようと思ったきっかけは、自分の中学時代の経験にあります。

僕は中学のとき、まったく勉強をしていなくても、ある程度点数をとれてしまう子だったんですよ。

というのも、小学校のときに、計算に強い公文教室に通っていて、そこである程度基礎の計算能力が身についていたんですね。

そのため、正直あまり勉強を頑張っていなかった。そんなときに高校受験で第一志望に落ちてしまい、その後高校に入って少し勉強するようになったのですが、それでもなんか頑張り切れなかったんです。

なぜなら、これといって行きたい大学もなかったからだと思います。

そんな僕が、大学生になって初めて勉強の大事さに気づいたんですよ。

今までは、先生たちが与えてくれた問題や、勉強をこなしていればよかったけど、大学に入ったら、先生が授業を組んでくれるわけでもなく、自分で授業を組まなくてはいけません。

さらに、大学卒業後の進路、生き方を選択しなければいけない時期だと気づき、ようやく自分がやりたいことのために勉強する大切さに気づかされたんです。

そこで僕は、YouTuberだったり、世界を旅してみたり、ダンスに挑戦したりしてみました。

今思い返すと、自分のやりたいYouTuberのために、YouTubeの仕組みづくりを理解して、動画の編集を勉強したのが、僕にとっての初めての勉強だったなと感じます。

目指すもののために、自分に必要なものはなにか、どんな勉強をしなくてはいけないか、なにをやってどこに行くか、どんな人に会うべきかなど、自分の頭で考える。これこそが生きるうえで一番大切なことだなって、本当に痛感したんです。

そして、自分は気づくのが遅かった分、未来ある中学生、高校生には、自分で情報を取捨選択して勉強する仕方を教えたいなと思い、塾を運営しています。

講師は全員大学生!講師も生徒もお互いが成長できる環境

生徒が指導を受けている様子の画像

ー他社にはない「富大みらい塾」の強みについて具体的に教えてください。

岡田:
塾の強みは、やはり生徒と先生の距離が近いところではないでしょうか。

僕も中学3年生のときに塾に行った経験がありますが、スーツをバシッと着た大人の先生たちに指導されるよりも、少し歳の近い先生に教えてもらったほうが質問もしやすく、なにげない会話やコミュニケーションも取りやすいと思っています。

ほかには、僕たちが目標としている自走する力、自分の夢に向かって自分で情報を取捨選択してやりきる力をつけられるよう指導している点ですね。

ー講師の方の採用基準はありますか?

岡田:
これから会社として考えたときに、僕たちができないさまざまな管理面は幅広い歳の方を採用したいと思っていますが、講師など、子どもと実際に関わる部分は、今後も全員大学生を採用したいと考えています。

その理由は、大学生のキャリアについても考えているからです。

大学生活で4年間遊ぶ人もいれば、自分の夢に向かって突き進む人もいますが、大学3、4年生は将来に繋がる大事な時期なので、自分の夢に向かってちゃんと考えて欲しいんですよ。

たとえば、将来教育関係の仕事を目指している人や、子どもたちになにか教えたい、塾講師をしたい、と思っている大学生を採用して、力添えや応援ができればと思っています。

テスト前だけでは意味がない!常に自分の目標を持つカリキュラム

個室の画像

ーコースについて詳しく教えてください。

岡田:
基本的には、中学生は週2回の成長コースと、週3回の受験コース、高校生は大学受験自走コースの3つです。

中学1、2年生は、まずは勉強のやり方を教えたり、今後の目標を計画したりします。

通常、学校の定期テストが目標になりがちで、テスト前にしか頑張れない子が多いんですよね。

しかしそれでは意味がないと思っていて、僕たちは1週間ごとにちゃんと自分の勉強に対する目標を立てるようにしています。

それもみんなの目につくような場所にあるコルクボードに貼って掲示しているので、より自分の目標を明確に意識できるんです。

本棚に本が並んでいる画像

ー料金について教えてください。

岡田:
料金などについては、以下のとおりです。

成長コース 週2回/月
  • 対象:中学1〜2年生
  • 料金:22,000円
  • 時間:120分
  • 曜日:月・水・木・日曜日から2日(指導員と相談可能)
受験コース 週3回/月
  • 対象:中学3年生
  • 料金:33,000円
  • 時間:180分
  • 曜日:月・水・木・日曜日から3日(指導員と相談可能)
大学受験自走コース
  • 対象:高校生
  • 料金:20,000円

※授業料には消費税を含みます。

全力で“子どもたち一人ひとりに合わせたサポート”を

教室内に正方形のテーブルの画像

ー今後の展開について教えてください。

岡田:今月、オンラインでの教室展開を考えています。


まだ開校して1年目なので、合格実績などはあまり出ていませんが、今実際に僕たちの生徒全員の成績が上がっていて、さらに無料相談に来てくれたすべての方が入塾してくださっているんです。

僕たちのよさは、親しみやすさ。生徒みんなが塾という感覚で通って来ていなくて、過ごしやすい環境で勉強してくれていると思っています。

今後オンラインを開設することで、実績とともに多くの人に当塾のよさを知ってもらいたいです。

ー最後に入塾を検討している読者にひと言メッセージをお願いします。

岡田:僕たちが目指すものは、自分で自走していく力を身につけてもらうこと
です。

最初は自分ひとりで勉強できなくても、中学2、3年生になったら僕たちがそばで教えなくても自分でやっていけるかたちにしていきたいんですよ。

実際、高校生に対しては、サポートのみをしている状況です。

子どもたちみんなの成績が伸びるように、一人ひとりに合わせたサポートを全力でしていくので、ぜひ皆さんに当塾の想いを知って欲しいです。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


■取材協力:富大みらい塾

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。