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子どもでも安心して楽しめる!「スタンドアップパドルユニオン」でSUPの技術やルールを学ぶ

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最近、サーフボードより少し大きい板の上に立ち、パドルを漕いで楽しむスタンドアップパドルボード(SUP)と呼ばれるスポーツが流行しています。

サーフィンなどに比べると手軽にはじめることができ、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層が楽しめるスポーツとして注目を集めていますが、SUPでの事故が増加しているのも事実。

「スタンドアップパドルユニオン」は、そんなSUPに関する大会や体験会を開くのとともに、安全面での啓蒙活動に力を入れている団体です。

今回は「NPO法人 SUPU スタンドアップパドルユニオン」理事の吉田 太(よしだ ふとし)さんに、活動内容についてお話を伺いました。

子ども向けの体験会も開催しているため、お子さんにマリンスポーツに対して安全に親しんでほしいと考えている保護者の方はぜひご覧ください。

SUPの普及と安全面の啓蒙活動が目的

スタンドアップパドルユニオン

ー本日はよろしくお願いします。まずは「スタンドアップパドルユニオン」の概要について教えてください。

吉田 太さん(以下、吉田):「スタンドアップパドルユニオン」は、2015年頃にSUPが流行しはじめた際、SUPの大会を開催したいと考えるようになったのが設立のきっかけです。

細井サーフ&スポーツというサーフショップを中心に、SUPの大会の企画、主催、運営をするためにSUPU(Stand Up Paddle Union)を立ち上げました。

SUPUの活動目的は、SUPの普及や、若年層の育成です。

また、生涯スポーツやレジャーとしてのSUPの正しい普及と安全対策の啓発、競技スポーツとしての競技力の向上と裾野の広がりも目的としていますね。

SUPの大会の企画や運営をおこなう 

スタンドアップパドルユニオン

ー「SUPUスタンドアップパドルユニオン」がおこなっている活動について、具体的に教えてください。

吉田:メインの活動は、SUPのレースの大会を世界大会という形でおこなうことです。

また、最近流行の「SUPフィッシング」に関する大会の企画・主催・運営もおこなっていますよ。

レースの大会は1年に1回の開催です。ただ、昨年は新型コロナウイルスの影響でリモートでの開催、一昨年はスポンサーの関係で中止となりました。

ルールはわかりやすく、1番速く帰ってきた人が勝ちというもの。1kmから20kmまでさまざまな距離のものがあります。

開催場所は海がメインですが、川や湖で開催することもあり、幅広い環境で楽しむことが可能です。

自然のなかでおこなわれる競技のため、波が大きかったり風が吹いたり、コンディションにも左右されるところが魅力の1つといえるでしょう。

また、道具を使っておこなう競技なので、道具の性能もレベルが拮抗している人たちの間では重要です。

道具の主流は4m以上の大きさのボードなのですが、ハードボードと呼ばれる硬いものの場合は、住んでいる環境によっては家に置けないということもあります。

その場合は、インフレータブルと呼ばれる空気を膨らませるタイプのボードもあり、そちらで楽しんでいる人もいらっしゃいますよ。

SUPフィッシング」は、昨年新聞社のスポーツニッポンの主催で開催しました。

順位は釣った魚の大きさや重さで競われます。対象の魚を決め、制限時間内を設定しての競技です。

釣りをおこなう場所は、時期や狙う魚によって変わり、浅い岸に近いところで釣ることもあれば沖で釣ることもあります。

子ども向けに低料金で体験会を開催

スタンドアップパドルユニオン

ー子ども向けの活動は何かありますでしょうか?

吉田:今年の夏に子ども向けの「SUPU夏休み子ども向けSUP体験会」を開催しました。

茅ヶ崎で開催したのですが、ここは子育てにすごく適した場所であり、サーフィンを楽しんでいる子どもが多くいます。

一方で、マリンスポーツをまったくやったことがないけど興味があるという保護者の人も結構多くいて、子どもにマリンスポーツをやらせてみたいけどどうすればいいかわからないという声が多く聞こえてきました。

そこで、マリンスポーツに入るきっかけ作りとしてもらえるよう、500円という安い料金で子ども向けのSUP体験会を開催したのです。

また、単にマリンスポーツをはじめるきっかけにするだけでなく、マリンスポーツを通じて何かを感じて成長のきっかけにしてもらえればとも考えています。

せっかく茅ヶ崎という海に近い場所に住んでいるので、海で遊ぶことを色々学んでほしいという気持ちもありますね。

体験会の対象は5歳から中学生以下としています。

ー子どもたちへの安全面の配慮はされているのでしょうか?

吉田:はい、ライフジャケットを必須とし、インストラクターの数も十分な人数をそろえています

また、自然が相手のスポーツですので、体験会以外でも海が荒れている場合は中止したり延期したりして安全には十分配慮。実際、今年は2回くらい中止や延期をおこないました。

特に風が怖く、沖に流されて帰れないという人が急増しています。普段のSUPスクールでも風があまりにも強い日は中止にしているのです。

そのほかにも、SUPUの活動の1つとしてルールやマナー、安全面に関する啓蒙活動をおこなっており、参加することで子どもたちへの海で遊ぶ際の安全教育にもつながるかと思います。

子どもでも安全にマリンスポーツが楽しめるのは嬉しいですね!

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学校向けの教育にも力を入れたい

スタンドアップパドルユニオン

ー今後の活動の展望や、団体の目標などありましたらお聞かせください。

吉田:まず、SUPレースの大会については継続してやっていきたいです。

また、現在おこなっている活動を継続しつつ広げていきたいと考えています。

たとえば、今年と2年前に高校生の課外活動にSUPが選ばれ、細井サーフ&スポーツで受けたのですが、そういった学校関係のSUPの授業をどんどん受け入れ、教育に関する部分に力を入れたいです。

大人向けでも、たとえば福利厚生でSUPを体験したいという話などあれば、積極的に受けていきたいですね。

一方で、ルールやマナーに関する啓蒙活動にも力を入れたいと考えています。

SUPをはじめる人が増えるのとともに事故も増えており、安全にSUPを楽しめるように指導していくのもSUPUの大切な役割と考えているのです。

ー最後に、読者へメッセージをお願いします。

吉田:SUPはマリンスポーツのなかではサーフィンなどに比べると手軽であり、小さい子どもから年配の人まで幅広い人々がチャレンジできるスポーツです。

一方で、事故のリスクを伴うものでもあり、技術面とともに、ルールやマナーを学ぶのが重要といえます。

その点で、SUPUは安全面の啓蒙活動に力を入れており、安心して参加できるといえるでしょう。

この記事を読んで興味を持たれたら、ぜひSUPUの体験スクールなどに参加してください。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!

■ 取材協力:SUPU スタンドアップパドルユニオン

中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子

Ameba塾探し 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。高校受験を控える子を持つ親として、「Ameba塾探し」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。