受験の前日・当日は、誰でも不安になります。だからこそ、具体的な注意点の確認と「対策」が必須です。
本記事をよく読んで、受験当日に実力を存分に発揮してください。
勝つ「理由」を自覚する《重要》
「勝つ理由」を自覚して、前向きに戦いましょう。
精神状態で、点数は大きく変わります。たとえば、本記事の内容を実践すれば、それも「勝つ理由」になります。
受験「前日」の過ごし方【保護者】
「勉強以外」は、「すべて」保護者がフォローするくらいのつもりでいてください。
本人と意見が異なるときは、致命的でなければ「本人の気持ち」優先でお願いします。
受験前日の「食事」のメニュー
「受験メシ」。調べるといろいろ出てきますが、最も大切なことは「本人の気持ち」です。「本人が食べたいもの」を先に聞いておいたり、「そのときの気分」に寄り添い、やさしく対応してあげてください。
もちろん、「生ものと、食べ過ぎ(胃もたれ)」は避けましょう。あくまで「戦うため」の食事なので、ご馳走は戦いのあと(試験終了後)で大丈夫です。
受験前日に「持ち物」を最終確認
1つ 1つ 確認し、前日に用意しておいてください。
受験票 | 筆記用具 (予備含む) |
時計 | 現金 |
身分証明書 (学生証) | 携帯電話 (連絡手段) |
確認教材 | 飲み物・お弁当(軽食) |
カイロ | ひざかけ (防寒具) |
ハンカチ・ティッシュ | マスク |
受験前日に「服装」を用意
「快適」であることが大切です。
柔軟に対応できるよう、着脱しやすい服装(シャツ+セーターもしくはカーディガン等)がおすすめ。靴下を履き、2枚履きや予備を持参してください。
私服か制服か、迷うなら制服を。私服でもまったく問題ありません。漢字や英語が目立つデザインは避けるべきです。
面接があるなら、「清潔感」は意識しましょう。
受験前日「交通手段・下見」を確認
「交通手段」→公共交通機関を用いて60分前に現地着が基本です。
当日は、予想以上に混んだり、予想外のことも起こりがちです。移動に60分以上必要なら、近隣ホテルを予約してもOK。
「下見」→「当日と同じルートで、現地まで行く」ことで、当日に余裕をもって移動できます。
念のため、第2経路・最寄り駅のタクシー乗り場などもチェック。 本人は、下見してもしなくてもOK。「本人の気持ち」を大切にしましょう。
受験「前日」の過ごし方【受験生】
受験前日は、当日に備えて、「心と体」を整える日です。
「勉強」は必要最低限にして、早めに休みましょう。
受験前日に「勉強」すべきこと
「基本」「できる問題」だけ確認しましょう。
1つ1つに時間をかけて見直すことは無理なので、全体的に気になるところを見直したら、それで十分です。
受験前日に「緊張」して眠れないとき
10分ほどゆっくりストレッチして、体をほぐして、横になり、目をつむっておく。横になるだけでも、疲労回復に役立ちます。
間違っても、どうせ寝れないなら…と起きて勉強しないように。
受験「当日」の心得【保護者】
受験当日は、応援するだけです。
「本人の気持ち」に寄り添い、応援してあげてください。
受験当日の「朝ごはん」と、お弁当(お昼ごはん)
朝ごはんは、試験開始の2~3時間前に済ませるようにしましょう。
「食べたいもの」を聞いて、やさしく対応してあげてください。
お弁当(お昼ごはん)は、食べすぎには注意。いつも通りの、食べなれた(食べやすい)ものがおすすめです。
受験当日にかける言葉
「大丈夫」「ここまで、よく頑張った」など頑張りを褒めて、応援してあげてください。
なお、「合格してこい」などはプレッシャーになる場合もあるので、「ベストを尽くせば、それで良い」などのほうがおすすめです。
受験「当日」の心得【受験生】
受験前に本記事に出会えた時点で、「あなたはラッキー」です。
受験では、得点を取ることはもちろん重要ですが、取れるはずの点を「失わない」ことは、より重要です。それを「改めて強く意識」したうえで、下記をお読みください。
受験当日は「あるある」な失敗を減らす
「受かる」受験生は、失敗しない人ではなく、失敗を減らした人です。よくある失敗を確認し、具体的な対策を用意しておきましょう。
【よくある失敗】
①:「検算・確認」が甘く、凡ミス連発
②:「終了した科目」のことを気にする
③:「休憩時間」に周りの話を気にする
④:「時間配分ミス」で最後まで解けず
⑤:「問題文・解答欄」を間違える
⑥:「筆記用具の予備・時計」を忘れる
【対策例】
①:「人はミスをする生き物」であることを強く自覚したうえで、最後まで検算・確認をおこなう。
②:「次の科目」に集中する。「終了した科目」は、良くても悪くても気にしない。
③:「自分のこと」に集中する。次の科目に集中しきれていないレベルの人の話に惑わされないように。
④:「10分は確認・検算」できる計画を練る。解けない問題は何分で諦めるかも事前に決めておく。
⑤:「目だけでなく、手も」動かして確認する。
⑥:「保護者など他者の目も」借りて確認する。
受験当日にできること
朝食前、移動中、休憩中などに、気になる点は最終確認しておきましょう。
「前向き・建設的・具体的」この姿勢が大切です。
後ろ向きに漠然とした不安を気にしても仕方ありません。そのとき「できること」を積み重ねましょう。
まとめ
受験は、緊張するものです。
大丈夫です。皆、緊張しています。
その事実を知り、「今、やるべきこと」に集中しましょう。
それが、あなたが「勝つ理由」になります。