身体能力や精神力の向上、健康増進などを目的に「子どものうちからスポーツを習わせたい!」と考える保護者の方は多いでしょう。
世の中にはさまざまなスポーツクラブがありますが、スポーツを楽しむ子ども達や将来プロサッカー選手を目指す子ども達が在籍するクラブチームに入れば、より心と体の成長を期待できるはずです。
今回は山口県内にサッカー・テニス・フットサルのスクールを展開する「レノファ山口スポーツクラブ」の理事長・高橋 理文(たかはし としふみ)さんにインタビューしました。
山口県内のスポーツクラブをお探しの方、子どもに体を動かす楽しさを体験させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Jリーグからテニスまで関わる多様なスポーツクラブ
ー本日はよろしくお願いします。まず「レノファ山口スポーツクラブ」の設立経緯や活動内容を教えてください。
高橋 理文さん(以下、高橋):もともと「レノファ山口スポーツクラブ」はサッカークラブだったのですが、「硬式テニスやソフトテニスの活動を一緒にしましょう」という団体が出てきたため、「レオーネ山口スポーツクラブ」という名称でスポーツクラブとしての活動を始めました。
その後、Jリーグの「レノファ山口FC」がJFL(日本フットボールリーグ) からJ3に昇格したタイミングで現在の名称に変更し、2015年からJリーグの下部組織として活動しています。
当クラブのおもな活動内容は、幼児から小学生が対象のサッカースクール、幼児向けのサッカー教室、硬式テニスやソフトテニス、フットサル事業です。
フットサル事業ではフットサル場の施設運営をしているので、そちらで女性向けのサッカー教室を開催するなど、大人が対象のスポーツ普及活動もしていますね。
ーフットサル教室にはどのような方が参加されていますか?
高橋:フットサル教室は平日の午前中に開催しているのですが、社会人の女性や子どもを持つお母さま方など、さまざまな方が参加しています。
一般の方だけでなく、当クラブのスクールに通っている子どもたちの保護者の方も参加していますよ。保護者の方は午前中や夜、子どもたちは夕方といった感じです。
山口県内13会場にスクールあり!キャンプやイベントも開催
ー貴クラブのサッカースクールについて詳しく教えてください。
高橋:サッカースクールは幼児から小学6年生まで参加可能で、県内の13会場にて活動しています。
通っているのは山口市の子どもたちが中心ですが、東は光市、西は下関市にも会場があるため、山口県内は網羅できてるんじゃないでしょうか。
ご興味のある方は、ぜひお近くの会場まで体験にお越しいただけると嬉しいです。
ースクールのほか、子どもが参加できるイベントなどはありますか?
高橋:Jリーグのホームゲームをおこなう際は、前座として子どもたちが参加できるイベントを用意しています。
それから週末や長期休暇は、ゲームフェスティバルやサッカーキャンプなども開催しています。
もちろん一般の方が参加できるプログラムもありますが、当クラブの有料会員の方なら、さらにたくさんのイベントへの参加が可能です。
ー貴クラブの活動を通して、子どもたちはどのようなことを学べますか?
高橋:まずは体を動かす楽しさ、そしてサッカーやテニスをプレイする楽しさといった「スポーツの楽しさ」を学ぶことから始めます。
また「集団行動」も意識して取り組んでいることのひとつです。当クラブの活動を通して、挨拶や時間を守るマナー、自分の意見を主張すること、他人を尊重することを学んでほしいですね。
自分自身はもちろんのこと、活動する姿を観てくれている保護者の方にも「夢」や「感動」そして「元気」を共有できるチームを目指しています。
公認ライセンス保有の実績のあるコーチ陣
ー貴クラブで指導にあたっているコーチについて教えてください。
高橋:日本サッカー協会公認の指導者ライセンスは上から順にSからD級までありますが、ほとんどのコーチがBまたはC級を保有しています。
コーチの経歴は、Jリーグアカデミーのスクールで指導していた人、元プロサッカー選手、レノファ山口FCでプレーしていた人、サッカーの専門学校でコーチングを学んだ人などさまざまです。
なかにはクラブのOBで「サッカーの指導がしたい」と、熱い気持ちで戻ってきてくれたコーチもいるんですよ。
もちろんまだ1年目の新人コーチもいますが、ベテランコーチのサポートのもとで子どもたちと接しながら、指導者として成長してるところです。
ー貴クラブが参加している大会を教えてください。
高橋:当クラブでは小学6年生までを預かっているので「全日本U-12サッカー選手権大会」という小学生のサッカー全国大会につながる公式戦には基本的に参加しています。
おもな公式戦は、春におこなわれる山口県大会と、その先の中国大会があり、秋からは全国大会につながる公式大会が始まります。
また公式戦のほか、県外・県内からチームを招待しておこなうクラブ主催の大会にも参加して競いあっていますよ。
ー合宿などもおこなっているのでしょうか。
高橋:そうですね。公式戦に関わらず年間を通して県内外への遠征や合宿を行い、試合経験やその他の活動を通して子ども達が成長するきっかけとなればと考えています。
ただ公式戦に勝つだけではなく、Jリーグのアカデミーとして選手を育ててつなげていくのが当クラブの使命なので、楽しくスポーツができること、選手個人を成長させることを重視していますね。
スポーツが子どもたちにとってより身近になるように
ー入会キャンペーンや体験について教えてください。
高橋:10月末までの1か月間限定で、年会費・入会金が半額になる「ハットトリックキャンペーン」を実施します。
スクールユニフォームのトップスもプレゼントするので、3つの入会特典という意味で「ハットトリック」としました。
体験は2回まで無料でできるので、ぜひこの機会にお越しいただき、お得なキャンペーンを活用してご入会いただけると幸いです。
キャンペーンの内容や体験のお問い合わせについては、当クラブのホームページをご覧ください。
ー今後の展望についてお聞かせください。
高橋:山口市を含め、県内全体でスポーツを身近に感じられる環境が減ってきているように思います。
子どもたちの運動離れと運動能力低下が懸念され、また同じ運動や専門種目ばかりをやる人が多い現状なので、もっと子どもたちがスポーツを身近に感じて楽しめる環境を提供できるクラブになりたいです。
ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。
高橋:当クラブはJ2に所属している「レノファ山口FC」の下部組織のアカデミーです。
トップチームの応援も含めスポーツ観戦が好きな方や、試合観戦をきっかけにスポーツに興味をもった方は、ぜひ自分でも体を動かすことを楽しんでみてほしいと思います。
サッカーやテニスの楽しさを体験してみたい方は、ぜひ当クラブまでお気軽にお問い合わせください!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:レノファ山口スポーツクラブ