手軽に知識や教養、勉強の仕方が学べる手段として、教育系YouTuberが配信する動画が話題になっています。
子どもを持つ保護者の方のなかには、なるべくなら子どもの勉強になるコンテンツを見せたい、子どもが楽しんで学べるコンテンツはないかな?と思われている方も多いことでしょう。
そんな方にとって、教育系YouTuberの動画はぜひ活用したいもの。
とはいえ、YouTubeに上がっている動画は数多あり、そこから子どもにあう動画を探すのは骨が折れますよね。
そこで今回は、保護者500名に教育系YouTuberに関するアンケートを実施!人気の教育系YouTuberをランキングでご紹介します。
子どもに教育系の動画を見せたい保護者の方はぜひ参考にしてみてください。
教育系YouTuber人気ランキングTOP5
まずはアンケートの結果から、教育系YouTuberの人気ランキングTOP5を発表します!
名前は聞いたことはあるけど、実際に動画を見たことがなかった…という人は、ぜひチェックしてみてください。
順位 | チャンネル名 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 小島よしおのおっぱっぴーチャンネル | 32.6% |
2位 | 中田敦彦のYouTube大学 | 26.8% |
3位 | 松丸亮吾【ひらめきラボ】 | 10.6% |
4位 | とある男が授業をしてみた | 7.8% |
5位 | カズレーザーの50点塾 | 7.0% |
人気ランキング1位は、「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」でした!次点には「中田敦彦のYouTube大学」がランクイン。
1、2位の獲得数が全体の約6割を占めていることから、小島よしおさんと中田敦彦さんの人気の高さが伺えます。
また上位5人のうち3人が芸人という結果となりました。
ちなみに上位のランキングには入っていませんが、「GENKI LABO」「【中学受験算数】理数館の算数の人」「ブレイクスルー佐々木」も票数が集まっており、要注目の教育系YouTuberです。
教育系YouTuberの人気の秘訣は?
続いて、教育系YouTuberを選ばれた理由について、保護者の方のアンケート結果をご紹介します。
親目線のリアルな感想から、上位にランクインした教育系YouTuberの人気の秘密を紐解いてみましょう。
1位 小島よしおのおっぱっぴーチャンネル
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2位 中田敦彦のYouTube大学
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3位 松丸亮吾【ひらめきラボ】
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4位 とある男が授業をしてみた
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5位 カズレーザーの50点塾
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アンケートに回答された保護者の方のコメントからもわかるように、教育系YouTuberは「わかりやすさ」「面白さ」「親しみやすさ」が人気の秘訣のよう。
お子さんと一緒に楽しみながら学習できるのも教育系YouTuberの魅力といえるでしょう。
小島よしお本人にチャンネルのこだわりを聞いてみた!
ここからは、教育系YouTuber人気ランキング1位に輝いた小島よしおさんに、自身のYouTubeチャンネルのこだわりを聞いたインタビューをご紹介します。
「おっぱっぴー小学校」で小島さんが取り入れているこだわり
―「おっぱっぴー小学校」で小島さんが取り入れているこだわりはありますか?
小島よしおさん(以下、小島):授業自体は僕だけでなく、作家さんや塾の人とかみんなで作り上げていますが、伝え方とか面白さを取り入れるのは、ライブを通して学んだことが活きていると思いますね。
また、YouTubeチャンネルをはじめたときに「小5の壁」というのがあることを知りました。
そのなかでも特に算数は小5で急に難しくなるということが多いようなので、まずは算数の授業からスタートしました。
「勉強って楽しいんだ!」ということを感じてほしい
― 子どもたちの「勉強=嫌い」という先入観を取り払うために心がけていることは?
小島:自分が楽しんでいるという感情を出すこと、実際に楽しむということですね。
そのためには、内容を完全に自分の中に落とし込むというか、理解してからやるということを大切にしています。
あとは、あまりテンポが速くなりすぎないように、見ている子どもたちが考えられるように“間”をあけることを意識するようにして、速いなと感じたら、途中で切ることもあります。
ちょっと言い方が気になったときは、最後まで撮らなくても途中でわかるのでやり直すようにしていますね。
あまり言葉数も多くならないようにしています。情報がいっぱいになってしまうので、授業で使う言葉はなるべく簡潔にして伝えることを心がけています。
―算数が難しい…、勉強があまり好きじゃない…と苦手意識がある子どもにも小島さんの番組を見れば楽しく勉強できそうですね!
小島:
楽しく勉強するコツは、楽しい人に教わることだと思います。
あと、難しい問題を無理してやらずに、問題を解くことを楽しいと思うことですね。できる問題をしっかり解いていくことのほうが大切なことかなと思います。
―子どもの目線で動画を作られていることが伺え、小島さんのYouTubeチャンネルが人気なのがわかる気がしました!
当たり前になりつつあるYouTubeを使った勉強
保護者500名におこなったアンケートでは、教育系YouTuberの動画を見る頻度や、YouTubeで勉強することについても調査しました。
教育系YouTuberの動画を見る頻度は?
グラフを見てもわかるように、教育系YouTuberの動画を視聴する頻度は、「1週間に1本」が最も割合が多く、次いで「2~3日に1本」「2~3週間に1本」とバラつきが見られました。
それぞれの生活スタイルにあわせて教育系YouTuberの動画を視聴しているようです。
YouTubeで勉強することを保護者はどう思っている?
また、教育系YouTuberの動画を見ることに対して、保護者の方の約8割が「よい」と回答。
教育系YouTuberの台頭により、YouTubeの動画を見て勉強することに対して好意的な保護者が増えていることも関係していると推測できます。
アンケートの結果から、YouTubeの動画を見ることが保護者のあいだで浸透し、一般的になりつつあるといえるでしょう。
YouTubeでの学習機会が増えることで、ますます教育のオンライン化が進んでいくことでしょう。
まとめ
アンケートの結果から、教育系YouTuberに対して好意的な保護者が多いことがわかりました。
また、YouTubeを見て勉強することが一般的になりつつあるため、今後も教育系YouTuberの動画が増えることは必須といえるでしょう。
コロナ禍で子どもの学習環境に不安を覚えがちですが、ぜひ教育系YouTuberの動画を活用して、楽しみながら勉強してください!
【調査概要】
調査時期:2021年07月2日(金)~2021年07月8日(木)
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:小中高校生の子どもがいる保護者500名
調査内容:教育系YouTuberに関するアンケート