子どもたちに人気のYouTube。ゲーム実況やDIYなど、さまざまなコンテンツがありますが、動画を見る側から、作る側に興味を持つお子さんもいますよね?
そんなお子さんにおすすめなのが、オンラインで動画制作と編集が学べるスクール「FULMA(フルマ)」です。
今回は「FULMA」代表取締役の齊藤涼太郎さんをはじめ、同スクールでお子さんが受講中の保護者の方にインタビューをしました。
「オンラインでちゃんと動画編集が学べるの?」「料金は高い?」など、気になることもお聞きしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
子ども向け動画制作スクール「FULMA」代表取締役にインタビュー
まずは、FULMA代表取締役の齊藤涼太郎さんのインタビューからご紹介します。
ー本日はよろしくお願いします。早速ですが、FULMAで動画編集を学ぶ生徒さんたちは、どういった動画を作っていますか?
齊藤涼太郎さん(以下、齊藤):自撮りした動画を編集するお子さんもいれば、ゲーム実況と言われるようなゲームのプレイ動画を1本の動画にまとめるお子さんもいて、さまざまですね。
一人ひとりやりたいことが違うので、それに沿った内容で授業をおこなっています。
ー動画編集をやっていく中で、どういったスキルが身に付きますか?
齊藤:基本的に、どういう企画にして、どんな構成を立てていくかっていうことを考えていくので、その段取りであったり、どういう風に自分を見せていくかっていうプレゼンテーション能力だったり、いろんな能力が身につくと思います。
せっかく動画を作るなら、編集技術以外にもいろんな力を身につけてほしいと思っていますので、「動画編集」をする前の「企画力」や「プレゼンテーション能力」の定着にも力を入れています。
ー企画力やプレゼン力については、授業でどのように教えられていますか?
齊藤:「企画シート」を用いて、どういう風に企画を考えていくかというワークの時間があります。
その時間のなかで、どういう人に見て欲しいか、動画を見た人がどんな気持ちになって欲しいか、などを一緒に考えながら進めています。
ーなるほど、受け手のことも考えて企画やプレゼンをされているんですね。
齊藤:そうですね。普段の生活のなかで、自分を表現したり、自分のことを喋ったりする機会はなかなか多くないと思います。
そういう意味では学校の練習じゃないですが、人前で話したりする練習にもなるのかなと思います。
ー保護者の中には「デジタルタトゥー」やネットの危険性を心配される方もいると思いますが、どのような配慮をされていますか?
齊藤:2つありまして、1つ目はまず「ネットリテラシー」のところですね。
個人情報や著作権について授業で扱うようにしています。
動画を上げる側の責任を身につけてほしい、というのがひとつありますね。
2つ目は、子どもたちの動画は、基本的に「限定公開」といわれる、特定の人だけが見られる状態で公開します。
動画を作ったからといって、すぐに誰でも見られるわけではありません。できる限りトラブルが避けられるように配慮しています。
ー子どもが動画を編集するのは難しいのでは?と思ってしまいますが、何歳くらいから学べるのでしょうか?
齊藤:子ども向け動画制作スクール「フルマオンライン」は、小学1年生から受講できます。
最初は基本的なソフトの使い方を覚えたり、15秒~30秒ぐらいの自己紹介動画を作ったりします。
動画を見たことはあっても作ったことがない、という子どもがほとんどですので、動画の制作・編集経験がなくてもまったく心配ありません。
ー動画編集に向いている子どものタイプがあれば教えてください。
齊藤:動画編集って、けっこう地味な作業が多かったりしますので、動画を作ってみたいな!やってみたいな!っていう好奇心のある子どもの方が、楽しくのびのびといい作品が作れるんじゃないかなと思います。
ー生徒の学びを深めるために、オンライン授業で工夫されていることなどありますか?
齊藤:以前は対面での授業をおこなっていましたが、コロナ禍で1対1の指導に変えたのは、オンラインならではだと思います。
先生の説明を聞く、いわゆる講義形式の授業なら、1対N(=複数人)の授業が比較的成り立つと思います。
「フルマオンライン」では、実技を伴った授業を展開しているので、1対Nの授業にすると、たとえばWi-Fiが繋がってなくて専用画面に入れないとか、授業に置いていかれる生徒が出ることも可能性としてはあります。
1対1のマンツーマン授業にすることで、そういったことがないようにしています。
ー先生と画面を共有しながら進んでいく授業を拝見して、マンツーマンの良さを感じました。
齊藤:そうですね、画面共有ができるのは、オンライン授業の良さでもありますね。
オフラインで手元を確認する時は、後ろから覗き込まないといけないと思うんですが、オンラインの場合は画面にそのまま表示されるので、そこはすごく便利かなと思います。
ー教室で授業をされていた時は、生徒同士の交流もあったかと思いますが、今はどうされていますか?
齊藤:オフライン授業の時には友達が隣にいて、作った動画を見せ合うことができましたが、オンラインではその点が難しくなりました。
そこで解決策のひとつとして、ほかの生徒の動画を見る「レビュー会」を取り入れています。
普段、黙々と動画を作ってる生徒が多いと思いますので、レビュー会で、すごくよくできている生徒の動画を見ることで刺激を受けたり、「あれ、自分もできるな」と感じて技を盗んでもらったりしています。
ー教えてくれる先生について教えてください。
齊藤:現在10名ほど先生がいるのですが、いろんなバックグラウンドを持った方が先生をしています。
もともと動画制作のクリエイティブ側だった人もいますし、教師だった教育側の先生もいます。
技術面や知識面など個々の足りない部分は、研修で補うようにしています。
ーあえて教室に通うメリットがあるとすれば、どういったところでしょうか?
齊藤:メリットは2つあると思っていまして、まず1つ目は「ネットリテラシー」の部分ですね。
フルマオンラインでは、ネットの知識やトラブルを防ぐ方法を身につけることができます。
動画を作ってアップするというのは、ググれば検索結果に出てくることだったりしますので、トラブルに巻き込まれないようにしてほしいなというのがあります。
もう1つは、動画の制作と編集が体系的に学べるということですね。
ソフトを使って、本やYouTubeを参考にしながら一人でも動画を編集できると思うんですが、僕らは子どもたちがどういう順番だったら1番学びになるかを考えてカリキュラムを作っています。
体系的に学びたい、いろいろなリテラシーも含めて学びたいお子さんには、教室に通う方がいいのかなと思います。
―本日は貴重なお話をありがとうございました!
子どもを「FULMA」に通わせている保護者にインタビュー
続いて、お子さんがFULMAのオンライン授業を受講中の保護者の方へのインタビューをご紹介します。
―数ある習い事教室の中で、こちらの動画編集教室に通わせてみようと思った理由を教えてください。
保護者:当時はまだ動画編集やYouTubeについて教えてくれる教室が1つもなく、小学1年生だった本人が「YouTuberになりたい」と言っていたので、「じゃあこんな面白いところがあるよ」と言って、興味本意で行ってみたのがきっかけです。
体験授業を受けたら、本人がすごくハマってしまって、「次も行きたい、行きたい」って言い出したので、通うようになりました。
通い出したのは小学1年生の時ですね。今はこちらのほかに、プログラミング教室にも通っています。
―ほかにも習い事はされていますか?
保護者:以前はスイミングも習っていたんですが、コロナ禍でやめてしまって…。
サッカーや野球もやらせようと外に引っ張ってはみたんですが、本人がまったく興味がなくて断念しました。
こういうパソコンやiPadを使ったものばかりやりたがりますし、プログラミングも本人がやりたいって言ったので通わせています。
―FULMAに通わせる決め手があれば教えてください。
保護者:当時はほかに選択肢がなかったので、比べるものもなく、最初はFULMAさんしかなかったのでこちらにしました。
先生たちとすごく仲が良く、先生たちも兄弟のように可愛がってくれています。
本人も先生たちをすごい慕っているので、そこが通わせる決め手として大きいと思います。
―実際に通ってみて、お子さんに変化はありましたか?
保護者:やはり好きなことなので、こっちが声かけしなくてもどんどん、どんどん動画を作っていっています。
それから、学校の提出物や夏休みの宿題なども、普通の子だったら動画なんてしないで、実験も紙の媒体で提供して終わりなんですが、息子の場合は動画で撮って、それをまた紙の媒体に起こして、紙で提出をしていますね。
「詳しい実験はこっちのYouTubeのここを見てね」といった感じで、動画も付随してあげることが珍しいようで、ほかの子がやっていないので、毎年、学校の作品展などで代表に選ばれてます。
本人には、それがとてもプラスになっていると思います。
―お子さんの自信にもつながりますよね。
保護者:そうですね、クラスの子が「面白かったよー!」と褒めてくれたり、「次の動画まだ上げないの?」と言ってくれたりします。
クラスの子の反応のおかげで、本人のモチベーションが上がりますし、自己肯定感がすごく高くなっているなと思います。
先生はもちろん、人に褒めてもらえるっていうのが、普通に生きていてなかなかないことだと思うので、そこはすごく本人のためになっていますね。
―好きなことを伸ばすって大事ですね。
保護者:そうなんですよ。嫌なことをやらせようとしてもやらないので(笑)。
あとは好きなことを親としてどうサポートしていくか、やらせてあげられるかだと思っています。
本人は自分のチャンネルを持っているので、授業以外でも家で編集作業をしていますし、動画をどんどんアップしています。
―実際にオンラインで授業を受けられてみて、どう感じていますか?
保護者:コロナ禍になって、初めてオンライン授業になったので、最初は本人も画面上のやりとりにもどかしさがあったと思います。
ですが今は慣れていますし、親は送迎をしなくて済むので楽ですし、コロナの心配もなくありがたい部分もありますね。
以前は友達と一緒にすごく楽しく授業を受けていて、教室に通っていた子たちと今も仲がいいんですよね。
仲のよい友達と会えなかったり、教室後に友達と遊んでたりしてたのが、オンラインだとまったくないので、そこがちょっと寂しいなと思います。
ただ、オンラインだと完全に1対1なので、すごく密なレッスンを受けられているので、そこはオンラインの良さかなと思います。
―本日はお子さんのお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
「FULMA」の授業の様子はAmeba塾探しのYouTubeでチェック!
子ども向けオンライン動画制作スクール「FULMA」の授業の様子は、Ameba塾探しの公式YouTubeで公開中!
子どもに動画編集を学ばせたい方や、動画制作や編集に興味があるお子さんは、ぜひチェックしてくださいね。
「FULMA」の料金やコースなど詳細はこちら
FULMAでは、小学1年生から中学3年生を対象に、オンラインの個別授業「フルマオンライン」を展開しています。
コースは、「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つを用意。
おすすめは、40分の動画制作講座が月に2回受けられる「スタンダード」コース!
各コースの料金は以下の表をご覧ください。
またFULMAでは、「オンライン授業でも楽しめるかな?」「先生の雰囲気を知りたい」という方のために、無料体験を実施中です。
気軽に参加してみてくださいね!
■取材協力:FULMA(フルマ)