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アルビレックスチアリーダーズスクールの指導とは?チアダンスを通して自主性や思いやりの心を育成!

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新潟に拠点をおき、地元のプロチームなど地域に根ざした活動をおこなう「アルビレックスチアリーダーズスクール」。

チアリーディングを日本、世界に向けて発信し、発展や普及に貢献しています。

トップチームはサッカー「アルビレックス新潟」やバスケットボール「新潟アルビレックスBB」の専属チアリーダーズとして活躍。

今回は、そんなアルビレックスチアリーダーズスクールでスクールディレクターを務める五十嵐 瑞穂さんにお話を伺いました!

チアダンスを通して子どもたちの身体と心を育む

しあダンスのレッスンを受けている子どもたちの画像

ーまず、アルビレックスチアリーダーズスクールはどのようなことを学べるスクールなのでしょうか?

五十嵐さん(以下、五十嵐):チアダンスを通して、子どもたちの身体と心を育んでいくことを目的としています。

誰かを応援すること、新潟を応援すること、そして社会全体を元気にしていくことを目標として子どもたちに伝えています。

私たちは、チアスピリットというものを伝えていて、チアリーダーのポジティブスピリットが社会や誰かの助けになるよう、ボランティア精神を大切にしています

また、チアリーダーには、リーダーとしての役割を担っていけるような人材育成も含まれています。将来リーダーシップをとる大人になれるよう、子どものうちから教えています。

チアダンスのレッスンをしている子どもたちの画像

ーSNSを拝見したところ、小さい子どもたちも楽しそうに踊っていました。

五十嵐:そうですね。特に小さい子どもたちのクラスでは、とにかく「楽しむこと」を1番に考えています。

ー今スクールに通っている子どもたちは、どのような理由で入学してきているのでしょうか?

五十嵐:基本的にダンスをするレッスンなので、体力づくりや柔軟性を上げたいなど、きっかけはさまざまあると思います。

また、先ほどもお話ししたようにチア“リーダー”なので挨拶や礼儀といったマナーはしっかりと指導していて、そういった面を重視して通わせている保護者の方も結構いらっしゃいます。

チアリーディングといえば元気や笑顔を自ら発信していけるというイメージもありますし、レッスンでもそれを大事にしているので、笑顔あふれる元気な子どもになってほしいということで通わせている方もいます。

そしてアルビレックスの応援がメインになるので、新潟やアルビレックスを盛り上げたいという気持ちで入校してくるスクール生もいます。

大舞台を経験してひと回り成長できる

アルビレックスジュアニアチアリーダーズの画像

ーアルビレックスチアリーダーズスクールの強みはなんでしょうか?

五十嵐:やはり地元にプロチームがあることはすごくありがたく幸せなことです。

間近でプロのスポーツ選手を見ることができ、実際に応援できるという経験はとても貴重です。

アルビレックスの名前を通してサッカーはもちろん、バスケットボールや野球など、さまざまなスポーツの応援ができるということは、子どもたちにとっては大きいことなのではないでしょうか。

たとえば、「ビッグスワン」という大きなスタジアムでサッカーの試合が開催されると年1、2回ほど踊れる機会があります。

何万人も観客が入るスタジアムで踊るという経験はとても貴重で、これを経験した子どもたちはひと回り大きく見えるんです

こういう経験ができるのは、ほかのチアダンススクールにはない強みだと思っています。

実際に大きなスタジアムで練習の成果を発揮できるのは、確かに子どもたちの自信へとつながっていることでしょう。

「アルビレックスチアリーダーズスクール」は、新潟市、長岡市、新発田市など新潟県内に18校舎を展開中。

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より高みを目指せるクラス分け

アルビレックスチアリーダーズスクール

ーでは、レッスンのコースについて教えてください。

五十嵐:基本的には「レギュラーコース」が大元となっていて、そのなかで「プレ」「キッズ」「ステップ」という年齢分けがあります。

ステップクラスからさらにレベルアップを目指す子どもたちには「アドバンスセカンド」「アドバンス」「ジュニアチアリーダーズ」と、どんどん上を目指せるピラミッド型の仕組みになっています。

ートップチームの下部組織であるジュニアチアリーダーズでは、どのような活動ができるのでしょうか?

五十嵐:アルビレックスの試合でいうと、レギュラーコースの子どもたちは全体で1曲踊るのですが、ジュニアチアリーダーズの生徒たちはそれ以外に自分たちの単独パフォーマンスを披露できます。

ジュニアコースに所属する約20人くらいで1曲披露するほか、あとは年に1、2回トップチームのメンバーとジョイントし、サッカーの試合ではピッチの上に一緒に乗ってダンスを披露していたりもします。

また、競技としてチアダンスの大会にも毎年参加しています。そのほかイベントのお声がけも多いので、ほかのクラスよりもたくさんの出演機会があると思いますね。

アルビレックスジュニアチアリーダーズの画像

ージュニアチアリーダーズに選ばれるには、どのような技術や能力が必要なのでしょうか?

五十嵐:ジュニアチアリーダーズの場合は、そのなかでもさらに選抜されたメンバーでチアダンスの全国大会にも参加しています。

全国大会ではほぼ毎年予選を勝ち抜いているのですが、それくらいのダンススキルは目指してほしいというのはありますね。

また、スクール生と同じく、挨拶がしっかりできたりきちんと返事ができたり、というところも大事です。

ダンスのテクニックスキルなど技術的なことはある程度必要なのはもちろん、踊っているときの笑顔やパワフルさなどのアピール力もとても重要になってきます

やはりダンスが上手なだけでも、内側から出てくる感情が表情に現れないと見ている側に感動が伝わりません。

表情やパワフルさのほか、自分の意見をしっかりと話せるか、自分のことについてスピーチができるのかなど、トータルでのアピール力は必要になりますね。

ー通常のレッスンをうけて技術が上達してくれば可能性はゼロではないということでしょうか?

ジュニアの前の段階で「アドバンスクラス」がありますが、レッスンの内容も少しずつ技術的なレベルアップをしています。

このアドバンスクラスでテクニックを磨いて頑張って、またオーディションにチャレンジしてもらう形になりますね。

向上心を持たせる指導で自主性やリーダーシップを育成

先生の指導を受けている子どもたちの画像

ースクール生に指導するうえで、大切にしていることはなんでしょうか?

五十嵐:繰り返しにはなりますが、やはり挨拶や礼儀などのマナーは大切にしています。

自分の道具の置き方なども指導しており、脱いだものをそのままにしたりとか、きちんとたたんでおくとか、そういった基本的な部分もしっかり身につけてもらいたいと思っています。

精神面においては、元気よくポジティブになれるようにということが大切ですね。

技術的な面でいうと、目標を設定し目的意識を持ってしっかりとレッスンに参加できるような声がけをし、向上心を持たせられるよう指導をしています

ジュニアチアリーダースのオーディションを考えている子どもには、どこをどう向上させたらよいか、といった具体的なアドバイスを担当講師よりおこなったりしています。

ー最後に、入学を検討している読者にメッセージをお願いします。

五十嵐:アルビレックスチアリーダーズスクールでは、ダンスのスキルだけではなくチアの精神である応援する心、お互いを思いやる心の大切さを伝えています。

次世代を担っていく子どもたち一人ひとりがチアリーダー、リーダーとなり、自主性やリーダーシップを発揮していけるよう育成に努めています。

ーチアダンスに興味がある、チアダンスを通して子どもの身体と心を育みたいという方は、体験・見学をしてみてくださいね!本日はお時間をいただきありがとうございました!

■取材協力:アルビレックスチアリーダーズスクール

坂本 菜緒
この記事を執筆した執筆者
坂本 菜緒

Ameba塾探し 執筆者

ピアノ、体操、フィギュアスケートなどの習い事を掛け持ちしつつ、小学3年生から進学塾に通う。高校受験で山手学院高等学校に進学。その後、大学受験で東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。同校の大学院美術研究科を修了し、美術と工芸の専修免許状を所持。2012年から東京都公立小学校にて勤務。2018年5月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。2021年3月から「Ameba塾探し」にてエディターとして従事し、保護者の方やお子様にとって、目的にあった最適な習い事に出会える記事作りを目指しています。