SDGsで世界中の人に幸せの種を届ける!認定NPO法人「地球市民の会」の活動とは

SDGsで世界中の人に幸せの種を届ける!認定NPO法人「地球市民の会」の活動とはの画像

「世界中の人がお互いに支え合い、世界中の人の幸せを願える社会を作る」を実現させることを目標として活動している、認定NPO法人「地球市民の会」。

タイ、スリランカ、ミャンマーにおいて、さまざまな国際交流や、教育・農業などの支援をおこなっています。また、高齢化社会や外国人労働者の問題といった国内事業の課題にも取り組み、SDGs(エスディージーズ)を通した活動は多岐にわたります。

クラウドファンディングなどにも挑戦し、支援の輪は広がっていく一方ですが、さまざまな形でのボランティアはまだまだ必要。

今回は、認定NPO法人「地球市民の会」タイ事業・広報担当の山路 健造さんに、活動内容や今後の展開についてお話を伺いました。

少しでもボランティアに興味がある方、SDGsに関心がある方はぜひご覧ください。

  1. 世界の平和を願いSDGsを通した活動をする「地球市民の会」
  2. 国際協力・国際交流からの学びを多くの方に
  3. さまざまな形で参加できるボランティア
  4. 世界の輪を繋げるために伝えたいこと
  5. 多くの方が幸せをつかめるプロジェクト
  6. 実際の活動の様子を知りたい方はテラコヤプラスの公式YouTubeをチェック!

世界の平和を願いSDGsを通した活動をする「地球市民の会」

ミャンマーで子どもたちにパソコンを見せている様子の画像

―本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、認定NPO法人「地球市民の会」とは、どのような活動をしている団体なのでしょうか?

山路 健造さん(以下、山路):1983年に佐賀で生まれた「国内外で活動する地域づくり団体」になっております。 今すごく力をいれているのがSDGsの活動です。

 地球市民を育成するというところで、例えばミャンマー、タイ、スリランカで国際協力をさせていただいたり、佐賀県内、九州内で国際交流をしたり、多文化共生の講義をしたりといった活動をしております。

あとは佐賀県内で子どもの居場所づくりや、災害支援など、そういう活動もさせていただいています。

―「地球市民」とは具体的にどういう市民なのでしょうか?

山路:私たちは「誰かの幸せを自分の幸せ」と感じられる人を地球市民と定義しています。他人の幸せを願える人をどんどん育てて、そういう人が世界中に増えていったら、もっと世界は平和になると考えていて。

そういったところからスタートしているので、隣の人とか、遠くの人とか、いろいろな人の幸せを願うことで、世界で人種差別が減ったり戦争がなくなったりするような、そんな社会が創れたらいいなと思い活動しています。

―「地球市民の会」の設立に至るまでの経緯を教えてください。

山路:はい、地球市民の会は、創設者・古賀武夫が創った団体なのですが、彼はもともと東京外国語大学のフランス学科の卒業で、空手部の主将をしていました。そのときに空手道場と英語道場を立ち上げて、さらには外国の文化を伝えたいと考え、フランス文化研究会という研究会を立ち上げました。

その後、フランスだけじゃなくさまざまな国の人が古賀武夫を訪ねてきたので、フランス以外にももっと広い視野で人々が集える場所を作りたいということで「地球市民の会」を立ち上げたと聞いています。

―2002年にNPO法人、2010年に認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)になっていますが、違いを教えてください。

山路:もともとは任意団体(法人格のない社団)としてスタートしました。その後、法人格をとってよりきちんとした形でスタートしまして、さらには国税庁から認定NPO法人に認めていただきました。

ちゃんとした団体ですよとか、寄付者に対してきちんとした対応をしていますよと認められたということです。

また、NPO法人と認定NPO法人の違いとして、寄付に関する税制が変わるという点があります。例えば、地球市民の会に寄付をしてもらうと税控除という形でよりお得に寄付をしていただけるようになります。そちらのほうが多くの方に寄付していただけるようになるので認定NPO法人を取得しました。

国際協力・国際交流からの学びを多くの方に

ミャンマーで建物の前で集合している画像

―では、学生や保護者の方に対してどのように団体を活用してもらいたいでしょうか?

山路:私たちが国際協力・国際交流で学んだことを授業させていただくので、ぜひそういうSDGsなどに通じたイベントにも参加していただきたいなと思います。

また、地球市民の会だったり、ミャンマーの学校建設のためのクラウドファンディングだったり、今だとミャンマーにおける政変で苦しむ方々へ「緊急支援」と「復興支援」を実施するために、ミャンマー復興支援基金を立ち上げました。

住む場所や仕事を失って大きな困難に直面している人々に対して、ご寄付をいただけるとすごくありがたいです。

―実際に海外は日本と違ってどういう問題を抱えていて、どういった支援が必要なのかというところをしっかり学べると、国際交流というのもより一層深まるものなのでしょうね。

山路:おっしゃる通りだと思います。私たちが「スタディーツアー(見学・視察目的のもの)」などで行くところは、旅行のガイドブックには載っていないような奥地や貧しい地域。それでもミャンマーの方はすごく歓迎してくれて、多分生活が苦しい方もいると思うのですが、それでもできる限りの歓待をしてくださるんです。

そうやって現地で国際交流ができたりするので、日本国内だけにとどまらず人と人とを繋ぐのが私たちの、NPOの仕事かなと思って活動しております。

さまざまな形で参加できるボランティア

地球市民の会の方々がボランティアをしている画像

―では、「地球市民の会」で今後開催予定のイベントなどがあれば教えていただきたいです。

山路:毎年5月に総会という形でイベントをさせていただいています。例えば、昨年度の活動の実績報告や、今年度の予算、活動計画などを会員さんに報告する場です。

今年も5月15日に開催したのですが、それはNPO向けで。このコロナ禍の状況を含めていろいろとあるなかでNGO(NGOs・非政府組織)はどうしていくべきなのだろうかというところを、全国のNGOのトップの方のお話を聴いて学ぶようなイベントを企画しました。

―まだこちらに参加したことがない方が参加できるようなイベントや、ボランティアはありますか?

山路:ボランティアをしたくてもなかなか今移動ができない状況だと思うので、例えばスリランカとかだと、寄付を集めて、学校に行くための資金を渡して、その支援している子どもたちが書いてくれた英語の手紙の翻訳を遠隔でしていただくとか、そういうこともお願いすることがあるので、いろいろな形でボランティアにご参加いただけるとすごくありがたいなと思います。

世界の輪を繋げるために伝えたいこと

ミャンマーの女性が集まっている画像

―「地球市民の会」は、企業の協賛や、個人の方の支援が支えになっていると思うのですが、今後応援をさらに増やしていくために、アピールポイントなどがあれば教えてください。

山路:私たちは九州で一番歴史の長い活動をさせていただくNGOになります。

「地球市民の会」は本当にさまざまな活動をさせていただいていて、国際協力や、国際交流に取り組んできました。今、多文化共生という、外国人の労働者が増えている状況ですが、そのなかでも生活面で困った人たちを支援する活動をしています

例えば、タイ人、ミャンマー人、スリランカ人のグループを作ることで、行政が翻訳していない言語でも災害情報を届けられるよう実施しています。なので、身近に外国の方がもしいらっしゃったらお声がけをしていただきたいなと思います。

多くの方が幸せをつかめるプロジェクト

タイの学生が介護を学んでいる画像

―最後になりますが、「地球市民の会」の今後の展開をお聞かせいただきたいです。

山路:海外の支援もしつつ、課題が多くなってきている国内でも活動をしていきます。さきほど言ったように、多文化共生とか、外国人労働者の方を受け入れるような事業を展開していけたらなと。

まず第一弾として、タイ人の学生が日本に留学して、日本語と介護の技術を学ぶプロジェクトを始めたところです。

現在、タイの少子高齢化が日本以上のスピードで進んでいます。人口に占める65歳以上の割合が7%を越えると高齢化社会、14%を越えると高齢社会と呼ばれるのですが、それが日本は24年かかったところが、タイは20年で達成してしまうというような状況になっているのです。

そういった背景もあり、タイの方が日本で留学して、介護施設でアルバイトをしながら日本語と介護の技術を学んで介護福祉士を目指すプロジェクトを進めています。そうすることで日本の介護施設としても人材不足の解消にも繋がり、さらにはタイの貧困の解消にも繋がると考えました。

介護だけではなく、例えば農業などでもぜひ外国人の方が日本に来られるような仕組みを作れないかなと思っていますし、さらにより多くの方が日本で幸せをつかめるような機会を作れたらいいなと思っています。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!

実際の活動の様子を知りたい方はテラコヤプラスの公式YouTubeをチェック!

「地球市民の会」の実際の活動の様子は、テラコヤプラスの公式YouTubeでご覧いただけます。

国際協力での学びを佐賀の子どもたちへ!SDGsなどのリベラルアーツ教育を行う放課後学校を調査!教育業界クローズアップ第5弾!|テラコヤプラス by Ameba


活動内容やボランティアについて詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


■取材協力:地球市民の会

TOPへ戻る