国語や算数といった教科の勉強ではなく、心や生きるための力を育てる学校があるのをご存じですか?
大人からさまざまなものや情報を与えられることが多く、自分考える力やコミュニケーション力が低い子どもが増えてきています。
自分の思いを持てない、持っていてもうまく伝えられないと、将来社会に出たときに困ってしまいますよね。
そこで注目されているのが、日本の自然環境を活用した、心の豊かさや生きるための力を育むための体験教育をおこなうNPO法人「グリーンウッド自然体験教育センター」。
今回は、そんな「グリーンウッド自然体験教育センター」事務局長の齋藤 新さんにお話を伺いました。
「生活のルールはすべて自分たちで考える」主体性を伸ばす教育
ー本日はよろしくお願いします。まず「グリーンウッド自然体験教育センター」は、どのような活動をしている団体なのでしょうか。
齋藤 新さん(以下、齋藤):「NPO法人 グリーンウッド自然体験教育センター」は、人口1,500人の泰阜村で活動しています。
小さい山村でのあたりまえの暮らしを教材にして、幼児から大人、地域から世界を対象に社会づくりをする団体です。
山村での暮らしというのは、手間がかかります。自然と一緒に暮らすというのは、お金があれば何でも手に入るわけではありません。
そのなかで 村の人たちが生み出した暮らしというものを、子どもたち、あるいは学生たちにキャンプやワークショップといった体験活動を提供しながら、今の社会や自分自身の価値観、他者との関係性を問うたり、考え方を深めてみたりということをしております。
ー「グリーンウッド自然教育センター」設立に至るまでの経緯をお聞かせください。
齋藤:もともとは1980年代前半くらいに、都市部から子どもたちが集まって、泰阜村などの小さい村でキャンプをおこなっていた団体がありました。
2~3泊のキャンプをやっていると、子どもたちは「もっと長くいたい」といって帰っていきます。そこで、次の年には1週間のキャンプをやることにしました。
1週間のキャンプをしたところで今度は1ヵ月のキャンプをしたいという子どもが出てきたため、1ヵ月のキャンプをおこなうことに。
1ヵ月のキャンプを終えると、1年のキャンプをしたいという子どもが出はじめました。1年あれば家もつくれるし、お米も野菜も育てられますよね。
「あらゆるものを自分たちで手づくりして、1年間仲間と暮らせる」というところからはじまったのが、メイン事業である暮らしの学校「だいだらぼっち」という山村留学です。
ー設立当初、保護者や村の人たちの反応はどのようなものでしたか?
齋藤:設立した1980年代は、田舎から都市部へと人口の動きが加速している時代です。また、泰阜村はもともと小さな村で本当に山奥にあるので、村の人たちからすると都会の子たちがこんなところに来るということに対して「なんでわざわざ来るの?」という思いはあったようです。
それに逆行するように子どもたちが都会から田舎にやってくる。そこで1年間暮らすということに対して、地域の方々は懸念されていたんですね。
また、当時は第二次ベビーブームの子どもが多い時代で、社会は、大学進学に向けて学力至上主義であったり、管理教育にひた走っていました。
その反動もあってか、学校は非常に荒れていて、校内暴力など社会問題化となっていました。このような背景もあり、設立反対の運動も起こったそうです。
本来なら4月から活動するはずでしたが、地域の方々の賛同が得られず。説明会などを開き、丁寧に理解を得ることから初めて、予定から半年ほど遅れて活動を開始することになりました。
ー立ち上げ当初から大切にしていることは、どのようなことでしょうか。
齋藤:もともと自由なキャンプをおこなっていましたが、「こうしたい。」「どうしたらいいだろう」という、子どもたちが発した声を受け止めることで子どもたち自身が主体的に考えるようになりました。
子どもたちは、大人の想像力を超えた可能性を発揮するようになっていったんですね。
「グリーンウッド自然体験教育センター」では、子どもたちの発する言葉や創造力を大切にしながら活動しています。
都市部の教育を取り入れるのでなく山村特有のものを教材に
ー「グリーンウッド自然体験教育センター」は、泰阜村に根差した30年以上もの歴史を持つ団体ですが、泰阜村はどのような村なのでしょうか。
齋藤:泰阜村は国道も信号もコンビニもないという本当に田舎の村です。
村自体の地形が天竜川という大きな川の谷間にあり平らな場所がほとんどありません。耕作農地が少なく大規模農家がないので、昭和の初めのころは非常に貧しい村でした。
昭和の世界恐慌もあり、さらに村は厳しい状態になったそうです。
そんななか、学校の先生たちの給料の一部を寄付してくれないかというような話もあったんです。
先生たちは、「お金を出すのはやぶさかでないが、学校費補填の一部に過ぎない。むしろ将来の子どもたちの教育に役立ててほしい」ということで、学校付属の美術館をつくりました。
貧しくなるとどんどん心も貧しくなり、賢い人でも愚かになってしまうという意味の「貧すれば鈍する」という言葉がありますよね。泰阜村では「貧すれど貪せず」と、どんなに貧しくても心まで貧しくならないという考え方をしていました。
情操教育に役立つような施設をつくり、子どもの教育を大切にするのが、この村の昔からの風土としてあります。
また、小さな市町村が合併した「平成の大合併」という時代がありますが、そのときも「小さな村の自立の権利を守っていこう」ということで、泰阜村は合併を選びませんでした。
そういう意味でも、住民一人ひとりが地域をよくしていこう、学校行事も関わろうという参画意識が非常に強い村だと思います。
ー村を盛り上げるためにおこなってきた取り組みについてお聞かせください。
齋藤:私たちはこれまで、教育で泰阜村を盛り上げてきました。ひとつはメインとなる「だいだらぼっち」という山村留学です。
村の転校生として毎年20名程度の子どもたちが必ず泰阜村に訪れ、1年間泰阜村の小中学校に通います。
現在泰阜村の小中学生は合わせて120名程度。そのうちの20名は「だいだらぼっち」、つまり都市部の子どもたちです。
1年間すべての暮らしを自分たちで考えてやっていくもので、ごはんづくりから掃除、洗濯、薪を使ったお風呂焚きなども子どもたちだけでおこないます。
1年間のスケジュールや起床時間や朝ごはん当番、掃除当番など暮らしのルールも子どもたちが話し合いで決めます。
もしうまくいかなければ、全員が納得するまで話し合っていくのが「だいだらぼっち」の特徴です。
私たちがおこなっている事業のすべてが「だいだらぼっち」の考え方を基本とし、展開しています。
ー「だいだらぼっち」を通して、子どもたちはどのように成長していくのでしょうか。
齋藤:小さな村なので、幼少から変わらない人間関係が形成されていますよね。そこに都市部の子どもたちがやってくることで、村の子どもたちに刺激が与えられます。
場合によっては、夏休みに自宅へ帰る都市部の子どもに同行して都会の生活を体験することも。こういう経験から、都会の暮らしを体験として学ぶことができます。
一方で、泰阜村は塾や習い事も親の送迎がないとできない場所。都市部と比べると、子どもがそういった意味での学ぶ場というのは圧倒的に少ないです。
ではそれがダメなのかといえばそうではなくて、都市部の子どもたちは山村ならではの魅力や価値観を学んでいくんです。
自然体験はもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、あるいは学校などでの縦横斜めの関わりといった住民同士のふれあいも存分に体験できます。
私たちは、都市部の教育を村のなかに取り入れるのでなく、都市部からうらやましがられるような山村特有のものを教材にして全国から人を集めています。
ーさまざまな泰阜村での取り組みを経たことで、得られたことはありますか?
齋藤:一昨年でいうと27,000人くらいの関係人口を生んでいたり、現在もU・Iターンが増えてきたりしています。
泰阜村を故郷だと感じている方たちや山村という場で育った子どもたちが社会で活躍することこそが、山村の盛り上げにつながっているのではないかと思います。
泰阜村のような山村は日本全国にたくさんありますが、これまで無価値だと思っていたものが価値のあるものとして認めてもらうようにしたい。私たちが事業をおこなうことで実現していきたいと考えています。
「ねっこ教育」で人間としての土台をつくる
ー「だいだらぼっち」でおこなわれている「ねっこ教育」とは、どういったものでしょうか。
齋藤:都市部では、4つ、5つと習い事をたくさんしている子どもたちが多いですよね。
習い事をして自分の武器を身につけるイメージなのかもしれませんが、それを身につけても使いこなせる心がなければ意味がないというのが私たちの考えです。
たとえば、木はねっこが弱かったり腐っていたりしたら、強い風にあおられたときに折れてしまいますよね。
人間も、ねっこが強ければ多少のトラブルがあっても倒れません。そのねっこを強くするというのが私たちの考える「ねっこ教育」です。
ねっこ部分を育てるためには、「○○をすれば、××のスキルが得られる」という学びよりも「よいことも悪いことも、体験した出来事から学び取る」という学びが必要だと考えています。
何が起こるかわからないなかに自分の身を置いてみる。そこではじめて学びを得て自分の成長のためになると思います。
自分の身になることを自分で掴み取る、というのが「ねっこ教育」のイメージですね。
暮らしという必然のなかで、偶発的に起こることから得られるものを「ねっこ教育」では大切にしています。
ー「ねっこ教育」を通して、子どもたちはどのように成長できますか?
齋藤:「だいだらぼっち」には35年間で500名以上の卒業生がいますが、多くの子たちは「どんな人ともそれなりにやっていける」ということをよく口にします。
「だいだらぼっち」では1年を他人とともに過ごすわけですから、当然気の合わない子とも暮らしていかなければいけなりません。
しかし、1年間も暮らすと学校だけでの関わりでは見えない意外な一面やよい部分までいろいろな側面が見えてくるんです。
そうすると、気が合わない子に対しても一面的な部分だけで捉えるということはしなくなります。今の時代、似たような価値観や考え方の人で集団化する時代ですが、だいだらぼっちの子どもたちは、どんな人とも自分とのつながれるものを見つけられるようになっていると感じます。
あらゆる経験を通して自分の意見を押しつけるのでなく対話のなかでわかり合おうとするので、誰とでもうまくやっていけるようなコミュニケーション力が本能的に身についているのだと思います。
また、「だいだらぼっち」の子どもたちは、チャレンジすることに臆さないんです。新しいことをすることにハードルが低いというか。
1年間親元を離れて自分で人生を決め、身一つで「だいだらぼっち」に来るので、自分に自信がつくんですね。
人に助けられたり、人に頼られたり。そういった経験を暮らしのなかで培っていくので、人生のなかで起きるさまざまなケースに対応できるのは彼らの強み、糧になっていますね。
幼児から社会人までを対象とした豊富な体験プログラム
ーでは、「だいだらぼっち」以外に人気のある、またはおすすめのプログラムはありますか?
齋藤:さまざまなプロクラムがありますが、なかでも「信州子ども山賊キャンプ」は人気です。
これは夏休みと冬休みに全28日程ほどおこなっている3~11泊のキャンプで、夏には約1,000名、冬には約150名の子どもたちが集まります。
こちらも「だいだらぼっち」の理念のもとに進められるので、子どもたちがたくさんのことを話し合い工夫していくんです。
そうすると短い期間でも達成感がすごく高まりますよね。
大人は正解を教えるのではなく、子どもが自分たちの考えを引き出せるようサポートします。
自分たちでつくり上げた、関わったからこそ暮らしが変化していくということで子どもたちは自信がつく。それがキャンプの満足感につながるので、リピーター率も非常に高いのが特徴ですね。
そのほか、小さい子ども向けのプログラムとして、森のようちえん「まめぼっち」があります。
これは、3~6歳までの子どもを持つ家庭向けに、1ヵ月に1回程度森のなかで自由に遊ぶというプログラムです。
ー夏のキャンプに来て「楽しかった」と感じた子どもたちが、「また冬に来たい!」と次につながっていくのはおもしろいなと感じました。
齋藤:キャンプに来る子どもたちは、新しい人たちとの出会いをとても楽しみにしています。
山賊キャンプはどのコースでもやることは基本同じことですが、天気や関わる人が変わることで、キャンプの内容、深み、感じることもその都度変わるんです。
毎回違ったキャンプが楽しめるので、小学1~6年生まで毎回参加したり、中学生になっても参加をしに来たりしてくれます。
なかには、高校生になるとボランティアとして参加する子も。
一度参加しただけで過ぎ去るというよりは、一度参加すると何度も参加したくなるような取り組みになっている。ある意味故郷のような存在になっています。
ーキャンプには、ボランティアスタッフも多く参加しているそうですね。
齋藤:青年ボランティアも高校生や大学生から社会人まで参加。夏に約300人、冬に40~50人のボランティアスタッフが集まります。
参加しているボランティアには、将来教員や幼稚園教諭、保育士を目指す人たちも多いです。
また、こういう生の暮らしやふれあいを求めてくる学生も体験の場として、泰阜村でのキャンプを選んでくれるようです。
やはり直接体験できる場というのが少ないこの時代だからこそ、実際に体験してみたいと参加してくれる方が多いですね。
これまでと違う暮らしをすることで、村ならではの豊かさを発見
ー「グリーンウッド自然体験教育センター」ではインターンシップなども実施されているそうですが、どのようなことが経験できるのでしょうか。
齋藤:「だいだらぼっち」の子どもたちと1週間程度暮らしをともにしてもらったり。また、学童の子どもの対応もしてもらいます。
インターンシップでは、子どものリアルな一面や可能性を知られるというのが大きいと思います。
「だいだらぼっち」の子どもは、
お風呂を薪で焚くことや20名分のごはんを3名くらいでつくるなど、インターンシップの人たちよりもできることがたくさんあります。
そういうのを見ると、「子どもなのにすごい」などと感じるのではないでしょうか。
一方で「だいだらぼっち」の子どもたちは、私たち大人にも対等な接し方をします。
もちろん大人に対しての尊敬の目は持っているものの、少し生意気な子どももいます。学童の子どもたちも、スタッフに対してぞんざいな扱いをする場合も。
子どもって、ただかわいいだけではなく、生意気だったり、結構残酷な面もあるんですよね。1対1の人間として「どう対応すべきか」というリアルな学びができるのがインターンシップのおもしろさかなと思います。
ーインターンシップに興味のある方に何かアピールしたいことなどはありますか?
齋藤:「グリーンウッド自然体験教育センター」には今17名のスタッフがいて、そのなかには新卒の人もいます。
年の近い若者が、20~60代までの年齢の違う人たちと働いている姿を見て、考えが深まる。
インターンシップに来ている人たちからすれば、ここでの生活は自分の人生のレールのなかにないことがほとんど。
約1週間、いろいろなことから解き放たれてただ暮らしてみるわけですね。今までの生活リズムとはまったく違う暮らしをすることで、時間の流れや自然と調和する暮らしにある豊かさなどを発見できるんです。
村の人たちの生き方を見たときに、「もしかしたら自分にも違う生き方があるのかも」「もっと探せば違うものがあるかも」と思えるのかなとは感じています。
「グリーンウッド自然体験教育センター」は、自分の可能性を広げられる場としてはたしかなのではないでしょうか。
ー新型コロナウイルス感染症の影響により、制限されているなかでの活動で子どもたちへの対応についてお聞かせください。
齋藤:「だいだらぼっち」には全国から子どもたちが集まってくるので、どういった感染リスクを持っている子たちかわからないという状況からスタートします。
そのため、毎日の検温はもちろん、毎日の室内消毒は徹底しています。
また、2週間が感染のリスクがあるといわれているので、「だいだらぼっち」に参加する2週間前からの検温、施設のなかでも2週間はマスクを常時着用して暮らしていますね。
2週間経ったところから、子どもたちはマスクを外して過ごしてもいいようにしています。
大人は行動範囲が広いところもあるので、常時マスクを着用しています。
ただ、大人の表情が見えないのは子どもにとって非常につらいことでもあるので、野外での活動の際など、ある程度の条件をつくりマスクをしないで済むような安全対策をとっています。
ー「だいだらぼっち」に参加している子どもたちのご家族との面会はどのようにおこなわれているのでしょうか。
齋藤:もともと「だいだらぼっち」は保護者がいつ来てもよいというスタンスでした。
ただ、今は保護者が来るということ自体感染リスクが高くなる可能性があるので、人数制限をして来訪いただくという対策をとっています。
またコロナウイルスが流行する前は、たくさんの保護者に来ていただいて田植えをする、薪割り合宿をするということもしていましたが、それも今はすべて中止しているという状況です。
35年積み上げてきたノウハウで田舎の魅力を発信していく
ー「グリーンウッド自然体験教育センター」を今後どう発展させていきたいか、どのような活動をしていきたいかなど展望をお聞かせください。
齋藤:「グリーンウッド自然体験教育センター」は、同じような地域づくりをしている団体や教育団体などいろいろなところから連絡をいただいています。
先進事例として求められていることが増えてきたなと感じていますね。
日本には、人口や子どもの減少、学校がなくなるなどといった課題に直面している地域がたくさんあります。
未来を絶望で迎えてしまう地域が多くなっているなかで、この状況をなんとかしたいという方はたくさんいらっしゃいます。
私たちが35年積み上げてきたノウハウを、求めている方たちにどんどん広げていきたいですね。
そして、泰阜村と同じように元気になれる地域をつくっていくというのが次のステップだと思っています。
コロナウイルスが拡がるこの状況のなか、少しずつ人がさまざまな地域に分散されるようになっていますが、田舎の魅力を発信できるようになったらもっと面白い社会ができるのではないかと思うんですね。そういう取り組みのお手伝いができるのではないかと考えています。
また、異文化交流も進めています。オンラインを利用して、私たちがいろいろな地域の人たちと出会うためのハブになれるかなと思っています。あらゆる地域の学びを深められる取り組みもやっていきたいですね。
もちろん、村の子どもたちの教育にはさらに力を入れていきたいと思っています。村の子どもといえど、実際に村ならではの体験をしている子は意外にも少ないんですね。
都市部の子どもたちだけでなく村の子どもたちにも、村特有の楽しさというものを移住した私たちの視点から伝えていくというのが大事だと思っています。
この村の体験で子どもたちが育ち、泰阜村がより豊かになるというのをモデルとしてしっかりとつくっていきたいです。
社会、ひいては世界に旅立って活躍する子どもたちが、出身地を聞かれたときに「泰阜村です」と答えてくれるのが大きな夢のひとつですね。
ー最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
齋藤:今フィンランドやデンマークの教育というのはものすごく注目されていますが、日本にもこういう先進的な教育をしているところがあるということは強くアピールしたいです。
子どもというのは言葉で育つ生き物ではないと思うんです。
教えられたから育つのではなく体験を通じて育つものなので、家庭のなかにいかに体験の場をつくれるかということを考えていただければありがたいです。
田舎だからできるとか都会だからできないとかではなく、視点を変えるだけで暮らしのなかにも子どもが育つ場はたくさんあるので、ぜひ取り組んでみてください。
新型コロナウイルス感染症の影響で難しい状況ではありますが、HPやSNSも頑張っているので、ぜひ見ていただいていつか一緒に何かできれば嬉しいですね!
ー本日は貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!
■取材協力:NPO法人 グリーンウッド自然体験教育センター