小学校入学前の子どもの習い事として、「水泳」や「ピアノ」などのほかに、最近では「料理」教室も注目されています。
親世代の方にアンケートをすると、料理教室は「食育の機会になりそう」「将来に役立ちそう」など好意的な意見がある一方で、「火や包丁が危なそう」「料理以外に何が学べるの?」と気になる声もちらほら…。
そこで今回は、料理を通じて子どもの才能を開花させる「リトルシェフクッキング」の代表・武田昌美さんと、実際に子どもを通わせている保護者の方にインタビューをしました。
子どもの習い事をどれにしようか迷われている方、子ども向けの料理教室が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
「リトルシェフクッキング」代表の武田さんにインタビュー
まずは「リトルクッキングシェフ」の代表であり講師も務める、武田昌美さんのインタビューからご紹介します。
―本日はよろしくお願いします。いきなりですが、「リトルシェフクッキング」では、料理以外にどんなことが学べますか?
武田昌美さん(以下、武田):料理のスキルに加えて、料理を通じて「生きる力」を学べます。また「リトルシェフクッキング」では、幼児教育として「料理を通じて学びをもっと楽しく」というのを1番のコンセプトにしています。
この「学びをもっと楽しく」を実行するために、「失敗は成功の一歩前」ということを皆でお約束にして、楽しく料理をおこなっています。
―生徒さんが皆楽しそうに、黙々と料理をしているのが印象的でした。「リトルシェフクッキング」では、どんなレシピでどういったレベルのものを作るのでしょうか?
武田:レシピのレベルとしては、子どもが子どもの時間でゆっくり作れるものというのを大切にしています。
時短でたくさん量を作るとか、本格的なものを作るとか、そういったものはまったく考えておらず、子どもが料理に向き合って、自分のペースで丁寧に作る時間を大切にしています。
子どもたちがどんなやり方をしても成功できるようなレシピを作っていまして、このレシピ開発には特に力を入れています。
―子どもが成功体験を味わえるレシピなんですね!月にどれくらいレシピを考えられていますか?
武田:企業さんからの依頼によってもまちまちですが、平均して月に5種類ほどのレシピを考案しています。
―レシピを考えるのは大変ではないですか?
武田:私のほかに管理栄養士さんや栄養士さんがいますので、そういった方々と一緒に考えて、レシピを起案してもらい、私がどうやったら子どもたちがレシピのなかで学びを入れていけるのかというところを織り込んでいます。
―事前アンケートで「子どもが火や包丁を使うのは危なくないのかな?」という声がありました。安全面についてはどのような配慮をされていますか?
武田:料理教室を5年やっていますが、実はケガ人ゼロという実績があります。どうしてケガ人がゼロかというと、私たちの配慮というよりも、子ども自身が「料理を最後まで続けたいから真剣に先生の話を聞きたい。最後までやりたい」という、その意欲が1番大きいと思います。
子どもたちには「先生の話をよく聞くと、料理が上手にできるよ」というふうに事前に言っていますので、皆がちゃんと聞いて、落ち着いて料理をします。
すると、自ずとケガをする子どもがゼロという結果につながります。子どもたち自身のやり方次第ですね。
―なるほど!レッスンを拝見していて生徒さんの集中力に驚いていたところです。先生が一緒に作らない分、子どもたちが「自分で聞かないと進まない」という気持ちで真剣に聞いている姿が本当に素晴らしいと思いました。
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子どもが料理教室に通っている保護者にインタビュー
続いて、お子さんを「リトルシェフクッキング」に通わせている保護者の方へのインタビューをご紹介します。
ーお子さんが料理教室に通われて、家でお手伝いをしたり料理に興味を持ったりなど、何か変化はありましたか?
保護者Aさん:3歳くらいのときに初めてこちらに来させてもらったのですが、そのときは道具を持つときもおっかなびっくりでした。
こちらの教室では「失敗は成功の一歩前」と、子どもにすごく自信を持たせてもらったことで、子どもも「料理は楽しいものなんだ」とすごく思ったみたいで、今では卵を割るのも大好きですし、ゆで卵の殻をむくのもお手の物。
スナップエンドウのスジをむいたりとか、もらったレシピを家で全部自分ひとりで復習したりとか、すごく楽しんで料理しています。子どもが「リトルシェフクッキング」を通じて楽しい時間を過ごせていることに感謝しています。
保護者Bさん:もともと料理が好きな子どもでしたが、こちらで自信をつけていただいたことで、楽しく自分でできることが増えています。
「お手伝いして」と声をかけなくても、率先して自分からキッチンに来て、「今日はあれする、これする」と、積極的に取り組んでくれるようになったなぁと感じています。
ー自分から手伝ってくれるんですね。
保護者Bさん:気分にもよるんですが、「今日はお米とぐ」とか自分で用意してやっています。「リトルシェフクッキング」では食育的なこともしてくださるので、季節のものを楽しむなど、日常生活にすごく活かされているなぁと感じます。
ーお子さんを料理教室に通わせてみようと思ったきっかけを教えてください。
保護者Cさん:家事をしているときに、子どもに「遊ぼう」と言われるのが結構苦痛でして、だったら「一緒に家事をやらせてみよう」と思い立ち、ちょっとお手伝いをさせたのですが、やはり「教えてもらう人がほしいな」と思って調べたら、「リトルシェフクッキング」を見つけ、こちらに来ています。
ー今では一緒に料理を作ったり?
保護者Cさん:
そうですね。邪魔されることなく、逆に一緒にやるっていうことができるので、それは本当によかったなって思います。
保護者Aさん:
娘はこちらに通う前から食べることが本当に大好きで、食事を出すと「これには何が入ってるの?」「これはどうやったの?」と、食べ物や料理にすごく興味を持っていました。
「作り方を教えたいな」と思ったのですが、どうしたらいいのかがわからなくて。それがきっかけで、こちらに来させていただくようになりました。
教室に通いだしてからは「こういうことは任せても大丈夫なんだ」とか、いろんなことが私も勉強になっています。子どもと2人で成長させてもらっている感じがします。
―家で子どもにどうやって料理を教えよう?どうやらせよう?ということも、保護者の方の勉強になるんですね。最後に、「料理教室」にどんなことを期待されていますか?
保護者Bさん:子ども向けに考えられているお教室なので、家でも作りやすいよう、子ども向けのレシピを先生が考えてくださっているところが素晴らしいと思います。
お料理は誰かのために作ってあげることでもあるので、思いやりじゃないですけど、子どもの「誰かに喜んでもらいたいな」という気持ちにつながっていったら…と思っています。
保護者Cさん:「リトルシェフクッキング」はひと言でいうと「料理教室」なのですが、料理だけではなく、最初から最後まで1人でする、やらせることができるというのが、1番いいなと思っています。ほかのことでも、子どもがよく「失敗は成功の一歩前」と言うようになったので、料理を通じて別のことを学んでいる気がします。
ーレッスン中、子どもたちが先生の説明を真剣に聞いている姿がとても印象的でした。きっと「聞く力」も養われているはず!本日はお時間をいただきまして、ありがとうございました。
実際の授業の様子を知りたい方はAmeba塾探しの公式YouTubeをチェック!
いかがでしたか。「リトルシェフクッキング」の実際のレッスンの様子は、Ameba塾探しの公式YouTubeでご覧いただけます。
子どもの才能が開花する料理教室に潜入!食育から工作まで2時間夢中になれる秘訣とは?
子どもたちがどんなふうに料理をしているのか?レッスン内容が気になる方は、ぜひチェックしてみてください!
「リトルシェフクッキング」の料金や教室の場所はこちら
「リトルシェフクッキング」は、2歳から参加できる子どもを対象にした料理教室。
最寄り駅から徒歩3分という好立地に教室があります。さらに月1回のレッスンは4,400円からと毎週通う必要がないので、気軽に始められる習い事としてもおすすめです。
■取材協力:リトルシェフクッキング