東大受験に向けて塾・学習塾はいつから行くべき?
東大受験に向けて塾・学習塾を行き始めるのにおすすめの時期は、高校1年生〜高校2年生前半です。可能であれば、中学生から塾に通って基礎学力を固めておくようにしましょう。
小学生から7年以上塾に通って準備する人もいますが、途中でモチベーションが低下しやすいので注意が必要です。
高校2〜3年生から塾に通って間にあう人もいますが、それはもともと基礎学力が高い人といえるでしょう。基礎学力が群を抜いて高いわけではなく、ある程度の勉強が必要なのであれば、高校1年生から時間をかけて準備する必要があります。
高校1年生からであれば約2年半かけて受験勉強を進められるので、着実に東大受験対策ができます。
東大受験対策のために塾・学習塾に通うメリット
東大受験対策のために塾・学習塾に通うメリットは、主に以下の3つです。
以下でそれぞれを詳しく解説します。
東大受験に特化したカリキュラムで勉強ができる
東大受験に対応した塾であれば、受験に向けた専用カリキュラムで勉強できます。
たとえば個別指導塾だと、自分の学力にあわせて東大受験に向けたカリキュラムで勉強できるでしょう。また集団塾でも、東大受験に特化したコースであれば受験に向けて効率よく勉強できます。
大学受験においては、大学や学部ごとの出題傾向を踏まえて対策する必要があります。また、現状の学力に対して何が不足しているかを的確に分析し、受験本番に合格できる学力になるよう計算して対策しなくてはいけません。
東大受験のノウハウがある塾であれば、的確なゴール設定のもとカリキュラムを組んで、しっかりと受験対策ができるでしょう。
東大受験に関する情報を集めやすい
東大受験に関する情報を集めやすいのも、塾・学習塾に通うメリットです。
東大ほどレベルの高い大学を受験するのであれば、最新の出題傾向や学部ごとの倍率などを把握している必要があります。効率のよい学習計画を立てたり、合格率を高めるための細かな対策をしたりするのに、東大に関する豊富な情報が必要なのです。
また、併願校についても専門的な知識を持っているプロがいると、志望校選びがしやすいでしょう。受験対策だけでなく、学部選びや併願校選びなどをしっかりとおこなうためにも、東大受験に関する情報を集めやすくなるのは大きなメリットです。
勉強に集中できる環境が整っている
勉強に集中できる環境が整っていると、長期間にわたる受験勉強を最後までやり抜くことができます。
大学受験において大変なのが、モチベーションの維持です。とくに小中学校のころから受験対策をしていると、どこかのタイミングでモチベーションが低下してしまいます。塾通いに慣れてしまって、集中力が続かなくなるケースも少なくありません。
塾は教室や自習室など学習環境が整っているので、家よりも集中して勉強できます。また、同じように受験に向けて頑張っている仲間がいるのも、モチベーション維持に役立ちます。
東大受験のための塾選びのポイント
東大受験のための塾選びのポイントは、以下の4つです。
まず合格実績を見て、東大合格へのノウハウがあるかを確認しましょう。また、講師の質や相性、サポート体制について調べるのも重要です。
以下では、東大受験のための塾選びのポイントをそれぞれ詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
東大への合格実績が多い塾・学習塾を選ぶ
まずは東大への合格実績を見ましょう。
実績がすべてではありませんが、東大合格者数が多い塾だと、受験対策のノウハウが豊富だと考えられます。また、最新の傾向を踏まえて対策ができたり、実際に合格した人の意見を知れる可能性もあります。
合格実績を見る際は、必ずいつからいつまでの実績かを確認してください。たとえば「東大合格者数300人」とあっても、5年間の累計なのか、単年での実績かで意味合いがまったく異なります。
また、生徒の多さ(分母の大きさ)にも注意してください。生徒1万人のうち100人が合格するのと、生徒1,000人中100人が合格するのでは意味が変わってきます。生徒の人数に対して、何人が東大に進学しているのかをチェックしましょう。
講義や講師の質
実際に体験授業を受けて、講義や講師の質を確認するのも塾選びでは大切なポイントです。
どれだけ合格実績が優れた塾であっても、自分にあわない講義だと効果が出にくくなります。また、講師の質にばらつきがあるケースも少なくないため、講師の研修制度やカリキュラム作成などが整っている塾かどうかも確認しましょう。
講義や講師の質が高いと、学習効率が高まるのはもちろん、モチベーション維持もしやすくなります。優秀な講師はたくさんの生徒を見てきているので、受験生のモチベーションを向上させる方法も熟知しているのです。
効率よく、そしてやる気を高めながら東大受験対策を進めるために、講義や講師の質も必ずチェックしてください。
サポート体制の充実度
サポート体制の充実度は、安定して受験対策をするために重要なポイントです。
サポート体制のチェックポイントは、講師と設備に分けられます。生徒の学力にあわせて学習計画を立ててくれたり、勉強方法のアドバイスをしてくれたりする塾は、サポート体制が充実しているといえるでしょう。
また、受験関連の資料が充実していたり、自習室が広かったりする塾も、学習面のバックアップ体制が整っているといえます。講師が各生徒をしっかりとサポートしていて、かつ設備も充実している塾を探してみてください。
学習環境が整っているか
受験対策をやりきるのに、どれだけ学習環境が整っているかは非常に重要です。
学習環境というのは、設備面だけではありません。たとえば、受験を頑張っている生徒が多いか、受験対策で通う生徒が多いかによって、塾全体の雰囲気は変わってきます。周囲の雰囲気は、自分自身の学習に対する姿勢やモチベーションに大きく影響するからです。
さらに、清潔感や書籍の充実度なども大切です。設備が古すぎる環境だと、音漏れや振動などで集中が削がれる可能性があります。また、参考書が少ない塾だと、わからないことがあっても調べにくく自習が非効率になるでしょう。
講師・生徒の雰囲気や、設備の状態・充実度などさまざまな角度から、学習環境が整っているかを確認しましょう。
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