近年、増加傾向にあるコーチングをおこなっている塾。どこも同じだと思っていませんか?
今回取材した「オンライン大学受験指導 オプスタ」は、プロ講師の指導経験と大学生TA陣(※)の知恵を結集し、ほかにはない最適な受験指導を追究。
代表講師の門脇 渉さんと、大北 あきやさんに、学習マネジメントへの想いと、成績アップの秘密についてお話を伺いました。
約半年の学習マネジメントで飛躍的な成績向上を達成し、E判定からの合格を成し遂げた生徒の話も必見です!
(※)TAとは、Teaching Assistant(ティーチングアシスタント)の略。
- 最適な受験勉強をマネジメントする「オプスタ」とは
- 「トップレベルのプロ講師×ただ者ではない大学生TA」のコラボ
- 「E判定からの合格」を成し遂げた生徒へのマネジメントの秘訣
- 新サービスも検討!今までにない受験コーチングを多くの人に
最適な受験勉強をマネジメントする「オプスタ」とは
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「オンライン大学受験指導 オプスタ」がどのような塾なのか、概要や塾を立ち上げたきっかけを教えてください。
門脇 渉さん(以下、門脇):私たちはもともと、首都圏の少人数制指導塾で高校生を教えていました。
少人数に向けてきめ細かい指導をおこなっているなか、質の高い指導が首都圏の限られた生徒たちのみにしか届かない現状をもどかしく感じていました。さらに、近年のオンライン塾のクオリティにも疑問を持っていたんです。
こういった課題と向き合った結果、少人数指導で培ったプロ講師による指導メソッドを、インターネットをとおして全国に提供したいと思い、「オンライン大学受験指導 オプスタ」を立ち上げました。
当塾は、プロ講師の指導経験と大学生たちの知恵を結集し、難関大学合格を目指す大学受験生を、さまざまな形でサポートしています。
まず1つ目が、全科目の学習の計画立案・進捗管理、いわゆるコーチングをおこなうコース「学習マネジメント」です。
このコースでは、代表講師と大学生TAがチームを組んで、生徒にあわせたオリジナル学習計画を策定し、進捗管理をしていくほか、一週間の学習進捗とともに、習熟度や模試成績などによって計画の修正をおこなっています。
基本的に学習計画の提案は、主に代表講師がおこないます。
というのも、大学生はどうしても指導経験が浅く、自分が合格した経験に基づいて生徒を指導してしまいがちです。大学生が成功体験を生徒に押しつけてしまう光景は、指導現場でもよく見かけます。
それに比べ、代表講師は、20年にわたり延べ何百名もの生徒を指導してきた豊富な実績があり、生徒それぞれの状況(学習履歴、習熟状況、個性・性格、学習環境、生活習慣)にあわせて、総合的な視点から学習計画を提案することが可能です。
また、志望校の出題傾向や要求水準を詳細に分析したうえで、学習計画を立案することもできます。
2つ目は、プロ講師による1対1の教科別指導コース「オプスタ個別指導」です。
当塾では、市販教材を併用しつつ、生徒にあわせて講師が作成したオリジナル教材を提供していて、さらに事前の答案提出や添削対応などをおこなう指導が特徴になっています。
これにより、それぞれの生徒にあわせて最適化された、世界にひとつだけの教材とカリキュラムになるのです。
3つ目は、「オプスタ少人数指導」で、プロ講師が2~8名の生徒を対象にテーマ別の教科指導を提供します。
こちらに関しても、事前の課題提出などがあり、生徒一人ひとりの答案をベースに、特定単元や特定大学の対策講座をおこないます。
個別指導よりも安価な料金設定となっているので、より多くの方に受講していただきやすく、少人数だからこそできる指導がポイントですね。
「トップレベルのプロ講師×ただ者ではない大学生TA」のコラボ
ー他社にはない「オンライン大学受験指導 オプスタ」の強みについて具体的に教えてください。
門脇:他社との最大の差別化ポイントは、プロ講師と大学生のコラボによって生まれるシナジー(相乗効果)で、最適な受験指導ができることです。
受験指導は、大学生のバイト講師だけで攻略できるほど甘いものではありません。
たとえば、大学生バイトの場合、自分が受験した大学の過去問は熟知していても、そのほかの大学に関してまったくわからないのは当然。よって、東大生だとしても、受験指導のプロとはいえません。
一方、プロ講師は、日夜受験研究に励み、日々指導を重ねていることで、入試問題の分析を徹底しています。さらに、生徒の躓きやすいポイントなどを把握しています。
英語と数学の教材についても、市販のものでは物足りなかったり、追加したい単元があったりした場合は、生徒にあわせた独自教材を提供することが可能です。
これは、大学生のバイト講師にはまず真似できないものでしょう。
しかしながら、大学生は生徒にとって身近な存在であり、受験生にとってのロールモデルになります。生徒の理想像になることが、学習のモチベーションにつながるんです。
歳の離れたプロ講師よりも、大学生がナビゲートしていくほうが発奮材料になる要素が大きい。そのため、大学生が寄り添ってくれる学習環境は、とても心強いのではないでしょうか。
また、生徒からの質問対応は、当塾のTA陣がチームを結成し、知恵を出し合って、解決していきます。
このように、他社にはない受験指導の理想形を追究し、優秀なプロ講師と大学生がお互い手を取り合い、生徒をサポートしています。
ー大学生TAを採用するうえで重要視しているポイントがあれば教えてください。
大北 あきやさん(以下、大北):学歴に関しては、東大、京都、医学部などといった水準を設けているのはもちろん、コミュニケーション能力や人柄も重要視しています。
また、なにからなにまで塾に丸投げしてきた方ではなく、自学で成功した大学生をTAとして採用していますね。
コーチングを受講する生徒の場合、自学自習をメインとしている方が多いため、TAも同様に、自学で努力して合格を勝ち取った大学生のほうが説得力があると考えているからです。
当塾には、塾に通い始めたのが遅かったTAや、高卒認定から東大現役合格したTAなど、学習法を研究し尽くした、ただ者ではない人材ばかりなんですよ。
苦労した経験のあるTAが多く在籍している点も、当塾の特徴だといえます。
「E判定からの合格」を成し遂げた生徒へのマネジメントの秘訣
ー学習マネジメントでの生徒の指導実績を教えてください。
門脇:第一志望校においてE判定が続いていた1期生の生徒で、約半年間でA判定まで伸ばし、志望校を1ランク上げて東北大への合格を成し遂げました。
もともと数学が得意な文系の生徒なのですが、入会時の進研共通テスト模試では古文が0点だったため、国語の学力をいかに立て直すかが急務でしたね。
完全自学だと、苦手な国語に勉強時間を割り振るのが難しく、どうしても得意な数学に向いてしまいがちでした。
さらに、試験まで半年しかないと、高望みして難易度の高い教材を選んでしまうんですね。
本当はもっと基本から着実にステップアップしていかなくてはいけないのに、時間がないから、共通テストの問題を解かなければと、無茶な計画を立てて失敗するのがよくあるパターンです。
そういったことを踏まえ、プロ講師とTAでしっかりミーティングを重ね、基礎を徹底し、受験までを逆算して少しずつ着実に進められる長期学習計画を策定しました。
具体的には、毎週振り返って達成度を確認、そして次週の予定を立てます。進捗の詳細を毎日報告してもらうことで、勉強の躓きや足りないところを細かく把握できるのと、1日単位でチェックして声掛けすれば軌道修正も簡単なんです。
マネジメントによって、正しく勉強時間のバランスを取ることが可能になり、成績が伸び悩む原因を適切に突き止められます。
こうして学習マネジメントに取り組んだ結果、6月の進研共通テスト模試の古文が0点だった生徒が170点をマークし、河合塾全統記述模試において英語偏差値76.0を叩き出しました。また、本番の共通テストでも古文は満点を取ってくれました。
受講以前の全統記述模試から15ポイント以上、偏差値を伸ばすという、目覚ましい成績を収めてくれたため、まぐれで合格したのではないといえるでしょう。
※画像は生徒共有する学習管理システムの一例
ーマネジメントするうえで意識していることなどはありますか?
門脇:やはり生徒によっては、予定通りに進めることができないときもあります。プライベートのストレスや悩みが影響してしまったり、模試結果を見て学習ペースが崩れたり、勉強に向かう姿勢にムラが出てしまうのは仕方がないことです。
そういったときは、TAが早急に面談をおこなうようにしていますね。
勉強記録をメモして、TAと共有する仕組みがあるので、勉強のリズムが崩れたらTAがすぐに気づいて声掛けするんです。
プライベートな問題にしても、歳の近い大学生TAだからこそ寄り添えることは絶対あると思っています。
プロ講師は大学受験の戦い方や入試分析についての知識があり、私自身も参考書の著者(※)でもあることから、学習参考書に関する知識に長けています。
しかしその一方で、TAにはTAにしかできない手厚いサポートがある。プロ講師とTA、それぞれの役割を活かしつつ指導している点は大きなメリットだと考えています。
(※)大学入試 門脇渉の 英語[正誤問題]が面白いほど解ける本 / 大学入試 門脇渉の 英語[整序問題]が面白いほど解ける本
新サービスも検討!今までにない受験コーチングを多くの人に
ー今後の展開や体験授業についてご紹介ください。
門脇:英語を主とする、中学生向け自学支援サービス「Self Study for Teens」を近日中にリリースする予定です。
最近は、中学生の保護者の方からのお問い合わせが増えており、大学受験対策が早期化しているのを感じます。
なかでも、早いうちから本格的な英語学習を望む声を多く耳にします。学校での勉強だけでは物足りないと感じる、志の高い中学生が増えているんですね。
ただ、自学ではなにからどのように手をつけてよいかわからない。Self Study for Teensは、そんな中学生の自学の悩みに応えるサービスです。
海外では無料の学習用コンテンツがたくさん配信されているので、そういったコンテンツを大学生たちが集めて、中学生に紹介する内容になっています。
たとえば、当塾の東大生TAたちは高校時代にYouTubeのTED Talks(テッドトーク)などで最新のスピーチに触れて生の英語を学習しているのですが、中学生が自分で聞くにはハードルが高く、モチベーションも上がりづらいですよね。
そこで、大学生が無料配信コンテンツのガイドとして、自走できる環境づくりをサポートできればと思っています。
学校での勉強にとどまらず、中学生や高校生が自分から積極的に英語コンテンツに触れられるようになっていってほしいんです。
そんな自走できる中高生をサポートしながら、これからの時代の英語学習のあり方を積極的に発信していきますので、ご期待ください。
また、当塾では、正式受講前に科目の担当講師による無料体験授業をおこなっています。
勉強相談や受験応援キャンペーンもおこなっているので、お気軽にお問い合わせください。
ー最後に、読者の方へ一言メッセージをお願いします。
大北:塾に通っているのに成績が上がらない、よい参考書や授業を受けていてもテストの点数が伸びないなど、そういった生徒を今までたくさん見てきました。
やはり自主学習が正しくできていないとなかなか成績は上がらないので、日々の勉強管理は本当に大切なんです。
当塾は、授業の満足感だけに留まらず、学習習慣のサポートをしながら、しっかり短期間で成績を上げて、合格できるシステムになっているので、ご興味のある方はぜひ当塾をご検討いただけると幸いです。
当塾では、優秀な大学生が執筆している、受験に関する記事にも力を入れています。LINE公式アカウントや公式ホームページ内のブログで受験情報を無料で公開しているので、必見です。
門脇:大学入試の戦い方はひとつではありません。しかし、それを知っている指導者はほんの一握りです。
当塾には、生徒にとっての最適解、最適戦略を誰よりも熟知した経験豊富な講師が揃っています。私たちのこの想いが、多くの受験生に届いてほしいと願っています。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:オンライン大学受験指導 オプスタ